出典:春場ねぎ(著)戦隊大失格第36話
戦隊大失格に登場したブルーキーパー、青嶋庄吾は地上人を守るために怪人軍団と戦い続けていたヒーローでしたが、残念ながら壮絶な最期を迎えました。
生前のブルーキーパーは完璧な正一位ではありませんでしたが、彼はブルーキーパーの責務を見事に果たしたのです。
竜神戦隊においてブルーキーパーは最も口が悪いドラゴンキーパーでしたが、熱い心を持っていました。
ブルーキーパーは既に死にましたが、彼は立派なヒーローだったことは間違いないのです。
そこで今回はブルーキーパーについて考察してみたいと思います。
☆犠牲になったドラゴンキーパー
民衆にとっては信じがたいことですが、ブルー部隊の正一位、ブルーキーパーが怪人軍団との戦いで犠牲になったのは事実です。
相手が一般の戦闘員であれば危険はないのですが、怪人軍団の幹部と戦うことは非常に危険な仕事で、チート級の神具を持っていても、確実に勝てる保証はありません。
青の神具を持っているブルーキーパーは確かに幹部のペルトロラを制圧できましたが、ペルトロラの汚い攻撃を受けてしまった後、戦死しました。
そしてブルーキーパーが死んだのを世間に知られて以来、ブルー部隊はずっと正一位がいない状態です。
竜神戦隊の正一位たちは怪人軍団の幹部達と戦う他にもいろいろな仕事があります。
今のブルー部隊にはこれほど重要なブルーキーパーがいないから、ブルー部隊は他の部隊のように活躍することができません。
☆ドラゴンキーパーにふさわしくない性格
民衆はこのことを知らないのですが、実はドラゴンキーパーにふさわしくない性格を、ブルーキーパーは持っています。
ブルー部隊の正一位であるブルーキーパーはとても悪い性格を持っていて、口も、態度も全部すごく悪いのです。
そしてブルーキーパーはとてもキレやすい男でもあります。
どんな時でも、どこにいても、気に入らないことがあれば、ブルーキーパーはすぐにキレます。
ブルーキーパーはキレやすいし、とても悪い性格を持っているから、民衆の前で話すことが禁止されている唯一のドラゴンキーパーです。
悪い性格やキレやすいところはヒーローにふさわしくないのですが、ブルーキーパーが熱い男であることをブルー部隊の皆はわかっています。
ブルーキーパーのいいところを知っているから、たとえブルーキーパーが何を言ったとしてもブルー部隊の隊員たちは全員が一生懸命にブルーキーパーを支えました。
出典:春場ねぎ(著)戦隊大失格第38話
☆ブルーキーパーの強さ
怪人軍団の幹部、ペルトロラを殺せなかったのですが、ブルーキーパーは確かにドラゴンキーパーを担えるほどの力を持っています。
神具を発揮できる強さ、高い身体能力や冷静な判断力を全部持っているブルーキーパーはとても優秀な人物なのです。
青の神具、リヴィアタンを解放した後のブルーキーパーは化け物と言えます。
ブルーキーパーは竜神の力を借りられるだけではなく、ブルー部隊の全ての神具レプリカの能力を使えます。
ブルー部隊の中に神具レプリカを持っている隊員は非常に多く、ブルーキーパーはどんな時でも自由自在に全員の力を使えます。
他人の力を借りられることは、ブルーキーパーにはどんな状況にも対応できる能力を持っていることです。
ペルトロラや戦闘員Dとの激戦で、ブルーキーパーは彼らの攻撃を全部制圧することができます。
もしペルトロラが汚い攻撃をしなければ、戦闘員Dが勝てるかどうかはわかりません。
☆真面目に仕事をする正一位
竜神戦隊においてブルーキーパーは間違いなくまじめに仕事をするドラゴンキーパーです。
ドラゴンキーパーの全員はそれぞれが違う性格を持っていて、仕事への態度も全員が違うのです。
竜神戦隊のトップであるレッドキーパーは人気や知名度を上げられる仕事にしか興味がないのです。
イエローやグリーンキーパーはほとんど顔出しをしない男で、日曜決戦にしか姿を現わさないのです。
ドラゴンキーパーの中で、真面目に仕事をするのはブルーキーパーとピンクキーパーだけです。
ピンクキーパーも真面目なのですが、移動することは不便で、いつも仕事できるわけではありません。
ブルーキーパーは最前線で怪人たちと戦うだけでなく、日常のパトロールにも積極的に参加しています。
仕事の態度はグリーンキーパーと真逆な男で、ブルー部隊の隊員達の信頼を得ています。
☆戦闘員Dを認めたドラゴンキーパー
ほとんどのドラゴンキーパーは戦闘員Dをバカにしていましたが、ブルーキーパーは戦闘員Dの実力を認めてくれたドラゴンキーパーです。
戦闘員Dはしょせん戦闘員で、大した強さは持っていませんが、彼は高い行動力や強烈な戦闘意志を持っています。
そして戦闘員Dは強力な擬態能力も持っているから、他人の姿に擬態をすれば、相手を混乱させることは可能です。
とてもシンプルな技ですが、戦闘員Dはこの能力でいままでの危機を乗りこえられました。
ブルーキーパーと戦った時、戦闘員Dはその擬態能力でブルーキーパーの動きを一瞬、遅らせることができました。
擬態能力の以外に、戦闘員Dにも驚異的な再生能力を持っていて、ブルーキーパーとの戦いの時、戦闘員Dは何度も自分の体を爆発させました。
自分の体を爆発させて、瞬時に再生した後、また敵を攻めに行きます。
これほどの戦術をうごかなく実行できる魂胆や、どんな時でも諦めなかった戦闘員Dをブルーキーパーは認めました。
以上が今回の記事の内容でした、最後までご覧いただき、誠にありがとうございます。