出典:龍幸伸(著)ダンダダン第102話
「ダンダダン」第102話の中で、バモラはハンガがそばにいてくれたから、何の問題もなく元気な美少女に成長しました。
ハンガはバモラの生みの親ではないのですが、バモラは許可をもらえずに、勝手にハンガのことをお母さんだと決めていました。
ハンガだけではなく、アジャやトメもバモラの面倒を見てくれていましたが、バモラにとってお母さんはハンガだけです。
ハンガは性格や口が悪い女性ですが、ハンガは独特の魅力があるので、バモラがハンガを大好きになったのは当然なことです。
バモラが可愛らしい少女に成長したのはいいことですが、まだまだ多くの絶望が彼女を待っています。
それではこれから最新話の感想や考察をお届けいたします。
最新話感想
特殊な怪獣服だけではなく、バモラがいつも着ている服も彼女の物ではなかったのです。
服はバモラにすごく似合っていますが、その服はバモラが拾った物で、ハンガが用意した物ではありません。
服自体はすごくかわいかったからバモラは何も考えていなかったのですが、その服は捨てられた物ではなく、服の持ち主が死んだから服は廃墟の中に落ちていた可能性が非常に高いです。
デザインだけではありません、バモラが着ていた服はハンガやアジャたちが着ている物と大きな違いがあります。
戦闘の時や任務を受けている時、ハンガたちはシュメール人特有の戦闘服を着用しますので、通常の時に着る服は地味な物で、何の特殊効果もありません。
ですが、バモラが見つけた服は着用者の移動力を上げる効果があり、服はバモラの体を覆うようにフィットします。
異星人集団との戦争でシュメール人が得られる資源はどんどん減っていきましたので、バモラがこれほど優秀でかわいい服を見つけたのは本当に幸運です。
最新話徹底考察
☆鋭い勘を持つハンガ
口や態度が非常に悪いのですが、ハンガはどのシュメール人よりも鋭い勘を持っています。
異星人集団との長い戦争の中で、ハンガは女性の力だけでクソみたいな時代に生き残ることができました。
鋭い勘があれば、ハンガがアジャ、トメやバモラと一緒に生き残ることは可能ですが、部隊に加入していた時点で、ハンガは部隊の決定を優先しなければなりません。
たとえ部隊の決定に問題があったとしても、ハンガは従うしかありません。
部隊のリーダーらしき女性が次の行動を決めた時、鋭い勘を持つハンガはその行動にある問題に気づきました。
三千人が生きている情報を聞いた時、誰もがすごく嬉しかったのですが、どうしてこの情報が突然流れて来たのかは誰もが考えていませんでした。
戦争の時代に三千人の生存者が一つの場所にいるのはとても不思議なことで、敵も味方も全然気づかなかったはずはありません。
よく考えればこの情報に問題があることがわかりますが、誰もが興奮しすぎていたため、深く考えていませんでした。
そしてその結果、三千人を探すための部隊は罠に落ちて、大きな被害を受けました。
バモラやハンガたちはまだ生きていますが、異星人集団が一網打尽するチャンスを見過ごすわけがないのです。
これからバモラやハンガたちを見つけ出すために、異星人集団は更に多くの部下を捜索に使うのでしょう。
まだ生きているのは不幸中の幸いですが、本当の地獄はまだ始まっていません。
出典:龍幸伸(著)ダンダダン第102話
☆裏切りの前兆
考えたくないことですが、ハンガやバモラたちは味方に裏切られた可能性が高いです。
三千人の生存者が生きている情報はすごく魅力的な餌で、この情報を耳にすれば、ほとんどのシュメール人はこの餌に食いついてきます。
実際、この情報を聞いた後に、少しも興奮しなかったのはハンガだけです。
今回の任務を皆に伝えたリーダーらしき女性が裏切り者である可能性は非常に高いです。
任務を伝えた本人が裏切り者ならば、皆の動向や進むべきルートを把握するのは簡単なことです。
そして皆を一網打尽するチャンスを作るのも簡単なことです。
裏切りという行為は絶対に許されないのですが、圧倒的な強さを持つ敵との長い戦争の中で頭がおかしくなるのは仕方ないことです。
どれほど戦っても勝つ手段を見つけられない上に、見方はどんどん、どんどん失っていきますので、精神を保つのは非常に難しいことです。
元気少女のバモラは裏切り者が存在する可能性に気づかないのですが、ハンガならば既に気づいているのかもしれません。
☆地球の守り人
ダンダダンの中の地球人は異星人に対する武器や戦闘服などを作っていませんが、その代わりに地球の中には他の惑星よりも強い守り人がいます。
守り人は神様などではなく、幽霊や妖怪たちのことです。
異星人集団だけではありません、セルポ、シャコや地底人でも普通の人間よりも強いです。
ほとんどの人間は異星人の攻撃に耐えられないのですが、幽霊や妖怪たちは違います。
