考察タイム

「戦隊大失格」戦闘員D、最も怪人らしく生きたい戦闘員!邪悪で恐ろしい怪人になれるように、戦闘員Dは屈辱的で惨めな生活を放棄して、戦う道を歩みました!

 

 

 

「戦隊大失格」戦闘員D

出典:春場ねぎ(著)戦隊大失格第8話

 

 

戦隊大失格に登場する戦闘員Dは怪人軍団の幹部に作られた生物で、悪事をすることが彼の使命ですが、今の彼は屈辱で惨めな生活を過ごしています。

 

戦闘員、通称ダスターは怪人らしき特徴や思想を全部忘れましたが、戦闘員Dは今でも全部覚えていて、いつも真の大怪人のようになりたいと思っています。

 

立派な理想ですが、竜神戦隊ドラゴンキーパーと不平等条約を結んだ日から、戦闘員Dを含めて、全ての戦闘員は惨めな生活を過ごしました。

 

ドラゴンキーパーの強さはチート級で、あの五人を倒せることは不可能なので、戦闘員たちは全員が諦めました。

 

ですが、いつか真の大怪人になれるように、戦闘員Dは命がある限り、竜神戦隊やドラゴンキーパーと戦うことを決めました。

 

この先には数えきれないほどの過激な戦いが戦闘員Dを待っています。

 

そこで今回は戦闘員Dについて考察してみたいと思います。

 

 

☆怪人軍団のイレギュラー

 

戦隊大失格の主人公である戦闘員Dは間違いなく怪人軍団の幹部に作られた生き物ですが、他の戦闘員とは大きな違いがあります。

 

他の戦闘員は自分より上の存在、幹部や竜神戦隊に対して反抗的な意志を持たないのですが、戦闘員Dは持っています。

 

戦闘員Dには竜神戦隊の奴隷として生きていく考えがなければ、戦闘員を見捨てた幹部のために戦うつもりもありません。

 

それ以外にも、戦闘員Dが他の戦闘員と違う部分はあります。

 

戦隊大失格の中にいる戦闘員たちは生きるために、竜神戦隊にひざまずいて、命乞いをしました。

 

生き続けるためであれば、戦闘員はどれほどの屈辱も受け続けていましたが、戦闘員Dは惨めに生きることより死を選びます。

 

そして戦闘員Dは怪人らしく生きるために、死を恐れずに自分の道を邪魔する敵と戦っていました。

 

上の者には絶対に服従するのが戦闘員だと、誰もが思っていましたが、戦闘員Dはそのような生き方を見捨てて、自分のために生きることを決めました。

 

 

☆戦闘員Dの最終目標

 

他の戦闘員と違って、戦闘員Dには達成できないほどの最終目標を持っています。

 

怪人らしく生きたい戦闘員Dの最終目標は世界征服です。

 

怪人と言えば世界征服を企む悪の存在だから、自分のことを真の怪人だと思っている戦闘員Dは当然、世界征服を目指しています。

 

誰がどう考えても実現できない最終目標ですが、戦闘員Dは世界征服のために真面目に行動しています。

世界征服は実現できないように見えますが、実は可能性はあります。

 

非常に長い道ですが、戦闘員Dが怪人軍団の幹部達や竜神戦隊を潰せれば、世界征服という目標は叶えられます。

 

まだ神具を持っているドラゴンキーパーは三人で、生きている怪人軍団幹部は四体だけです。

 

幹部やドラゴンキーパーは強敵ですが、策を運用し、うまく彼らをつぶせば、世界征服という最終目標は達成します。

 

戦闘員Dの戦う覚悟は既にできているので、後は優秀な武器や頼れる味方を見つければ、戦闘員Dは見事な戦いができます。

 

 

「戦隊大失格」戦闘員D、最も怪人らしく生きたい戦闘員!

出典:春場ねぎ(著)戦隊大失格第5話

 

 

☆竜神戦隊への憎

 

どの戦闘員も圧倒的な強さを持つドラゴンキーパーを恐れていますが、同時に彼ら五人を恨んでいます。

 

竜神戦隊は人々を守る正義の組織だから怪人を討伐するのが当然のことですが、今のドラゴンキーパーは戦闘員たちを奴隷として使役しています。

 

生きている戦闘員は長い間竜神戦隊に利用されている上に、ゴミのような扱いを受けていました。

 

竜神戦隊やドラゴンキーパーのことを憎まない戦闘員はいませんが、竜神戦隊に報復をしかけたのは戦闘員Dだけです。

 

戦闘員Dは自分がドラゴンキーパーに敵わないことを知っていますが、彼らを許すことができませんでした。

 

受け続けていた屈辱や暴力に我慢できなかった戦闘員Dは死を恐れずに一人で竜神戦隊への報復の道を歩みました。

 

そして一歩一歩慎重に歩いていた結果、ブルーキーパーや怪人軍団幹部のマガディアが退場しました。

 

残りの目標を全部つぶすために、戦闘員Dは今でも慎重に歩いています。

 

 

☆怪人軍団の幹部への不満

 

怪人軍団の幹部は全員が特殊な能力を持っていますが、圧倒的に兵力が足りないから、竜神戦隊を制圧することは厳しかったです。

 

地上の人間を支配することを目指している幹部達は兵力の問題を解決するために、たくさんの戦闘員を作りました。

 

幹部に使わせるために作られた存在ですから、戦闘員は全部の幹部に忠誠を誓うのは当然のことです。

 

ほとんどの戦闘員は幹部達に忠誠を誓っていますが、戦闘員Dは幹部達のことを倒さなければならない敵だと思っています。

 

戦闘員Dは幹部達のことを自分の生みの親だと思っていなければ、幹部達を尊敬すべき存在だとも思っていません。

 

戦闘員Dにとって幹部達はあっさり全ての戦闘員を見捨てた存在で、どんな時でも戦闘員を捨て駒としか見ていないのです。

 

自分の野望が潰されないように、自分が一人で世界の頂点に立てるように、戦闘員Dは生き残っている幹部を排除すると決めています

 

 

☆協力者が増やす可能性

 

戦闘員Dがどれほどイレギュラーの存在だとしても、協力者がいなければ、残りの幹部やドラゴンキーパーを倒すのは非常に難しいのです。

 

多くの困難を乗り越えた戦闘員Dはたくさんの人に出会いましたが、協力者は一人しかいません。

 

イエロー部隊の従一位である錫切夢子は確かにすごい戦闘能力を持っていて、竜神戦隊のことも非常に詳しいのですが、戦闘員Dはまだ彼女のことを信用していません。

 

錫切夢子にはまだ多くの謎が潜んでいますので、戦闘員Dがまだ彼女を疑っているのは仕方ないことです。

 

戦闘員Dの正体を知っている小熊蘭丸なら協力者になる可能性はあったのですが、重傷で入院した今、もう何もできないのでしょう。

 

戦闘員D自身は協力者を求めていませんが、世界征服という最終目標を成し遂げるために、戦闘員Dはどうしても他人の力が必要です。

 

これから協力者が増やす可能性は非常に高いので、一体どのような人物が戦闘員Dと手を組むのか、すごく楽しみです。

 

以上が今回の記事の内容でした。最後までご覧いただき、誠にありがとうございます。