考察タイム

 

 

 

「ダンダダン」團曼羅、ある家族の幸せを壊した残虐なゲーム!

出典:龍幸伸(著)ダンダダン第135話

 

 

「ダンダダン」第135話の中で、綾瀬桃は名前が團曼羅のゲームに吸い込まれました。

 

團曼羅は非常に特殊なゲームで、中に吸い込まれたら、ある特殊な世界に突入します。

 

別の世界で冒険したいとは思っていませんが、それでも綾瀬桃は体を支配できず、團曼羅に吸い込まれました。

 

團曼羅のことを綾瀬桃はまだ把握していませんが、実は綾瀬桃が着いた時から團曼羅はずっと綾瀬桃に声をかけていました。

 

團曼羅はゲームなので、プレイヤーである綾瀬桃にルールや説明などを伝えたかったのでしょう。

 

ゲームだとは言え、團曼羅の中には美味しそうな食べ物がたくさん存在している上に、綺麗な場所や奇妙な生き物も多く存在しています。

 

團曼羅は一見楽しそうな場所ですが、團曼羅は既にある家族の幸せを潰したので、團曼羅は人間が近づいてはいけないゲームです。

 

團曼羅が綾瀬桃を吸い込んでしまった時点で、團曼羅は高倉健や綾瀬桃に深く関わりますので、今回は團曼羅について考察してみたいと思います。

 

 

☆全ての始まり

 

ある父親は息子の誕生日プレゼントのために、骨董品屋で古くて立派な箱を見つけました。

 

箱は本当に綺麗で、中身を確認した後、その父親は何かに呼ばれている気がしました。

 

箱に一目惚れして、箱に呼ばれた気がしたから、父親はその箱を買って、家に戻った後息子に渡しました。

 

綺麗な誕生日プレゼントだったので、息子は当然嬉しそうに箱を開きますが、それはパンドラの箱でした。

 

息子は綺麗な箱、團曼羅に吸い込まれた後、奇妙な世界に突入して、何十年もその世界で暮らしていました。

 

これが全ての始まりです。

 

幸せな誕生日になるはずでしたが、箱のせいで息子は誰もが想像できないほどの辛い生活を過ごしていました。

 

自分の息子を化け物が存在するような世界へ送りたい親は存在しないので、親は悪くないのです。

 

悪くないのですが、疑問に思った部分が一つあります。

 

それは團曼羅がどんな目的で父親に声をかけたかということです。

 

團曼羅がどんな目的で声をかけたのかによって、現プレイヤーである綾瀬桃が迎える結末はわかれます。

 

もし團曼羅がプレイヤーを求めているだけなら、綾瀬桃がクリアすれば脱出できるはずです。

 

ですが、もし團曼羅はある目的(生贄が必要、何かの封印を解く、ある種族を守る、ある襲撃から逃げるなど)があるなら、綾瀬桃がクリアしても脱出できない可能性はあります。

 

 

☆團曼羅の正体

 

綾瀬桃は團曼羅に吸い込まれていたので、高倉健は当然非常に心配しているのでしょう。

 

今は綾瀬桃を救出するのが最優先で、すぐに行動しなければならないのですが、團曼羅の正体を調べるのもとても重要です。

 

残虐なゲーム、團曼羅の正体について一つの可能性が考えられます。

 

團曼羅は地球人が楽しむためのゲームではなく、團曼羅は地球人が訓練するために存在するミュレーションゲームだと考えられます。

 

團曼羅の中には恐ろしい化け物がたくさん存在しているので、普通の人間がクリアできるはずがないのですが、呪いの力を持っていれば話が変わります。

 

團曼羅の中にいる化け物たちは皆呪いの力で退治できるので、呪いの力があれば一人だけでも余裕でクリアできます。

 

実際、呪いの力をマスターした頭間雲児は一人だけで多くの化け物を退治しました。

 

呪いの力が発揮した威力から、團曼羅は人間でもクリアできるのがわかります。

 

信じられないかもしれませんが、ダンダダンの世界にある人間たちは宇宙人との戦争に備えているので、優秀な軍団を作るために国々が團曼羅を作ったと考えられます。

 

 

「ダンダダン」團曼羅、ある家族の幸せを壊した残虐なゲーム!

