出典:春場ねぎ(著)戦隊大失格第146話
「戦隊大失格」第146話の中で、グリーン部隊の従一位、翡翠かのんは因縁のある敵に再会しました。
今回の勝負は竜神戦隊と新戦隊の茶番なので、翡翠かのんは本気を出すつもりがなかったが、ジェネラルスリーの正体を知った時点で、全てが変わりました。
戦闘員の討伐だけなら翡翠かのんが本気を出さなくても余裕で完成できますが、怪人軍団幹部怪人の討伐なら、百戦錬磨の翡翠かのんでも本気を出すしかありません。
ジェネラルスリーの擬態は見事なものでしたが、彼女が怪人軍団幹部の能力をバンバン使ったせいで、翡翠かのんは彼女の正体に気づきました。
ジェネラルスリーは竜神戦隊が探し求めている混合怪人である上に、翡翠かのんに深い因縁のある幹部でもありますので、翡翠かのんは絶対にジェネラルスリーを見逃さないです。
ジェネラルスリーの正体を知った今、翡翠かのんはジェネラルスリーを殺せる口実を手に入れたので、翡翠かのんはその場でジェネラルスリーを殺そうとするはずです。
大勢の人間の前で殺人を行うのはやばいことですが、怪人軍団幹部を擁護してくれる人間はいないのでしょう。
それではこれから最新話の感想や徹底考察をお届けいたします。
最新話感想
遅かれ早かれ、新戦隊の中に怪人軍団幹部が存在することは世間に知られます。
戦闘員の討伐の結果がどうであれ、グリーン部隊の従一位、翡翠かのんはジェネラルスリーの正体をバラすはずです。
ジェネラルスリーが怪人軍団幹部の能力を使った時点で翡翠かのんは彼女の正体を気づいた上に、ジェネラルスリーは堂々と自分が怪人軍団幹部であることを認めたので、新戦隊がそれ以上彼女の正体を隠すのは無理です。
たとえ神具を持っている五人のドラゴンキーパーでも自由自在に瞬間移動をするのは無理なことなので、誰にとってもジェネラルスリーが怪人軍団幹部であることは明白です。
遅かれ早かれジェネラルスリーの正体は人々に知られますが、桜間日々輝の行動次第で新戦隊の存亡危機は回避できます。
もし桜間日々輝がテレビの前で自分の理想をうまく人々に伝えられれば、たとえ新戦隊の中に怪人軍団幹部がいても、人々は新戦隊を受け入れます。
新戦隊は竜神戦隊のような暴力的な組織ではなく、新戦隊は人間と怪人軍団幹部が一緒に暮らせる組織なので、新戦隊の中に怪人軍団幹部がいるのはそれほど珍しいことではありません。
現時点で怪人軍団幹部を受け入れていない人間は多数いますが、桜間日々輝が公衆の前で素晴らしい演説を仕上げれば、新戦隊の思想を受け入れてくれる人間は増えます。
最新話徹底考察
☆新戦隊と獅音海
うさぎ「卯」の怪人軍団幹部、ヤケコカブの特殊能力があれば、崩壊した怪人保護協会本部から生存者を全員救うことは可能です。
ヤケコカブの能力にどんな制限があるのかは判明されていませんが、混合怪人はヤケコカブの能力で遠い場所にいた桜間日々輝を救えました。
ヤケコカブの能力はとても優秀なものなので、全ての生存者を救うのは不可能なことではありません。
実際、桜間日々輝を含めて、新戦隊のメンバーはほとんど保護協会本部にいた生存者です。
レッド部隊の生存者、紅薊は無事で、新戦隊の一員になったのに、同じ戦場にいた獅音海が新戦隊にいないのは不思議なことです。
竜神戦隊と怪人保護協会が戦争をした時、紅薊は獅音海と一緒にとり「酉」の怪人軍団幹部、ペルトロラに挑んだので、混合怪人がヤケコカブの能力で紅薊を救えるのなら、獅音海も一緒に救えたはずです。
獅音海の現況はまだ判明されていませんが、おそらく混合怪人は獅音海を救えなかったのではなく、獅音海自身が新戦隊のことを拒絶したと考えられます。
新戦隊は獅音海と真逆な理想を持っています。
新戦隊は怪人と一緒に暮らせる世界を作りたいと思っていますが、獅音海は全ての怪人、怪人軍団幹部を殺したいと思っています。
紅薊は怪人と一緒に暮らす道を選びましたが、獅音海は怪人という生き物に凄まじい憎を抱いているので、彼が怪人と一緒に暮らすのは無理です。
出典:春場ねぎ(著)戦隊大失格第146話
☆薄久保天使の新たな力
戦隊大失格の最新話、第146話の中で、元グリーン部隊の隊員、薄久保天使は新たな力を使いました。
薄久保天使が使った力の正体は判明されていませんが、おそらくそれは怪人の力です。
薄久保天使自身の姿や外見は変わっていませんが、今の彼女は怪人の力を自由自在に使えます。
薄久保天使が使った力は彼女の母、怪人ユリメリダのものだと考えられます。
第146話の中で、薄久保天使が特殊な技を使う前に、彼女は先に右目を発動しました。
