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「キングダム」第802話の感想と5つの徹底考察!最新話の第802話に描かれた伏線や気になる描写も一緒に紹介していきます!

 

 

 

「キングダム」第802話の感想と5つの徹底考察!

出典:原泰久(著)キングダム第802話

 

 

「キングダム」第802話の中で、秦の文官たちはとても大きな仕事を始めようとしました。

 

趙の李牧、青歌の化け物たちや司馬尚のせいで秦は再び惨めな敗北を受けましたが、秦王、嬴政を含めて、秦の上層部はすぐに立ち直りました。

 

立ち直った秦は中華統一を諦めず、新しい政策で国を強くしようとしました。

 

誰も実現できなかった中華統一を実現するために、昌平君は秦の武将や文官たちに信じられないほどの大きな仕事を任せました。

 

秦は再び惨めな敗北を喫したのに、昌平君は次の年に韓国を討ち滅ぼす予定です。

 

武将の仕事は戦場で活躍し、敵を倒すことですが、国を討ち滅ぼすほどの戦争は誰も経験したことがないほど大きな仕事です。

 

国を討ち滅ぼすのは十分難しい仕事ですが、秦の文官たちが担当する仕事は武将たちのよりも重くて、難しいです。

 

文官たちが担当する仕事は二つあります。

 

一つは戸籍作り、もう一つの仕事は強制徴兵令の実行です。

 

物資が足りない古代で戸籍作りを完成するのはとても難しいことで、それを実現したければとんでもない努力が必要です。

 

努力があれば戸籍作りはいずれ完成できますが、強制徴兵令は違います。

 

強制徴兵令は秦の全ての成人男性を巻き込むような政策なので、容易に実行できるようなものではないのです。

 

昌平君は何があっても強制徴兵令を実行するつもりですが、民衆が実際に反乱をする時、文官たちが同じ態度を持てるかどうかが大きな疑問です。

 

それではこれから最新話の感想や徹底考察をお届けいたします。

 

 

最新話感想

 

キングダムの最新話、第802話の中で、倉央将軍は秦の六大将軍の一人、王翦将軍に会いに行きました。

 

倉央は無断で敵である青歌軍の人間たちに会いに行ったので、糸凌を迎えた後、倉央はその罰を受けるために王翦に会いに行きました。

 

無断で敵に会いに行くのは裏切り行為なので、倉央はどんな罰でも受けるつもりでしたが、王翦は倉央を責めなかったです。

 

王翦は倉央を責めるどころか、王翦は倉央の前で次は必ず李牧を討てると宣言しました。

 

王翦のその宣言を倉央は信じられなかったです。

 

王翦が李牧の討伐にどれほどの自信を持っていても、他人にとってこれは敗者の雄弁ですが、李牧に弱点が存在しているのは事実です。

 

李牧の弱点を上手く利用すれば、確実李牧を殺せるのも事実です。

 

他人にとっては信じられないことですが、王翦が李牧の弱点を利用すれば李牧を殺せます。

 

ただ、今はそれどころではないのです。

 

前回の敗北で王翦は前線から後退した上に、李牧は趙の英雄になったので、今は李牧を討つタイミングではありません。

 

王翦は李牧を殺せる策を持っていますが、それを実行するには絶妙なタイミングや優秀な人材も必要です。

 

 

最新話徹底考察

 

 

☆六国の態度

 

昌平君が中華統一のために考えた政策はどれもが極秘事項ですが、遅かれ早かれそれらの政策は他の国々にバレます。

 

昌平君が考えた政策はどれもが秦全体を影響するほど大きなものなので、他国の間者たちは必ず秦の異様に気づきます。

 

秦の異様に気づいた後、他国の間者たちは当然それぞれの国に連絡します。

 

他の六国が全部昌平君の真の目的に気づけると思えませんが、少なくとも趙、魏や楚は昌平君の真の目的に気づけるのでしょう。

 

趙の李牧、魏の呉鳳明や楚の媧燐、彼らはどれも恐ろしい頭脳を持つ豪傑なので、昌平君や秦の真の目的に気づける可能性は高いです。

 

真の目的に気づいた後、趙の李牧は必ず何かしらの行動を取ります。

 

中華統一というものを粉砕するためであれば李牧は何度もでも戦場に戻りますので、たとえ秦は韓を狙っていても、李牧は秦の邪魔をするのでしょう。

 

李牧が生きている限り、彼は何度もでも秦の邪魔をしますので、中華統一のために秦は李牧を消さなければなりません。

 

今は李牧を討つ時ではありませんが、李牧を討てるチャンスが訪れた時、秦は全力で李牧を討たなければなりません。

 

 

「キングダム」第802話の感想と5つの徹底考察!

