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「キングダム」第803話の感想と5つの徹底考察!最新話の第803話に描かれた伏線や気になる描写も一緒に紹介していきます!

 

 

 

「キングダム」第803話の感想と5つの徹底考察!

出典:原泰久(著)キングダム第803話

 

 

「キングダム」第803話の中で、秦総司令官の昌平君が決めた韓攻めの将軍たちが集まって、軍会議を行いました。

 

六大将軍の一人、騰将軍は昌平君からいろいろな情報をいただいたので、彼はそれらの情報を自分の側近たちや飛信隊に伝えました。

 

騰は自分の側近たちや飛信隊の三人にいろいろ伝えましたが、結局韓攻めは容易なことではなかったです。

 

中華において韓は最も弱小な国だと言っても、韓を守ってくれる国はいます。

 

韓が滅べば、韓の領土を得た秦は容易に趙や魏を攻められますので、趙や魏は何があっても必ず韓を助けに行きます。

 

秦が韓攻めのために軍を動かす時、趙の李牧や呉鳳明は必ず何かに気づきますので、彼らは間違いなく何かしらの行動を取ります。

 

現時点で魏はそれほどの脅威ではありませんが、李牧には青歌軍司馬尚がついているので、李牧が戦場に現れれば、秦が勝てる確率は一気に下がります。

 

韓攻めの過程で一歩でも間違えれば戦場で李牧と戦うことになりますので、韓攻めには完全な準備や策が必要です。

 

騰将軍、隆国将軍や飛信隊の河了貂は韓攻めの策を思いつかなかったが、飛信隊の羌瘣将軍は何かを思いつきました。

 

それではこれから最新話の感想や徹底考察をお届けいたします。

 

 

最新話感想

 

キングダムの最新話、第803話の中で、韓攻めの目的が判明しました。

 

秦は韓を滅ぼしたかったから韓攻めを行うのではなく、秦は韓攻めを通して韓の全ての物資、領土や人材を奪い、再び趙へ攻めに行きたかったです。

 

韓攻めを通して、秦は韓の全てを吸収したかったのです。

 

これほど重要な目的を持っていれば、韓攻めの難易度は一気に上がります。

 

韓を滅ぼしたいだけならば、秦は計20万の大軍、人海戦術で無理やり韓を攻めに行く方法を使えます。

 

飛信隊や騰将軍の軍隊は高い戦闘力や突破力を持っていますので、20万の大軍があれば武力で韓を滅ぼすことが可能です。

 

兵の数で勝負を決めるのは最も簡単な方法ですが、そのような方法を使えば秦も、韓も大勢の兵を失います。

 

大勢の兵を失えば、たとえ韓を手に入れたとしてもすぐ李牧が反撃しに来ますので、勝っても意味はありません。

 

韓攻めが趙攻めに繋がっているのなら、秦は消耗を抑えられる奇策を用意しなければなりません。

 

秦総司令官である昌平君は今も奇策に困っているので、韓攻めの将軍たちは今飛信隊の羌瘣将軍が考えた奇策に賭けるしかありません。

 

 

最新話徹底考察

 

 

☆羌瘣の策

 

秦軍総司令である昌平君は韓攻めの策を用意できなかったので、前線にいる韓攻めの将軍たちは自身で何かしらの策を用意するしかありませんでした。

 

兵の消耗を抑えつつ確実に韓攻を成功させる方法はそう簡単に思いつくものではないので、韓攻めの将軍たちは時間が必要でしたが、飛信隊の羌瘣将軍は突然ある策を思いつきました。

 

羌瘣が思いついた策の内容について二つの可能性が考えられます。

 

一つ目の可能性、それは天候を利用することです。

 

鋭い勘を持っている羌瘣は人間の思考だけではなく、天候を的確に読むこともできます。

 

兵の消耗を抑えつつ確実に韓を討ち滅ぼすのは難しいことですが、天候を上手く利用すれば、秦は見事な勝利を得られます。

 

大雨、秦が韓攻めに大雨の力を利用できれば、韓が持つ力は大きく削られるので、秦が確実に勝てる可能性は一気に上がります。

 

一つ目の可能性、それは地形を利用することです。

 

少人数で戦争に勝つのは難しいことですが、敵を上手く誘導して、地形を利用すれば、少人数で勝つことは可能です。

 

韓の領土で韓の人間たちを騙すのは難しいのですが、韓の総大将さえ消せば、韓の兵たちは指揮官を失い、降参するので、地形に賭ける価値はあります。

 

どれほど強靭な総大将でも、地形の利を失えば生き残れる可能性は低いので、羌瘣が地形を活用すれば、韓の総大将を消せます。

 

 

「キングダム」第803話の感想と5つの徹底考察!

出典:原泰久(著)キングダム第803話

 

 

☆中華統一と李牧

 

秦が中華統一のために何かしらの行動を取った時、趙の李牧はすぐに反応します。

 

キングダムの中に登場したキャラクターにおいて、李牧は中華統一というものを必死で阻止している人間で、中華統一を潰すためなら李牧は何度でも戦争を起こします。

 

本来李牧は自由自在に戦争を起こす権限がないのですが、趙のためと言い続ければ幽繆王は彼を止めません。

 

幽繆王は遊びにしか興味がないので、李牧が戦争しようがしまいが、幽繆王は気にしないのです。

 

しかも、李牧は秦から見事な勝利を二回も得たので、秦の侵略行動を確実に止められるのは李牧だけです。

 

遊ぶために、国のために、幽繆王は李牧の行動に目を潰すのでしょう。

 

