出典:龍幸伸(著)ダンダダン第152話
「ダンダダン」第152話の感想と5つの徹底考察!最新話の第152話に描かれた伏線や気になる描写も一緒に紹介していきます!
「ダンダダン」第152話の中で、金の玉を奪い返した高倉健は頭間雲児と異常に激しい戦いをしました。
高倉健は呪いの力や螺旋の力を持っている強者ですが、それでもメルヘンカルタは高倉健の攻撃にほとんど対応できました。
本来、傘を何度も開いていた頭間雲児はもう戦えないはずですが、メルヘンカルタの能力によって頭間雲児は最悪の兵器となりました。
メルヘンカルタの無茶な戦い方で頭間雲児の体が強烈な痛みを受けているのは悲しい事実ですが、結果だけ見ればメルヘンカルタの能力と頭間雲児の相性はすごくいいです。
高倉健やターボババアが邪魔しなかったら、メルヘンカルタは余裕で呪行李や現実世界を壊せたのでしょう。
高倉健が必死で戦ってくれたから、皆は一時的にメルヘンカルタの行動を止められて、最悪な未来は訪れませんでした。
全力の一撃で頭間雲児は完全に意識を失いましたが、高倉健は彼の勇気で今回の危機を見事に乗り越えました。
これで、生き残っている敵は最恐最悪の悪魔、メルヘンカルタだけです。
高倉健は確かに金の玉を奪い返しましたが、頭間雲児との一戦で高倉健は全力を二回も使ったので、メルヘンカルタはターボババアに任せるしかありません。
ターボババアが用意する策がメルヘンカルタを上回れば、全ての人間が生き残って、呪行李から脱出することが可能です。
ですが、もしメルヘンカルタの方がターボババアを上回れば、メルヘンカルタの討伐、封印は更に難しくなります。
それではこれから最新話の感想や最新話徹底考察をお届けいたします。
最新話感想
高倉健が一人で金の玉を奪い返して、一人で頭間雲児を倒すのはとても難しいことですが、それでもターボババアは彼に力を貸さずに、学級委員長に連絡しに行きました。
ターボババアがどこにいるのか、ターボババアが何を話すのかはまだ判明されていませんが、誰かを呼びに行ったのは正解です。
メルヘンカルタは厄介な能力を持つ敵で、たとえ高倉健が勝ったとしても、全員が呪行李から脱出できる保証はありません。
呪行李の中に強靭な肉体を持つ不良たちはたくさんいますので、アンブレボーイや頭間雲児がいなくても、メルヘンカルタの方が勝算は高いです。
高倉健、綾瀬桃、頭間雲児や他の不良たちが呪行李から脱出するために、ターボババアたちが味方を必要とするのは当然のことですが、どうして学級委員長に連絡したのかが大きな疑問です。
ターボババアは最初から呪行李のことを知っていたので、必要であれば、ターボババアは他の人間に連絡できたのです。
白鳥愛羅や円城寺仁など、ターボババアが戦闘経験のある人間たちを選ばず、学級委員長の佐脇凛を選んだことに理由があるはずです。
ターボババアが学級委員長に連絡したかった理由について二つの可能性が考えられます。
一つ目の可能性、それはターボババアが学級委員長の歌の力を使いたいことです。
学級委員長はまだ呪いの力を得ていませんが、彼女の歌は素晴らしいもので、特殊な力があります。
他のものを乗っ取る力を持っている以上、メルヘンカルタを接近戦闘で討伐するのは難しいので、ターボババアは別の方法でメルヘンカルタを押さえるしかありません。
実際の戦闘で学級委員長は何の役にも立ちませんが、川番河舞と一緒に力を合わせれば、歌で奇跡を起こせる可能性はあります。
二つ目の可能性、それは外側から呪行李を攻略することです。
メルヘンカルタが呪行李を乗っ取っている以上、内側からメルヘンカルタを押さえるのは難しいです。
金の玉を持っていても、高倉健は結局全力を二回しか使えないので、メルヘンカルタが隠し続ければ、高倉健は永遠に勝てません。
ターボババアは当然このようなことを知っているので、ターボババアは既に学級委員長を通して外側から何かを進めている可能性はあります。
不幸中の幸い、ターボババアは呪行李やメルヘンカルタのことをよく知っているので、学級委員長一人だけでも皆を救えます。
最新話徹底考察
☆アンブレボーイとメルヘンカルタ
メルヘンカルタのせいで頭間雲児の精神や肉体が強烈な痛みを受けたのは事実ですが、結果だけを見れば、メルヘンカルタはアンブレボーイの能力を非常にうまく操っていました。
メルヘンカルタが能力で何かを乗っ取って、その何かで戦うのは久々のはずですが、それでもメルヘンカルタは信じられないほどの戦績をあげました。
メルヘンカルタがもう少し慎重に戦っていれば、メルヘンカルタは高倉健に勝てたのです。
メルヘンカルタが久々の戦いでいきなりアンブレボーイの能力を全部発揮できたのはあり得ないことなので、メルヘンカルタがここまでアンブレボーイの能力を使えたのは不思議なことです。
一つ目の可能性、それはメルヘンカルタが呪行李を通して頭間雲児の戦いを見ていたということです。