薄久保天使が先に右目を発動する理由、それはユリメリダが彼女の右目の中に潜んでいるからだと考えられます。
竜神戦隊と怪人保護協会の戦争が終わった後、ユリメリダは姿を消しましたが、薄久保薬師がいなければユリメリダは行くべき場所がないので、そのまま薄久保天使の右目に潜んでいたと考えられます。
ユリメリダが愛していた男、薄久保薬師は完全に死んでしまったので、怪人であるユリメリダはもう薄久保薬師には会えないのです。
ですが、ユリメリダの娘、薄久保天使はまだ生きている上に、薄久保天使は彼女なりの理想を持っているので、薄久保天使はユリメリダの力が必要です。
ユリメリダの力があれば、薄久保天使は確実に戦闘員Ⅾと一緒に戦えますので、母であるユリメリダが娘の頼みを断るはずがありません。
これからも薄久保天使は戦闘員Dのためにユリメリダの力を使うのでしょう。
☆戻ってくる藍染小町
元ブルー部隊の従一位、藍染小町はテレビで憎き敵、薄久保天使と戦闘員Dの姿を見たので、遅かれ早かれ藍染小町はあの二人を討伐しに行きます。
前ブルーキーパー、青嶋庄吾が亡くなった日から、藍染小町は壊れていました。
今の藍染小町は完全に自我を失い、復讐しか考えていない化け物になりました。
藍染小町にとって青嶋庄吾はとても大事なパートナーなので、彼の死を受け入れられない気持ちはわかります。
ですが、復讐に囚われている藍染小町は少しずつ破滅へ向かっています。
ブルー神具レプリカを持っていれば藍染小町の復讐は成功すると思いますが、竜神戦隊から離れた今、彼女はブルー神具レプリカを持っていないと思います。
ブルー神具レプリカがいなければ、藍染小町が薄久保天使や戦闘員Dに勝てるわけがありません。
これから藍染小町の心や体を救えるのは現ブルーキーパーの蒼馬圭介しかいません。
もし蒼馬圭介が藍染小町に時間をかけて、彼女の心を溶かせば、藍染小町が昔の姿に戻れる可能性はあります。
ですが、もし蒼馬圭介や竜神戦隊が完全に彼女のことを諦めてしまったのなら、彼女は間違いなく滅びます。
☆神具解放の力
新戦隊のジェネラルスリーが持つ神具のような武器は強力なものです。
戦隊大失格の中に登場する戦闘員は最下級の存在ですが、不死身を持つ彼らはほとんどの攻撃に耐えられます。
特殊な能力を持つ怪人軍団幹部でも、恐ろしい大怪人デスメシアでも戦闘員を殺せないのです。
戦闘員を確実に殺せる、もしくは戦闘員に深いダメージを与えられるのは神具だけです。
最強クラスの武器、神具は唯一戦闘員を殺せる武器で、戦闘員が神具からの攻撃を受ければ、たとえ死ななくても、肉体は破壊され、再生が遅れます。
新戦隊の幹部、ジェネラルスリーが「神具解放」と言った時、戦闘員Dは自分の耳を疑いましたが、結果を見れば、ジェネラルスリーが持っている武器は非常に神具に近いものです。
戦隊大失格の最新話、第146話の中で戦闘員Dは信じられないほどのダメージを受けて、再生の速度も非常に遅いので、ジェネラルスリーが持っている武器は神具関連のものだと考えられます。
鈴桐六子が姿を消した時から新たな神具を作るのは不可能ですが、怪人保護協会やレッドキーパーが持つ情報と知恵を合わせれば、神具に似ているものを作るのは不可能ではありません。
☆怪人軍団幹部の感情
特殊な生き物、怪人軍団幹部たちが持っている感情はとても不思議なものです。
立場上怪人軍団幹部たちは仲間、家族のような関係なのに、幹部たちはお互いのことをどうでもいいと思っています。
うま「午」の怪人軍団幹部、フワリポンが目の前で殺された時、混合怪人は何とも思わなかったです。
怪人側にいるのに、竜神戦隊と怪人保護協会の戦争であっさり戦場から逃げて、全力を出さなかったことに混合怪人は何も思わなかったです。
立場上とり「酉」の怪人軍団幹部、ペルトロラは味方、家族のようなものなのに、混合怪人は生き残っているペルトロラではなく、人間である桜間日々輝を選びました。
様々な事例から怪人軍団幹部たちは利己主義や合理主義な生きものたちだと誰もが思いますが、混合怪人は新戦隊のメンバーと仲良く過ごしています。
同族とは仲良く過ごせないのに、混合怪人は新戦隊のメンバーたち、人間と一年半以上過ごし続けていました。
混合怪人がここまで変わったのは新戦隊の影響なのか、それとも怪人軍団幹部たちが本当に一緒に暮らせないほどの最悪な生きものなのか、この質問の答えがとても興味深いです。
以上が今回の記事の内容でした、最後までご覧いただき、誠にありがとうございます。