考察タイム

「キングダム」羌瘣、初期から飛信隊を支え続けている一員!羌瘣のおかげで飛信隊は数々の危機を乗りこえられましたが、中華はまだ彼女のことを知りません!

 

 

 

「キングダム」羌瘣、初期から飛信隊を支え続けている一員!

出典:原泰久(著)キングダム第772話

 

 

キングダムの中に登場する羌瘣は飛信隊にとって非常に重要な一員です。

 

秦国の中には様々な軍隊が存在しますが、飛信隊は初期から最前線で活躍する軍隊で、羌瘣は飛信隊と共に多くの戦場に突入していました。

 

最初の頃、羌瘣は非常に話しにくい女性で、戦場のことは彼女にとってどうでもいいことでしたが、今は全然違います。

 

いろいろなことがありましたが、今の羌瘣にとって飛信隊や飛信隊の将軍、李信はとても重要なもので、飛信隊や李信のためならば羌瘣は何でもします。

 

羌瘣は女性ですが、飛信隊にいる間に、彼女は飛信隊のために凄まじい功績をあげ続けていました。

 

本来、これほどの功績をあげた羌瘣は中華の超有名人になれるはずですが、中華において彼女のことを知る人間は少ないのです。

 

中華において、今は李信の方が圧倒的に有名ですが、羌瘣はこれからも活躍し続けますので、今回は羌瘣について考察してみたいと思います。

 

 

☆蚩尤の一人                              

 

飛信隊のために数々の功績をあげ続けている羌瘣は伝説の一族、蚩尤の人間です。

 

キングダムの世界には暗殺専門のグループが多く存在していて、その中で最も恐れられている、最も長い歴史を持っているのが蚩尤です。

 

蚩尤は“闇の世界”で千年前からずっと恐れられていた幻の一族です。

 

蚩尤になれるのは少女だけで、蚩尤という称号を得るために、少女たちは無限の殺戮をしなければなりません。

 

無限の殺戮の中に淘汰される少女たちは弱者で、彼女たちは何も得られず殺されますが、殺戮を乗りこえられた少女は蚩尤になります。

 

蚩尤になっても大したメリットはないのですが、それでもこの祭という殺戮はずっと続いていました。

 

蚩尤という称号を持っていても実際何も得られないので、羌瘣は憎き相手に復讐した後、羌瘣は蚩尤のことを捨てて、飛信隊の一員として新たな人生を歩みました。

 

飛信隊の一員として生きるのは正解な判断で、羌瘣は飛信隊に戻ったから、彼女は劇的な変化を迎えて、今は比較的幸せな人生を過ごしています。

 

蚩尤という称号を得たのは羌瘣だけではなく、飛信隊の羌礼もまた蚩尤の一人です。

 

羌瘣と同じく、羌礼も殺戮で人生が狂いましたが、飛信隊が彼女を受け入れたから、羌礼は新たな人生を手に入れられました。

 

そして羌礼は羌瘣と同じで、飛信隊の中で彼女のことに惚れている隊員がいました。

 

 

☆中華に知られていない化け物

 

飛信隊にいる間に、羌瘣は飛信隊のために数々の功績をあげていましたが、それでも彼女は中華に知られていない化け物です。

 

なぜなら羌瘣はいつも有名な大将を殺すのではなく、飛信隊を率いることに集中していたので、多くの将軍を討伐した李信の方が比較的有名です。

 

戦場において羌瘣は恐ろしい化け物ですが、あの李牧も李信のことしか知らないので、羌瘣のことをそれほど把握していないのです。

 

いまだに名前が中華に知られていないので、羌瘣が次期秦国の大将軍になるのはとても厳しいのですが、羌瘣が知られていない方が飛信隊にとっては有利です。

 

なぜなら名前が知られていない羌瘣は敵に狙われることがなく、敵が対策を用意することもないからです。

 

戦争において最も重要なのは武力ではなく、情報です。

 

飛信隊の名前は中華に伝わっていますが、羌瘣のことは伝わっていません。

 

李牧を含めて、ほとんどの敵は羌瘣のことを把握していないので、彼らは羌瘣への対策を用意できないのです。

 

どの国でも飛信隊の李信のことしか見ていないので、敵に狙われない羌瘣は飛信隊にとって最高の切り札です。

 

 

「キングダム」羌瘣、初期から飛信隊を支え続けている一員!