秦が韓攻めのために動き出す時、聡明である李牧はすぐに秦の狙いに気づくはずです。

 

秦は趙からの援軍を警戒していますが、それでも秦が趙を止められない可能性は高いです。

 

なぜなら李牧には司馬尚と青歌の化け物たちがいるからです。

 

司馬尚や青歌の化け物たちが生きている限り、趙が戦場に負けるはずがないので、秦が趙のために軍を出してもそれほどの効果はありません。

 

武将たちにとっては受け入れがたい事実ですが、韓攻めも結局間者の力が必要です。

 

幽繆王が李牧に圧力をかけて、李牧、司馬尚や青歌の化け物たちの行動を制限してくれれば、秦の韓攻めの確率は一気に上がります。

 

逆に幽繆王が李牧の行動に全部目を瞑っていれば、秦の韓攻めの道に李牧は必ず現れます。

 

 

☆韓が取る行動

 

韓は中華において最弱小の国だと言っても、韓の中に秦の企みに気づける人間はいるはずです。

 

他の国と比べれば韓は比較的武力が弱いですが、韓の中には頭がいい学者がたくさんいます。

 

秦の情報操作がどれほどうまくても、結局秦の異変に気付く間者は現れるので、遅かれ早かれ秦の情報は韓に届きます。

 

国が滅ばないように、韓の文官たちや学者たちは必ず何かしらの策で貢献するのでしょう。

 

韓が全ての兵や成人男性を使えば、戦場で秦の侵攻を止めて、秦の兵士たちを全滅させることは可能ですが、そうなれば韓もいずれ滅びますので、このような策は何の意味もありません。

 

韓が確実に秦の侵攻を止めるには他の国の増援が必要です。

 

韓が連続で見事な勝利を手に入れた李牧の力を借りれば、戦場で侵略者たちを粉砕できる可能性は高くなります。

 

趙の李牧は秦に深い因縁がありますので、韓がある程度の金を払えば、李牧は戦場に現れるのでしょう。

 

 

☆羌瘣の才能

 

キングダムの最新話、第803話の中で飛信隊の羌瘣は彼女の才能を発揮しました。

 

軍会議には騰将軍や彼の側近たちと河了貂はいましたが、誰も韓攻めの有効な策を思いつきませんでした。

 

損失を抑えつつ、確実韓を討ち滅ぼせる策をいきなり思いつくのは不可能なことですが、羌瘣はその不可能を可能にしました。

 

羌瘣が鬼神のように強いのは誰もが知っていますが、彼女がいきなり韓攻めの策を思いつけると誰も思っていなかったので、飛信隊の皆を含めて皆はとても驚きました。

 

飛信隊、騰将軍や彼の側近たちはこれから羌瘣の才能を知ることになります。

 

羌瘣がどんな策を思いついたのかは判明されていませんが、もし彼女の策がうまくいけば、羌瘣の名はすぐ全中華に広がります。

 

羌瘣は六大将軍にも負けないほどの才能や武力を持っているので、輝ける舞台があれば、羌瘣は化けます。

 

李信はこの事実を認めないと思いますが、残念ながら羌瘣の才能は確かに李信よりも上です。

 

司馬尚や青歌軍を含めて、中華にはまだたくさんの化け物がいますので、中華統一は羌瘣の知恵や才能が必要です。

 

今回の韓攻めは羌瘣の才能が開花する第一歩です。

 

六大将軍の一人、王翦将軍はいずれ復活しますので、王翦将軍の頭脳と羌瘣の才能が合わせれば、とんでもない戦略が作れるのでしょう。

 

 

☆六大将軍の一人、騰将軍

 

六大将軍の一人、騰将軍は間違いなく韓攻めの最適な人選です。

 

騰将軍が韓攻めの最適な人選である理由は二つあります。

 

一つ目の理由、それは騰将軍の圧倒的な冷静さです。

 

上司である昌平君から無理難題を押し付けられて、昌平君からは有益な戦略をもらっていないのに、それでも騰将軍は文句を言わず韓攻めの準備を進めました。

 

騰将軍は現場の最高責任者で、もし彼が少しでも嫌な態度を見せて、もしくは絶対に勝てない雰囲気を出せれば、彼の部下たちがポジティブになれるはずがありません。

 

実際、騰将軍が文句を言わず、どんな困難があっても韓攻めを完成する態度を示したから、飛信隊や彼の側近たちは余計なことを言わず会議を続けました。

 

韓攻めはまだ始まっていませんが、騰将軍は既に大きな仕事を成し遂げました。

 

二つ目の理由、それは騰将軍の鋭い観察力です。

 

飛信隊の羌瘣は何も言っていないのに、飛信隊の皆は何も気づいていないのに、それでも騰将軍は羌瘣の異様さに気づきました。

 

騰将軍が気づいてくれたから、羌瘣は自分の考えを発表することができました。

 

飛信隊の羌瘣が思いついた策がうまくいくかどうかは誰もわかりませんが、策がないよりは断然いいです。

 

たとえ羌瘣が考えた策が実行できなさそうなものだとしても、後は皆で修正すれば、いい策ができます。

 

一つだけでも、策があれば秦はいつでも準備を始められますので、騰将軍が部下を尊敬し、部下を観察してくれたから、羌瘣の才能は開花できました。

 

韓攻めはまだ始まっていませんが、騰将軍は既に部下たちといい関係を作っていますので、韓攻めが始まった時、皆はいい連携が取れるはずです。

 

以上が今回の記事の内容でした、最後までご覧いただき、誠にありがとうございます。