出典:藤本タツキ(著)チェンソーマン第104話
チェンソーマン第二部に登場する三鷹アサは悪魔によって人生がめちゃくちゃになったのですが、悪魔に報復したいとは思っていません。
悪魔に報復したいと思っていなかったから、三鷹アサは悪魔と戦う準備を一切用意していなくて、体も鍛えていなかったのです。
これからもいつもの日常が続くと三鷹アサは思っていましたが、ある日の夜に三鷹アサの人生は徹底的に変わりました。
悪魔と契約した上に、これから三鷹アサはチェンソーマンを殺さなければなりません。
三鷹アサはこのような展開を望んでいませんが、残念ながら悪魔は彼女の願いに効く耳を持ちません。
どんなに嫌でも、三鷹アサはこれから悪魔討伐の道を歩みます。
そこで今回は三鷹アサについて考察してみたいと思います。
☆陰気な高校生
もともとは陽気な女性だったのですが、悪魔によって人生がめちゃくちゃになった後、三鷹アサは陰気な高校生に変わりました。
今の三鷹アサは他人の幸せを嫌と感じるようになって、人前では全く自信がないです。
そんな三鷹アサには当然友達、先輩や彼氏などがいません。
既に惨めな学園生活を過ごしていますが、コケピー事件が起きた後、三鷹アサの人生は崩壊したと言えます。
三鷹アサはすごく不健康な人生を過ごしていましたが、そんな人生を変えたいと思ったことは一度もありませんでした。
不健康な人生でも続けていいと三鷹アサ自身は思っていましたが、彼女の人生に大きな変化が訪れました。
変化することにいい部分があれば、当然悪い部分もあります。
変化した後の三鷹アサはイケメンやチェンソーマンの友達になった上に、仲のいい友人もできたのです。
ですが、これから三鷹アサは悪魔と体を共有することになって、チェンソーマンに立ち向かわなければならなかったのです。
☆最悪の一日
不憫な生活でしたが、三鷹アサはいままで戦わなくてもいい平穏な生活を過ごしていた。
コケピーを意外にも殺した後、クラスメイトのいじめを受けるようになりましたが、三鷹アサにはまだまだ戦う道を歩む必要がなかったのです。
ですが、最悪の一日を過ごした後、三鷹アサの人生は大きく変わりました。
三鷹アサは自分のことを理解してくれるクラスメイトに出会ったと思っていましたが、そのクラスメイトは既に悪魔と契約したのです。
そしてそのクラスメイトは三鷹アサが先生と付き合っていることを勘違いして、夜の間に三鷹アサを容赦なく殺したのです。
三鷹アサが完全に死ぬ直前に、もっと自分勝手に生きていればよかったと思いました。
その後、戦争の悪魔が現れて、意識を失っている三鷹アサと契約したのです。
戦争の悪魔の力があったおかげで、三鷹アサは生き返りましたが、これから悪魔と戦うことになりました。
出典:藤本タツキ(著)チェンソーマン第104話
☆もう一人の自分
無意識に戦争の悪魔と契約をした次の日に、三鷹アサはもう一人の自分が見えるようになりました。
もう一人の三鷹アサは戦争の悪魔が作った幻で、見えるだけではなく、本物の三鷹アサと話すことができます。
三鷹アサが死んだ時、戦争の悪魔は三鷹アサの体の使用権を奪ったから、二つの心が一つの体を共有することになっています。
三鷹アサから見れば、自分の顔と戦争の悪魔の顔に明らかな違いはありますが、自分が自分と一緒に暮らしている感じです。
ですが、二人の性格は全然違います。
ただ平和に暮らしたいと思っている三鷹アサと違って、戦争の悪魔はチェンソーマンを早く殺したいから、悪魔を積極的に狩りたいと思っています。
そして三鷹アサは自信がない高校生ですが、戦争の悪魔は自信があふれています。
二つの心が一つの体を共有する以上、お互いのことが気に入らないのは当然です。
☆失われた体の使用権
無事に生き返ったとは言え、三鷹アサは戦争の悪魔と体を共有することになっています。
本来、三鷹アサは死んだのですが、意識を完全に失う直前に戦争の悪魔が勝手に契約したから、生き返りました。
ですが、生きていることは戦争の悪魔の能力による物で、戦争の悪魔は既に三鷹アサの体の使用権を奪っています。
戦争の悪魔が体を乗っ取りたいと思った時、三鷹アサは自分の体を譲らなければなりません。
そして戦争の悪魔が体を使用した時、三鷹アサは体を奪い返すことはできないのです。
戦争の悪魔はどんな時でも体を乗っ取れますが、三鷹アサがすごく恐怖する時だけ、戦争の悪魔は体を乗っ取れないのです。
すごく恐怖することはめったにありませんので、体の使用権は基本的に戦争の悪魔が握っています。
悪魔と体を共有することは非常に大変ですが、三鷹アサは体のコントロール権を失ったので、もう何もできません。
☆戦う未来
戦争の悪魔と契約した後、三鷹アサは自分の体を失うと同時に、悪魔と戦うようになったのです。
三鷹アサはもともと悪魔と戦うつもりはなかったのですが、戦争の悪魔はどうしてもチェンソーマンを殺したいから、三鷹アサは仕方なくチェンソーマンと戦争することにしたのです。
多くの学生が学校の中でチェンソーマンを見つけることは非常に難しいのですが、戦争の悪魔は既に方法を見つけたのです。
それはデビルハンター部に入部して、情報を手に入れることです。
いい方法ですが、デビルハンター部に入部する前に、試験がありまして、三鷹アサは悪魔を討伐しなければなりません。
いままで戦ったことがない三鷹アサが悪魔と戦うことはできないのですが、戦争の悪魔の命令を聞くしかないので、一生懸命に戦うしかないのです。
三鷹アサは戦うことに慣れていませんが、悪魔との戦いは始まったばかりです。
これから三鷹アサがデビルハンター部に入部したとしても、すぐにチェンソーマンを見つけるはずがないので、悪魔との戦う日々はまだまだ続きます。
☆開花した意外な才能
ユウコと契約した正義の悪魔と戦う途中、三鷹アサは意外な才能が開花しました。
それは強い武器を作れる才能です。
戦争の悪魔の特有能力、それは人間、もしくは物を武器に変形する能力です。
使う素材を見つけた途端、すぐに素材を触って、名前を呼べば、能力はすぐに発動します。
非常に強力な能力ですが、戦争の悪魔自身も強い武器を作ることに苦労します。
ですが、三鷹アサは初めて作ったのに、正義の悪魔を一発で倒せるほどの強い武器を作れました。
三鷹アサはお母さんが買ってくれた服だから強いと言いましたが、三鷹アサの才能が開花したの方が可能性は高いです。
チェンソーマンを倒すことが戦争の悪魔の願いで、その願いを実現するために強い武器はどうしても必要です。
もし三鷹アサは本当に強い武器を作れる才能があれば、二人が一緒に力を合わせれば、チェンソーマンを倒せる可能性は高いです。
以上が今回の記事の内容でした。最後までご覧いただき、誠にありがとうございます。