呪行李を乗っ取った時から、メルヘンカルタは呪行李の最高責任者になったので、どこかでずっと人間たちを監視していたとしてもおかしくありません。
この特殊な世界にメルヘンカルタが住んでいるのを頭間雲児は知らなかったので、頭間雲児はアンブレボーイの能力で一週間ほど戦っていました。
頭間雲児が戦っている間にメルヘンカルタが何をしているのかは判明されていませんが、もしメルヘンカルタがずっと頭間雲児を監視していたのなら、メルヘンカルタがアンブレボーイの能力をうまく使えるの当然のことです。
二つ目の可能性、それはメルヘンカルタが元々アンブレボーイのことを知っていることです。
ターボババアと同じく、メルヘンカルタはアンブレボーイの能力だけではなく、アンブレボーイの名前も知っていました。
ダンダダンの世界には様々な妖怪、幽霊や悪魔が存在しているので、メルヘンカルタが偶々アンブレボーイを知っているとは考えられません。
高倉健と戦った時、メルヘンカルタはアンブレボーイが勝てると強く信じていたので、この行動からメルヘンカルタはターボババアと同じ、元々アンブレボーイを知っていると考えられます。
メルヘンカルタやターボババアは昔同じ陣営で何かと戦ったことがあるようなので、メルヘンカルタがその時にアンブレボーイの全力を知ったとしてもおかしくありません。
実際、メルヘンカルタは今もターボババアの力や戦い方を覚えています。
出典:龍幸伸(著)ダンダダン第152話
☆メルヘンカルタの脱走劇
いくつかの偶然が重なった結果、メルヘンカルタは呪行李の中で最高の駒を見つけました。
最高の駒、頭間雲児をうまく利用すれば、呪行李や現実世界をめちゃくちゃにするのは余裕なのでしょう。
あと一歩でメルヘンカルタの野望は叶えられますが、高倉健やターボババアのせいで頭間雲児は気絶して、戦闘不能になりました。
頭間雲児は完全に意識を失っているので、メルヘンカルタはもう頭間雲児を使えないのでしょう。
開始早々に頭間雲児を失ったのは大きな損失で、これからメルヘンカルタは自力で脱出する、もしくは他の人間を乗っ取るしかありません。
メルヘンカルタは呪行李から脱出したいと強く思っているはずなので、これからメルヘンカルタは更にやばい何かを仕掛けてくるのでしょう。
これからメルヘンカルタが取る行動について二つの可能性が考えられます。
一つ目の可能性、それはセルポ、もしくは高倉健を乗っ取りに行くことです。
頭間雲児を失ったのは大きな損失ですが、メルヘンカルタが使える駒はまだまだ残っています。
人間である不良たちや警察官は大した戦力にはなれませんが、セルポと高倉健は違います。
メルヘンカルタが超能力を持つセルポ、もしくは呪いの力や螺旋の力を持つ高倉健を乗っ取れば、世界を壊すことはまだ可能です。
二つの可能性、それは自力で人間たちを倒すことです。
乗っ取るものがいなくなったとしても、メルヘンカルタが人間たちを倒すのは簡単なことです。
メルヘンカルタは巨大な肉体を持つ悪魔なので、メルヘンカルタがその触手みたいな腕で人間たちを叩き潰すのは簡単なのでしょう。
金の玉を奪い返したとしても、高倉健はもう戦えないので、メルヘンカルタが必死で人間たちを襲えば、最後の勝者になれます。
☆謎の人物と呪行李
たくさんの人間が呪行李に入って、呪行李の中でいろいろな事件が起きましたが、まだ登場していない重要なキャラクターがいます。
高倉健が金の玉を奪い返して、頭間雲児を倒したとしても、頭間雲児に道を指してくれた謎の人物はまだ登場していません。
謎の人物は呪行李の破壊を強く望んでいるので、謎の人物はいずれ呪行李の中へ入るのでしょう。
謎の人物は呪物や金の玉などのことをよく知っているので、謎の人物が呪行李の中へ入る時、戦況は大きく変わります。
メルヘンカルタが手に入れた最強兵器、頭間雲児が高倉健に倒された今、メルヘンカルタに残されている道は僅かしか残っていません。
長年呪行李の中に封印されていたメルヘンカルタは脱出したいと強く思っているはずなので、これくらいのことで敗北を認めるはずがありません。
呪行李から脱出するために、これからメルヘンカルタは何かを仕掛けてくるのでしょう。
賢くて狡猾なメルヘンカルタならば何かしらの策を用意するのは簡単なことですが、メルヘンカルタが戦っている時にターボババアは何かを進めていました。
高倉健と頭間雲児の戦いが終わったとしても、ターボババアはまだ現場に戻っていません。
ターボババアがどこへ行ったのかはまだ判明されていませんが、ターボババアはメルヘンカルタや呪行李のことをよく知っているので、これからのターボババアの行動によりメルヘンカルタの策が崩壊する可能性はあります。
これからはターボババアとメルヘンカルタの勝負になりますが、もし謎の人物がメルヘンカルタの味方ならば、ターボババアたちはいずれ負けます。