異星人がどれほどの武器や科学発明を持っていても、幽霊や妖怪を倒すのは難しいです。
ターボババア、邪視やカシマレイコ、この三つの妖怪は圧倒的な強さを持っていて、どの異星人でも攻略できないのです。
妖怪や幽霊がいれば、地球人はシュメール人のように異星人集団に侵略されることはないのですが、その代わりに守らなければならないルールがあります。
もし地球人がルールを守っていなければ、大変なことはすぐに起きます。
ナッツが奪われるとか、一週間呪われるとか、体が乗っ取られるとか、ルールを破った地球人は幽霊や妖怪のお仕置を受けます。
地球人が妖怪や幽霊に遭遇すれば必ずやばいことが起きますが、彼らが地球を守っているのは間違いないのです。
そしてどの異星人でも地球攻略に困っていることもまた事実です。
☆バモラの怪獣服のルーツ
ダンダダンの最新話、第102話の中で、今のバモラが愛用している怪獣服の作り方が判明しました。
異星人集団の中には名前がビッグママの異形が存在していて、その異形は人間を食った後、様々な武器を生み出します。
非常に気味が悪い異形ですが、その能力は厄介な物で、ビッグママが存在している限り、異星人集団が使える武器はどんどん増えていきます。
ビッグママは既に怪獣服を一個作ったのはわかりましたが、それが今のバモラが愛用している怪獣服なのかは判明されていません。
二つの怪獣服が同じ物なのかどうかはすごく気になります。
もし第102話の中で作られた怪獣服がバモラが使っている物なら最悪の未来にはならないです。
ですが、もしバモラが作っている怪獣服はまだ登場していないのなら、恐ろしい未来がバモラに訪れる可能性はあります。
なぜなら別物だとする場合、バモラが愛用している怪獣服はハンガ、アジャ、もしくはトメで作られた物である可能性があります。
そしてそれはバモラが同族を使っているのではなく、愛する者を使っていることになります。
バモラは可愛らしい元気な少女なので、彼女に愛する者を使って戦う苦しみを負わせたくありません。
出典:龍幸伸(著)ダンダダン第102話
☆恐ろしいビッグママ
人間を食べれば武器を作れる気味の悪い異形、ビッグママは異星人集団にとって最も重要な存在です。
異星人集団のメンバーたちの本体は弱々しい軟体生物で、特殊スーツがなければ、生きられません。
異星人集団は生きるためにビッグママの力が必要で、ビッグママが生きている限り、異星人集団は無限にスーツを作れます。
恐ろしいビッグママが先行部隊の一員ではなかったことは不幸中の幸いですが、ビッグママが生きていれば、異星人集団は消えません。
本来、高倉健や綾瀬桃たちは異星人集団のメンバーを倒し、ワープゲートを閉じれば、異星人集団を追い払えますが、ビッグママという厄介な生き物が存在している時点で、話はかわりました。
たとえ高倉健たちが見事に異星人集団のメンバーを倒し、ワープゲートを閉じたとしても、異星人たちはいつでも新しいスーツを調達できます。
そして新しいスーツを調達できれば、異星人集団のメンバーは何度も地球を攻められますので、地球人と異星人集団の戦いは永遠に続きます。
確実に異星人集団を追い払うために、高倉健や綾瀬桃たちはバモラと力を合わせて、ビッグママを倒す方法を急いで用意しなければなりません。
☆ビッグママを見つけた経緯
ビッグママが異星人集団のスーツを作っている張本人やビッグママは異星人集団にとって必要不可欠な存在であることはわかりましたが、異星人集団がどうやってビッグママを見つけたのが判明されていません。
異星人集団は全員が弱々しい軟体生物なので、彼らは惑星の侵略の途中にビッグママに出会った可能性は非常に低いです。
異星人集団が最も重要なビッグママに出会えた経緯について二つの可能性が考えられます。
一つ目の可能性、それはビッグママは異星人集団が開発した恐ろしい生き物であることです。
弱々しい軟体生物の姿では何もできないことを異星人集団は誰よりも知っているはずです。
完全な肉体を持っている異星人集団が生物的進化を遂げることは無理と言えますので、異星人集団は強くなるためにビッグママを開発したことはありえます。
実際、ビッグママが作ったスーツを着用しているから、異星人集団は惑星を侵略することに成功したのです。
二つ目の可能性、それはビッグママが他の侵略者が残した産物であることです。
異星人集団が他の惑星を侵略しまくっている理由はまだ判明されていませんが、弱い姿の時に他の種族から侵略を受けていなかったことは思えません。
いまでこそ異星人集団は侵略する側になりましたが、昔の彼らは侵略される側である可能性はあります。
そしてビッグママは元々別の種族の侵略兵器で、異星人集団は奇跡的侵略者を撃退した後、ビッグママを乗っ取った可能性もあります。
以上が今回の記事の内容でした、最後までご覧いただき、誠にありがとうございます。