出典:原泰久(著)キングダム第802話

 

 

☆李牧の弱点

 

キングダムの最新話、第802話の中で秦の六大将軍の一人、王翦将軍は李牧の弱点をしっかり把握しました。

 

王翦は李牧に大敗したのに、それでも王翦は李牧に弱点があると言っていました。

 

ほとんどの人間にとって王翦が言ったことは敗者の雄弁にすぎないのですが、李牧に大きな弱点が存在しているのは事実で、知っている人間は多いです。

 

趙の朝廷についてある程度の情報を持っていれば、誰でも李牧の弱点を見つけられます。

 

王翦だけではなく、魏の呉鳳明や楚の媧燐も李牧の弱点に気づいているはずです。

 

李牧の弱点に気づいていれば、当然その弱点を攻めたい人間は多いのですが、弱点を知ったとしても攻めるのは難しいです。

 

なぜなら趙にとって李牧は英雄、守り神のような最高の存在で、郭開でも、幽繆王でも李牧に手を出せないのです。

 

むやみに李牧に手を出せば趙の人間たちは反乱を起こしますので、李牧の弱点を知ったとしても、その弱点を攻めるために時間や策が必要です。

 

英雄になった李牧に対して郭開は嫌な気持ちを抱いていますが、現状李牧に手を出す口実を郭開は持っていないのです。

 

もし姚賈がその口実をうまく作り出せれば、李牧を確実に討てる日はいずれ訪れます。

 

 

☆王翦将軍と姚賈

 

秦国の六大将軍の一人、王翦将軍は趙の李牧の弱点を把握しましたが、その弱点を攻めるのは彼の仕事ではありません。

 

李牧の弱点を攻める仕事は専門の人間に任せるしかありません。

 

たとえ王翦が李牧の弱点を知ったとしても、彼がすぐ新たな間者を用意して、李牧に近づくのは無理です。

 

連続の勝利で李牧は趙の英雄になった上に、彼の近くには青歌の化け物たちがいますので、間者が李牧に近づくのは無理です。

 

間者たちは李牧の敵に近づくべきですが、秦にいる王翦が李牧の敵のことを把握できるはずがないので、王翦が李牧を狙っている敵に近づくのも無理です。

 

王翦が李牧を討ちたければ、凄腕の間者、姚賈の力を使うしかありません。

 

姚賈は李牧や郭開に近づけた凄腕間者なので、秦の人間において、姚賈は李牧の弱点に攻められる人間です。

 

王翦が姚賈に接触したかどうかは判明されていませんが、王翦の癒しが終わった時、二人はお互いに接触するはずです。

 

王翦は何があっても絶対に李牧を許せないので、李牧の弱点を確実に攻めるために彼は当然凄腕間者、姚賈に接触します。

 

 

☆李牧を討つための準備

 

李牧は連続で秦から見事な勝利を得たので、李牧は正真正銘趙趙の英雄になりました。

 

李牧が再び大きな勝利を得た事実に趙の人間たちは当然すごく嬉しいですが、彼の政敵、郭開はすごく困っています。

 

李牧はまだ動いていませんが、彼がそれ以上の地位を手に入れれば、彼は必ず郭開に手を出しますので、李牧が勝利を得れば得るほど、郭開は困ります。

 

郭開は当然李牧に手を出したいのですが、李牧が英雄になった今、郭開は李牧に手を出せないのです。

 

郭開が李牧に手を出せば、誰でも郭開の本心に気づきますので、李牧に手を出すのに何かしらの口実、理由が必要です。

 

郭開ならばいろいろな理由が思いつきますが、道楽息子である幽繆王はバカではないので、幽繆王が郭開のために李牧に手を出すことはないのでしょう。

 

遊びが大好きな幽繆王はほとんどの問題を無視していますが、それでも一つだけ無視できない問題があります。

 

それは嘉です。

 

もし嘉に何かの変化があれば、幽繆王は趙の支配者として君臨できないので、遊び続けるために幽繆王は嘉を警戒しなければなりません。

 

嘉の問題に李牧は深く関わっているので、郭開は嘉を利用すべきです。

 

嘉を利用すれば郭開は李牧を消せる上に、幽繆王は趙に君臨し続けるので、一石二鳥です。

 

 

☆韓攻めの第一歩

 

昌平君は韓国を次の標的として決めましたが、秦国の六大将軍の一人、騰将軍がいきなり動き出せば誰も警戒しますので、韓攻めを武力だけに頼るのは無理です。

 

韓攻めは成功しなければならないので、騰将軍は武力以外の方法をも用意しなければなりません。

 

騰将軍が軍や飛信隊を動かす時、韓は必ず迎撃のために大軍を用意しますので、真っ向勝負になれば秦が勝てる確率は下がります。

 

確実に韓を討ち滅ぼすために、騰将軍や秦はまず韓の中から攻めるべきです。

 

騰将軍は間者を用意するような将軍ではありませんが、騰将軍にとって使える人間はいます。

 

それは寧公主です。

 

韓非子の問題で寧公主と韓の関係は悪化していますので、そこをうまく利用すれば、秦はいろいろな問題を回避できます。

 

寧公主を利用するのは簡単なことではありませんが、このような手段を取らなければ、秦は武力に頼るしかありません。

 

騰将軍の軍隊や飛信隊は戦闘力が高い軍隊ですが、韓は何かしらの隠し玉を持っているはずなので、武力だけで韓を確実に討ち滅ぼすのは不可能です。

 

以上が今回の記事の内容でした、最後までご覧いただき、誠にありがとうございます。