出典:藤本タツキ(著)チェンソーマン第141話
チェンソーマン第二部の第140話の中で、名前がバルエムの男性はデンジことチェンソーマンと短い会話をしました。
デンジはバルエムのことを全く知らないのですが、バルエムはデンジのことをよく知っています。
デンジが何を考えているのかをバルエムもある程度把握しています。
バルエムは謎の多いキャラクターですが、バルエムはウェポンズや世界平和チェンソーマン協会に関わる男であることがわかりました。
そしてバルエムは良からぬことを企んで、デンジに近づいていたことは間違いないのでしょう。
謎の多いバルエムはこれからもデンジに関わりますので、今回はバルエムについて考察してみたいと思います。
☆恐ろしい怪物
ウェポンズの一人、バルエムは非常に恐ろしい男です。
チェンソーマンはチートのような存在ですが、バルエムはデンジの天敵だとも言えます。
なぜならバルエムはデンジの弱みを攻められるからです。
チェンソーマン第二部の第140話の中で、バルエムは簡単にデンジの心を見抜きました。
どうしてバルエムがこのようなことができるのかはまだ判明されていませんが、この能力があれば、バルエムはデンジだけではなく、精神力が低い人間を簡単に支配できます。
支配の悪魔、ナユタも他人を支配できる能力を持っていますが、バルエムの方はもっと恐ろしいです。
バルエムは言葉だけでデンジの思考は乱されて、デンジは自分の目的や進む道などを完全に忘れてしまいました。
この能力があれば、世界平和チェンソーマン協会やウェポンズは更に巨大な組織になれます。
☆ウェポンズの一人
昔のバルエムはボムの悪魔、ソードマンやサムライソードと同じ、武器の悪魔の一人でした。
凶暴で黒色のチェンソーマンに討伐されて、復活したバルエムは今度特殊な組織、ウェポンズに入りました。
ウェポンズもまた謎の多い組織ですが、ウェポンズの中にはソードマンがいて、ウェポンズは世界平和チェンソーマン協会と共に行動することがわかりました。
ウェポンズに所属している一人だから、バルエムもデンジこと赤いチェンソーマンを求めていました。
ウェポンズの中の人間としてバルエムが何をしていたのかはまだ判明されていませんが、バルエムはウェポンズの中心となる人物だと考えられます。
まだ高校生であるソードマンと違って、バルエムは恐ろしい頭脳や推理力を持っています。
バルエムの能力があれば、バルエムが最後まで生き残ることが可能です。
出典:藤本タツキ(著)チェンソーマン第140話
☆ソードマンとの関係
バルエムだけではなく、ソードマンも組織ウェポンズの一人です。
同じ組織に所属している上に、バルエムは昔ソードマンと一緒に戦ったことがありますので、あの二人は仲がいいのです。
デンジことチェンソーマンがソードマンと戦った時に、バルエムも、ソードマンも討伐されましたが、それでもあの二人は復活しました。
そしてバルエムも、ソードマンも記憶を失っています。
同じ死に方を体験した二人が偶然に再会できたことはすごく不思議なのですが、バルエムやソードマンは今も深い繋がりを持っています。
これは単なる偶然だとは思えません。
何者かの意志によって、昔の武器の悪魔たちがもう一度集結したのだと思います。
チェンソーマンの世界には様々な組織が存在して、どの組織も別々の目的を持っていますが、もしウェポンズが悪いことを企んでいるのなら、彼らを止めるのは難しいのです。
☆デンジとの関係
バルエムはチェンソーマンに因縁のある人間です。
黒いチェンソーマンは昔のマキマの事件でバルエムを殺しました。
黒いチェンソーマンがあの場でバルエムを殺したおかげで、バルエムはマキマの奴隷になれず、無事に解放されました。
チェンソーマンのおかげでバルエムが解放されたのは確かなことですが、彼はデンジに特別な感情を抱いていません。
むしろ、バルエムは何かを企んでいます。
ソードマンのような純粋なものではなく、バルエムはデンジを利用しようと企んでいると思います。
チェンソーマンの世界で誰もがチェンソーマンを利用したいので、バルエムがデンジを狙っていてもおかしくないのですが、問題はどうして今に動き出したかということです。
ノストラダムスの大予言が迫っている今、公安も、飢餓の悪魔も対策をそれぞれの対策を用意しています。
公安も、飢餓の悪魔もデンジのリストラを求めていますが、バルエムは別の考えを持っているようです。
強い悪魔を討伐できるのはデンジだけなので、デンジが再び活躍できるのはいいことですが、ウェポンズやバルエムが公安と戦争をすれば、人間の世界はめちゃくちゃになります。
☆デンジの心
バルエムは恐ろしい男です。
バルエムが持つ優秀な頭脳はデンジが永遠に敵わないものです。
バルエムはデンジの友だちではないのに、公安の人間でもないのに、バルエムはデンジが何を考えているのかを簡単に見抜きました。
そしてデンジの考えや心の闇を見抜いた後、バルエムはすぐにその闇を利用しました。
デンジはチェンソーマンとして活躍してきましたが、それでも彼の心には深い闇があります。
それはデンジ自身が普通を求めていないことです。
デンジは必死で普通を受け入れようとしていましたが、頭がいかれているデンジが普通を受け入れられなかったのです。
この闇を見抜き、利用すれば、バルエムはデンジを動かせることができます。
今のバルエムはデンジと戦わなくても、デンジはもうベルエムの手に落ちたと言えます。
以上が今回の記事の内容でした、最後までご覧いただき、誠にありがとうございます。