出典:龍幸伸(著)ダンダダン第135話

 

 

☆若者しか入れゲーム

 

不思議に聞こえますが、團曼羅は若者しか入れないゲームです。

 

頭間雲児に助言をくれた謎の人物も、子供おじさんの両親も皆團曼羅に入れなかったです。

 

謎の人物と子供おじさんの両親に一つの共通点があります、それは皆が成人であることです。

 

ダンダダン第137話の中で、頭間雲児はある重要な情報を綾瀬桃に伝えました。

 

それは助言をくれた人物は團曼羅に入れないことです。

 

その人物の正体はまだ判明されていませんが、その人物が大人であることはほぼ間違いないのです。

 

謎の人物の他に、子供おじさんの両親も入れなかったのです

 

可愛い息子が急に消えてしまったので、心配しない、焦らない親は存在しません。

 

子供おじさんが消えた後、両親は何度も入ろうとしたはずです。

 

子供が急に消えてしまったので、冷静にその事実を無視できるわけがありません。

 

両親は何度も入ろうとしましたが、結果的に子供おじさんはずっと一人で暮らしていました。

 

どうして成人が入れないのかは判明されていませんが、とにかく子供おじさんが外に出れたのは不幸中の幸いです。

 

 

☆謎の人物の狙い

 

元気ギャルが子供おじさんと入れ替わった後、頭間雲児は元気ギャルのために團曼羅の世界へ入る方法を探していました。

 

頭間雲児はとても優しい男なので、彼は友達のために何でもします。

 

探している間に、頭間雲児はある謎の人物から金の玉は世界を壊せるという情報を手に入れました。

 

とても怪しい情報ですが、頭間雲児は確かに金の玉を通して、呪いの力を得て、化け物を退治していました。

 

呪いの力が化け物を退治する最適な方法だとはわかりましたが、まだまだ世界を壊せる未来が見えません。

 

ダンダダン第136話の中で頭間雲児は呪いの力を使って、鎧巨人を余裕で倒しましたが、それはチート級ほどの力ではなかったのです。

 

呪いの力があっても、團曼羅を壊すのにはまだまだ足りないのです。

 

謎の人物はこのことを知っているはずなので、その人物は別のことを狙っていると考えられます。

 

謎の人物が言ってた團曼羅を壊す意味について一つの可能性が考えられます。

 

それは金の玉を二つ合わせることです。

 

偶然なのか、必然なのか、二つの金の玉は今とても近い場所にあります。

 

高倉健はまだ行動していませんが、遅かれ早かれ高倉健は綾瀬桃のために團曼羅の中へ突入しますので、二つの金の玉はいずれ一つになります。

 

もし金の玉が本当に世界を壊せるほどの力を持っているのなら、その時に何かが起きるはずです。

 

金の玉は結局ターボババアの霊力に包まれているので、二つを合した時に、ターボババアの全ての力を受け継げる可能性はあります。

 

そうなれば、一時的にパワーアップした高倉健が世界を壊せるのかもしれません。

 

 

☆ヘルメットの仕事

 

おじいさんに成長した子供も、元気ギャルも、頭間雲児も、綾瀬桃も、皆團曼羅の中に入った後、特殊なヘルメットを着ていました。

 

ヘルメットのことはまだ判明されていませんが、ヘルメットはプレイヤーを認識するための道具だと考えられます。

 

團曼羅はゲームだから、当然クリアするためのプレイヤーが存在します。

 

ほとんどのゲームと同じく、團曼羅の中には元々たくさんの生き物が存在していたので、誰がプレイヤーなのかはわかりづらいです。

 

ですが、もしヘルメットを着けている者がプレイヤーになるように設定していれば、どんな時でもプレイヤーが誰なのかがわかります。

 

そして外にいる外野はいつでもプレイヤーの居場所がわかります。

 

頭間雲児についている不良たちが彼を見失ったのはこの理由だと考えられます。

 

頭間雲児はいつもヘルメットを外しているので、彼のこの行動でゲームは彼を認識できなかった可能性があります。

 

 

「ダンダダン」團曼羅、ある家族の幸せを壊した残虐なゲーム!

