出典:龍幸伸(著)ダンダダン第72話
ダンダダンに登場する美少女宇宙人のバモラは地球人の言葉がわからないので、時々自分の言葉、バモラ言葉で周りの地球人と話していたのです。
バモラの周りにいる地球人、高倉健や綾瀬桃達は当然バモラ言葉がわからなくて、コミュニケーションにすごく困っていました。
バモラ言葉は宇宙人専用の言葉に見えますが、実はバモラが使っているのは地球人の楔形、ウガリット文字だったのです。
謎だらけの女性ではありますが、バモラはすごく魅力的なキャラクターで、これからはもっと高倉健に深く関わります。
そのため、バモラ言葉を理解することで、バモラというキャラクターをさらに知ることができます。
今回はバモラ言葉について全部解釈しましたので、五つのパートに分けて、お届けしたいと思っています。
☆バモラ言葉第一パート
最初に紹介するのはバモラ言葉の第一パート、バモラが初めて喋る時です。
バモラが初めて喋ったのはダンダダンの第72話の時で、バモラが高倉健にキスをした後のところです。
高倉健が自分の運命の相手だと認識したバモラは目を覚ました後、高倉健にキスをしたのです。
高倉健にキスをしたことは悪いことではないのですが、そのキスシーンは綾瀬桃に見られたのです。
あの時の綾瀬桃は既に自分の気持ちに気づいているので、突然謎の女が高倉健にキスをしたことに、当然怒ります。
綾瀬桃自身は相当アグレッシブな女性で、彼女はすぐにバモラを蹴り飛ばしました。
そしてバモラが地面に倒れた後、綾瀬桃はバモラの体の上に乗ったのです。
その後、バモラは綾瀬桃の攻撃を防ぐと同時に、声を出して喋ったのです。
地球人の皆はバモラが何を言ったのかがわからないのですが、その内容はこうです。
あなたやめなさい、とバモラは綾瀬桃に言ったのです。
綾瀬桃は確かにバモラを殴ることに必死だったので、バモラが綾瀬桃にあなたやめなさいというのはありえます。
☆バモラ言葉第二パート
次に紹介するのはバモラ言葉の第二パートです。
第二パートは第一パートと同じ、ダンダダンの第72話の時です。
バモラの体の上に乗った後、綾瀬桃はバモラを殴ろうとしました。
そしてその時、綾瀬桃はバモラの後ろにある奇妙な怪獣服に気づいたのです。
つい先に綾瀬桃達は怪獣が現れたせいで大変な目に遭ったので、綾瀬桃は当然その怪獣の顔を覚えています。
怪獣の正体がバモラであることを知った途端、綾瀬桃は更に怒りました。
綾瀬桃にとってバモラは高倉健にキスをした者であり、自分を襲ってきた怪物でもあります。
そのため、綾瀬桃は自分の拳でバモラを成敗しようとしたのです。
近づいてくる綾瀬桃に、バモラは自分の顔面を守ろうとしながら自分の星の言葉を再び使いました。
なんでこんなことするの、とあの時のバモラは綾瀬桃にそう言ったのです。
自分を殴ろうとする者に対して、この質問をするのは当然なことです。
ですが、綾瀬桃は聞くつもりがない上に、何言っているのかがわからないので、攻撃を止めようとしなかった。
出典:龍幸伸(著)ダンダダン第73話
☆バモラ言葉第三パート
相当に短いのですが、ダンダダンの第73話の時に、バモラはバモラ言葉を使いました。
バモラが突然現れたことに、高倉健達は全員少々パニックをしましたが、全てが落ち着いた後、皆はたこ焼きパーティーを開きました。
そしてその時も、初めてたこ焼きを食べたバモラがたこ焼きのことが大好きになったのです。
大変な一日に遭いましたが、皆は平和な食事会を迎えることができました。
食事会が終わった後、円城寺仁や坂田金太は家の外に置いているバモラの怪獣服が非常に気になっています。
怪獣服をいじって、その中にも秘密があるのを知った時、円城寺仁は早速怪獣服を着てみたのです。
円城寺仁の行動に、驚いたバモラは円城寺仁に近づきながらバモラ言葉を使ったのです。
自分の大事な怪獣服を守るために、バモラは円城寺仁に、きちやだめと言いました。
怪獣服はバモラの最大の武器なので、誰にも着せたくないのは当然なことです。
☆バモラ言葉第四パート
次に紹介するのはバモラ言葉の第四パートです。
地球での生活に慣れてきたバモラがバモラ言葉を使う回数は確実に減りました。
そして地球の言葉も勉強し始めたので、バモラは非常に短い会話をすることができたのです。
ですが、ダンダダンの第80話の時、バモラは突然気に入っている高倉健に大事な話を伝えようとしたのです。
けつこんしてください、高倉健が五回目に離れようとした時、バモラは高倉健にこう言ったのです。
バモラは既に高倉健を結婚対象として決めましたが、二人の関係は基本的に進んでいません。
バモラは相当高倉健のことが好きですが、高倉健が好きなのは綾瀬桃の方です。
そのため、バモラがどれほど願っていても、高倉健は彼女の願いをかなえることができません。
出典:龍幸伸(著)ダンダダン第80話
☆バモラ言葉第五パート
最後に紹介するのはバモラ言葉の第五パートです。
第五パートは第四パートの時と同じ、ダンダダン第80話の時です。
高倉健にけつこんしてください、と言った後、バモラは続けて長いことを言いました。
高倉健は当然何言っているのかが理解できない上に、バモラが積極的すぎて高倉健は少々驚いていたので、全ての会話を聞かずに逃げてしまったのです。
そして高倉健がバモラの言葉が理解できなかったように、高倉健の告白もバモラは理解していないのです。
そのため、バモラから見れば、高倉健は突然逃げてしまったのです。
ついに自分の気持ちをはっきり伝えたことに、高倉健は間違いなく成長しましたが、もう少しバモラの話を聞いた方がよかったのです。
なぜならバモラはとても大事なことを言おうとしていたのです。
わたしにはやらなければいけないことがあります、おねがいします、バモラは高倉健にこう言ったのです。
この会話から、バモラにはある目的があって、その目的を果たすために結婚する必要があることがわかります。
バモラから逃げたことは悪いことではないのですが、もう少し聞いていれば、高倉健は何が起きているのかを知ることができます。
異星人集団が動き出した今、バモラの謎を早めに解く必要があります。
なぜなら、高倉健達は今の状況について何もわからないのです。
解釈した全てのせりふから、バモラはタメ口を使う綾瀬桃や上品な言葉を使う白鳥愛羅と違って、バモラは片言で話す宇宙人であることがわかります。
バモラは高倉健と結婚したかった綾瀬桃の恋のライバルなのですが、これからはストーリーにさらに深く関わるのは間違いないのです。
以上がダンダダンに登場した全てのバモラ言葉の解釈でした。
最後までご覧いただき、誠にありがとうございます。