出典:原泰久(著)キングダム第772話

 

 

☆王翦や李牧に匹敵する化け物

 

今は飛信隊の李信の方が有名ですが、実は羌瘣は王翦将軍や李牧に匹敵するほどの化け物です。

 

個の武力はもちろん、王翦や李牧が持つ強さを全部羌瘣も持っています。

 

戦場において王翦や李牧が恐ろしいのは彼らが鋭い勘や優秀な戦術脳を持っているからです。

 

鋭い勘で敵の作戦を見抜き、優秀な戦術脳で敵を罠へ落すので、王翦や李牧は戦場においてほぼ無敵でした。

 

王翦や李牧が持つこの二つの武器を、羌瘣は持っています。

 

作中において羌瘣は王翦が見ているものを最速で見抜いたキャラクターです。

 

キングダムの第46巻の中で、王翦が気づいた雨に、羌瘣はヒントなしで誰よりも早く気づきました。

 

そして羌瘣は王翦の策を勘で見抜いたキャラクターでもあります。

 

キングダムの第48巻の中で、王翦が練ってた兵糧攻め合戦を羌瘣は非常に早い段階で見抜きました。

 

鋭い勘や優秀な戦術脳を持っているだけで十分恐ろしいのですが、羌瘣は戦乱の中でも勘で策を思いつきます。

 

戦乱の中で策を実行するのはとても難しいことですが、それでも羌瘣は何度も戦乱の中で見事な策を実行しました。

 

飛信隊がいままで多くの危機を乗りこえられたのは羌瘣が戦乱の中で策を用意したからです。

 

 

☆大将軍になる道

 

大将軍という位を目指している以上、羌瘣は更に多くの功績をあげなければなりません。

 

羌瘣はいままで飛信隊のためにいろいろ貢献し続けていましたが、彼女が討伐した価値のある将軍はそれほど多くないのです。

 

飛信隊を率いることは重要ですが、名声をあげたければ、敵大将の首はもっと重要です。

 

敵大将の首を取るのは李信の仕事でしたが、大将軍になるために、羌瘣も同じことをやらなければなりません。

 

李信と羌瘣が同時に大将首を狙うのは厳しいことですが、幸いなことに、武功をあげられるチャンスは羌瘣に訪れています。

 

趙軍はこれから起きる戦争のために司馬尚や青歌軍を投入しましたので、このチャンスをうまく利用すれば、羌瘣は価値のある首を得ることができます。

 

司馬尚はもちろん、青歌軍のジ・アガ、カン・サロや楽彰の首も非常に高い価値があります。

 

それらの首の一つを討ち取れれば、羌瘣が一気に有名な将軍になるのは可能です。

 

 

☆王翦将軍との共闘

 

秦国の六大将軍の一人、王翦将軍はまだ気づいていませんが、彼の力になれる最高の部下は既に現れています。

 

王翦は飛信隊の李信のことしか知らないのですが、彼が前線で羌瘣の活躍を見れば、王翦は羌瘣に興味を抱くはずです。

 

王賁や側近衆を含めて、羌瘣は誰よりも王翦についていけます。

 

羌瘣は王翦の作戦を瞬時に理解するほど鋭い勘やほとんどの敵を叩き潰せるほどの力をも持っています。

 

今も、これからも、王翦は羌瘣以上の部下を見つけられないのです。

 

羌瘣や王翦、この二人はいままで接点がなかったのですが、羌瘣がここまで王翦についていけることに何かしらの意味を持っているはずです。

 

今でも王翦は羌瘣に接触していませんが、これから始まる趙軍との戦争で王翦は羌瘣の活躍を知ることになるのでしょう。

 

本当の羌瘣を知れば、王翦は必ず羌瘣の力が欲しいです。

 

 

☆術の後遺症

 

キングダムの第58巻の中で、羌瘣は飛信隊の李信のために呼び戻しの術を発動しました。

 

呼び戻しの術は禁術で、成功しても、失敗しても術を発動した者の寿命を大きく削ります。

 

術を発動した羌瘣は当然リスクを知っていますが、それでも彼女は喜んで李信のために呼び戻しの術を発動しました。

 

術を発動した結果、李信は無事に蘇りましたが、羌瘣の寿命は大きく削られて、彼女もすごく弱りました。

 

羌礼のおかげで今は少し状況が良くなりましたが、それでも羌瘣は全盛期に戻れなかったです。

 

化け物級の力が残っていても、今の羌瘣が全力を出せる時間はすごく短いです。

 

元六大将軍の一人、桓騎の討伐戦の中で羌瘣は最初から最後まで全力を出せましたが、それでも彼女は討伐戦の中で大量の血を吐き出しました。

 

他人のために寿命を減らすのはバカな行為ですが、李信のためであれば羌瘣は何でもします。

 

以上が今回の記事の内容でした、最後までご覧いただき、誠にありがとうございます。