出典:龍幸伸(著)ダンダダン第135話

 

 

☆食べ物の正体

 

團曼羅はゲームの世界なのに、中には美味しそうな食べ物がたくさん存在します。

 

非常に不思議なことですが、團曼羅はサバイバルゲームなので、食糧が置かれているのは理解できます。

 

ただ、それが現実の食べ物なのかどうかは大きな疑問です。

 

團曼羅の中にある食べ物の正体について二つの可能性が考えられます。

 

一つ目の可能性、それは食糧が全部偽物であることです。

 

本物の食べ物がここまで長く存在することはありえません。

 

ですが、もしプレイヤーの頭の上につけているヘルメットが何かの機能を働かせ、食えないものを食えるようにしたのなら、食糧の問題は解決されます。

 

食べ物がうまいと思ったのもヘルメットが起動しているからだと考えられます。

 

二つ目の可能性、それは團曼羅が勝手に増殖していたことです。

 

子供おじさんが消えた後、彼の両親はたくさんの食べ物を中に入れた可能性はあります。

 

子供が急に消えてしまったので、両親が彼のためにたくさんの食べ物を入れ込んでいた可能性は十分あります。

 

ダンダダン第135話の食べ物の写真を見れば、全ての食べ物がお菓子系だということがわかりました。

 

これはおそらく子供おじさんが甘いもの好きだからだと考えられます。

 

当然、両親が毎日食べ物を入れ込んでいたとは思えませんが、もし團曼羅が勝手に食糧を増殖していれば、中にいる子供おじさんは必要な食糧を毎日得られます。

 

 

☆團曼羅がもたらす影響

 

團曼羅は人々を不幸にするゲームです。

 

元気ギャル、頭間雲児や綾瀬桃への影響は少ないのですが、團曼羅は子供おじさん一家の幸せを潰しました。

 

元々は幸せな家族になれたのに、團曼羅のせいで全てが狂ってしまいました。

 

團曼羅の中にはいろいろな化け物が存在していても、綾瀬桃、高倉健、頼れる仲間たちや頭間雲児がいれば、遅かれ早かれ團曼羅を無事にクリアすることが可能です。

 

團曼羅をクリアした時、子供おじさんがどんな未来を迎えるのかが大きな疑問です。

 

子供おじさんが迎える未来について三つの可能性が考えられます。

 

一つ目の可能性、それはハッピーエンドを迎えることです。

 

子供おじさんにとってのハッピーエンドは昔に戻ることより、両親に再会することです。

 

もし子供おじさんの両親が生きていれば、綾瀬星子が持つコネは必ず両親のことを見つけられます。

 

今はまだ再会する時ではありませんが、全員が生きていれば遅かれ早かれ皆は再会します。

 

二つ目の可能性、それはバッドエンドを迎えることです。

 

子供おじさんにとってのバッドエンドは当然、両親を亡くすことです。

 

もし両親が既に亡くなったのなら、子供おじさんは正真正銘独りぼっちになります。

 

今の子供おじさんが時間に適応するのはとても難しいことなので、綾瀬星子の力があっても何も変わらない可能性はあります。

 

三つ目の可能性、それは新たな未来が現れることです。

 

これは子供おじさんにとって最も幸せな未来です。

 

もし團曼羅をクリアした後、子供おじさんが過去へ戻れるのなら、彼は失った時間や青春などを取り戻せます。

 

以上が今回の記事の内容でした、最後までご覧いただき、誠にありがとうございます。