逆に、もし謎の人物がメルヘンカルタの敵であれば、これからメルヘンカルタが何をしてもターボババアたちは勝ちます。
謎の人物はまだ動いていませんが、既にどこかで呪行李のことを観察していると思います。
☆宇宙人と呪行李
特殊呪物、呪行李の中にはある特殊なルールが存在しています。
高倉健の金の玉を持っていなければ、呪行李の中にいる人間たちはどんな力も発揮できません。
ターボババアの力でも、アンブレボーイの力でも、綾瀬桃の超能力でも、金の玉がなければ、どんな人間も素手で戦うしかありません。
呪行李は強力な妖怪、幽霊や悪魔を封印するための箱なので、このようなルールが存在していてもおかしくありません。
呪行李へ入った途端、全ての人間はこのルールの影響を受けますが、宇宙人はそのルールの影響を受けないのです。
呪行李の中へ入ったとしても、宇宙人のセルポはその特殊な力を自由自在に使っていました。
セルポが能力を使えるのは不幸中の幸いで、高倉健が頭間雲児を倒せたのはセルポのおかげです。
セルポの協力がなければ、高倉健が空中戦で頭間雲児を上回るのはとても難しいです。
セルポが能力を使えたのはいいことですが、ここで一つの仮説が立てられます。
それは呪行李のルールは宇宙人に適応しないことです。
これは非常に厄介なことで、もし呪行李のルールが宇宙人に適応するのであれば、これから高倉健たちは呪行李で宇宙人を封印できますが、宇宙人が自由自在に能力を使えた今、呪行李は宇宙人を封印できないと考えられます。
セルポが手に入れた情報で、サンジェルマン伯爵が深淵の者と手を組んだことが分かったので、これから更に大きな宇宙戦争が起きる可能性は高いです。
呪行李を使えれば、高倉健たちは強い宇宙人、強い深淵の者を封印できますが、呪行李が使えないのなら、高倉健たちは最初から最後まで全力で戦うしかありません。
☆高倉健と金の玉
苦労しましたが、高倉健はついに自分の金の玉を奪い返しました。
これはとてもいいお知らせですが、高倉健は全力を二回使ったので、金の玉を持っていても、もう戦えないのです。
深淵の者との戦争で高倉健は確かに金の玉を一個回収できたので、今高倉健は金の玉を二つ持っています。
高倉健が無事に金の玉を奪い返して、頭間雲児を倒したのはいいことですが、ここで一つ大きな疑問があります。
高倉健は元々金の玉を一個持っているのに、どうして最初から変身しなかったのでしょうか。
深淵の者との戦争以来、高倉健の金の玉が奪われた描写がなかったので、高倉健が元々持っている金の玉は失っていないはずです。
元々金の玉を一個持っているのに、それでも高倉健は変身しなかったです。
メルヘンカルタが現れた時も、綾瀬桃が攻撃された時も、高倉健は変身しなかったです。
高倉健が心配で金の玉のことを忘れてしまった可能性はありますが、ターボババアがそれほど重要なことを忘れるはずがありません。
ターボババアは呪行李やメルヘンカルタの恐ろしさをよく知っているので、高倉健の変身がなければ絶対に勝てないことをターボババアが知らないはずがありません。
そこで、高倉健は変身しなかったのではなく、変身できなかったと考えられます。
高倉健が呪行李の中に変身できなかった理由について一つの可能性が考えられます。
それは金の玉が元の場所へ戻れば、呪物という特徴を失うということです。
誰もが高倉健の金の玉を欲しがっているのは金の玉自体が欲しいのではなく、金の玉は霊力の高い呪物だから皆は欲しがっていました。
金の玉は霊力の高い呪物だから人間が触れば霊力が覚醒し、宇宙人が手に入れれば最高の動力源を手に入れます。
金の玉が霊力の高い呪物であることは知られていますが、元の場所へ戻れば、金の玉がどうなるのかは判明していません。
金の玉が元の場所、高倉健の体に戻れば、呪物である特徴は失い、普通の金の玉に戻ると考えられます。
これはただの仮説ですが、もし金の玉がどんな時も霊力の高い呪物ならば、深淵の者たちやセルポは金の玉を取り出す必要がなかったのです。
高倉健を気絶させて、高倉健をそのまま利用すれば、セルポや深淵の者たちが特殊な機材を使う必要がなかったのです。
高倉健は呪いの力や螺旋の力を使える強者ですが、戦闘で彼を気絶させることは可能です。
深淵の者が高倉健をそのまま利用しなかった上に、セルポの機械を使った事実から、呪物である金の玉は特殊な方法でしか取れないと考えられます。
特殊な方法で取り出せば、金の玉は霊力の高い呪物になります。
逆に特殊な方法で元の場所へ戻したのなら、金の玉は普通の玉に戻ります。
高倉健の金の玉がどうなっているのかはターボババアしか知らないのですが、金の玉が元の姿に戻ってしまったのが正しければ、高倉健が変身しなかったことは説明できます。
以上が今回の記事の内容でした、最後までご覧いただき、誠にありがとうございます。











