出典:春場ねぎ(著)戦隊大失格第53話
戦隊大失格に登場するグリーン部隊は竜神戦隊の中においても、民衆の中においても知名度がない部隊です。
グリーン部隊は竜神戦隊の中にある一つの部隊ですが、隊員人数が信じられないほど少ない上に、功績も世間に知られていないので、知名度はありませんでした。
グリーン部隊の隊員人数や功績は他の部隊よりは負けていますが、グリーン部隊の仕事は非常に重要で、仕事内容は最も危険です。
竜神戦隊のグリーン部隊は裏怪人討伐の専門部隊で、最前線で地上に潜伏している怪人幹部を見つけ出すのが仕事です。
今のグリーン部隊の隊員は四人しかいませんが、これからはどんどん地上にいる怪人幹部達を見つけ出します。
そこで今回はグリーン部隊の隊員について紹介していきたいと思います。
☆グリーン部隊の正一位
最初に紹介する隊員はグリーン部隊の正一位、グリーンキーパーです。
グリーンキーパーはグリーン部隊のトップですが、他の部隊と違って、グリーンキーパーはほとんどの活動に顔を出していません。
基本的に日曜決戦にしか、グリーンキーパーは姿を見せないのです。
竜神戦隊の活動には積極的に顔を出していませんが、ドラゴンキーパー担えるほどの実力を、グリーンキーパーは確かに持っています。
怪人軍団の幹部、マガディアを討伐する時、グリーンキーパーは一人でマガディアを余裕で倒せたのです。
凄まじいパワーを持つグリーンキーパーの戦闘スタイルは非常にシンプルです。
緑の神具、憤怒な断罪者を握りながら、圧倒的なパワーで敵を一撃でぶっ飛ばす、それがグリーンキーパーの戦闘スタイルです。
シンプルな戦い方ですが、怪人討伐において効率はとてもいいのです。
☆グリーン部隊の従一位
グリーンキーパーの次に紹介するのはグリーン部隊の従一位、翡翠かのんです。
翡翠かのんは誰よりも若い隊員ですが、翡翠かのんはグリーン部隊の従一位で、グリーン部隊のトップでもあります。
グリーン部隊は他の部隊と違って、グリーンキーパーはほとんど顔を出していません。
グリーンキーパーの千歳が外部で情報収集をしている間に、グリーン部隊の仕事や竜神戦隊の活動は全部翡翠かのんが対応しています。
翡翠かのんは竜神戦隊において最年少の従一位ですが、誰よりも強い責任感を持っています。
そして翡翠かのんの戦闘力も非常に高くて、次のグリーンキーパーを狙えることはありえます。
アグレッシブな翡翠かのんは口が悪く、動きが大きい女性隊員ですが、いままでの苦しみを乗りこえることができて、今も怪人討伐の仕事を頑張っています。
出典:春場ねぎ(著)戦隊大失格第60話
☆グリーン部隊の新入隊員
グリーン部隊は何年も新入隊員を受け入れなかったのですが、今年は二人の新入隊員を迎えました。
桜間日々輝こと、戦闘員Dは今年グリーン部隊に入隊した新隊員です。
戦闘員Dは超優秀な擬態能力を持っているから、竜神戦隊に正体を隠すことができました。
怪人である戦闘員Dは確かに地上のことをよく把握していませんが、非常に高い行動力を持っていますので、入隊した直後、すぐに活躍できました。
マガディアの精神世界の攻略、マガディアの手下である我藤嶺を撃破、若葉京助への反撃、翡翠かのんの救出、グリーン部隊に入隊した直後、戦闘員Dはこれほどの実績を上げられたのです。
そして戦闘員D自身も優秀な推理能力を持っているので、グリーンキーパーをサポートすることができたのです。
グリーン部隊の正一位や従一位も戦闘員Dのことを気に入っている今、これから戦闘員Dが自分の人生をかなえる可能性はあがったのです。
☆グリーン部隊の新入隊員
桜間日々輝こと戦闘員D以外に、今年のグリーン部隊はもう一人の新入隊員を迎えたのです。
それは他人の世話が上手な薄久保天使です。
薄久保天使は戦闘員Dと違って、戦闘に向いていない上に、自信や行動力がないのですが、戦闘員Dのことを信頼しています。
そして戦闘には才能がないのですが、他人をサポートできる能力や絵を描く能力を持っています。
薄久保天使が絵を描く能力は本当にうまくて、戦闘員Dが入隊試験の時にうまく擬態できたのは彼女のおかげです。
戦闘に向いている能力を持っていませんので、戦闘員Dが活躍している一方、薄久保天使はいまだに目立った功績は上げていません。
怪人幹部のマガディア討伐の時に、薄久保天使は活躍することができなかったのです。
これから行動力の高い戦闘員Dとともに仕事し続けていれば、薄久保天使が成長する可能性は高いです。
☆グリーン部隊を裏切った隊員
他の部隊の中にいるかどうかはまだ判明されていませんが、実はグリーン部隊の中には竜神戦隊を裏切った隊員がいます。
竜神戦隊を裏切った隊員の名前は若葉京助、元グリーン部隊の隊員でヒーローを憧れていたのです。
若葉京助はもともとヒーローになるのが夢でしたが、怪人幹部のマガディアの圧倒的な強さの前に思考がおかしくなりました。
既に絶体絶命の状況に陥っているのに、何があっても諦めないヒーローの考え方に、若葉京助は許せなかったのです。
ヒーローたちの謎の行動のせいで、全滅になったから、ヒーロー達がいなければ、悲しむことはないと若葉京助は思ったのです。
思考がおかしくなった結果、若葉京助は他の隊員達を皆殺しにしたのです。
そして若葉京助はグリーン部隊の隊員だったのに、自ら怪人幹部のマガディアの手下になりました。
絶対に諦めない戦い方を若葉京助は嫌っていましたが、結局彼自身も諦めなかった戦闘員Dに討伐されたのです。
☆犠牲になったグリーン部隊の隊員達
最後は怪人たちとの戦いで犠牲になったグリーン部隊の隊員達を紹介します。
最前線で怪人軍団幹部の情報を収集し、幹部達を見つけ出すことが仕事はすごく危険です。
最初に怪人幹部に接触する隊員達ですから、安全なわけがありません。
そしてグリーンキーパーは基本的に姿を見せない男で、グリーン部隊の隊員の数も非常に少ないのです。
そんなグリーン部隊が怪人幹部に出会ったら、すぐに全滅します。
実際、怪人幹部のマガディアに出会ってしまった時、グリーン部隊は一度全滅したのです。
当時に亡くなったグリーン部隊隊員は合計四人います。
中にはグリーン部隊の正二位、常盤奏と名前がない隊員が三名います。
美女の常盤奏はチート級の神具レプリカを持っているので、次のグリーンキーパーになれる可能性が最も高い隊員でした。
常盤奏がまだ生きていれば、戦闘員Dのいい先輩になれたのですが、マガディアに出会ってしまった上に、裏切る隊員も現れましたので、悲しい最後を迎えました。
これでグリーン部隊の隊員を全部紹介しました、最後までご覧いただき、誠にありがとうございます。