考察タイム

 

 

 

「ダンダダン」邪視、円城寺仁の体をずっと狙っていた山の怪!

出典:龍幸伸(著)ダンダダン第41話

 

 

ダンダダンの中に登場する山の怪の邪視は非常に強い妖怪で、ずっと人間の皆殺しを考えていました。

 

普通に考えれば妖怪が人間を皆殺しにできるはずがありませんが、邪視が円城寺仁の体に憑依した瞬間、全ては可能になりました。

 

邪視は邪眼で人を狂わせて、自殺させる強い妖怪でしたが、優秀な肉体が手に入るまで邪視は真価を発揮できませんでした。

 

円城寺仁の優秀な体を手に入れた後、邪視は全ての力を出せるから、誰にも負けないほどの妖怪になれました。

 

邪視は危険な妖怪ですが、彼は円城寺仁の友達でもあります、そこで今回は邪視について考察してみたいと思います。

 

 

☆邪視が生まれた経緯

 

邪視は人を自殺させる能力を持つ有名な山の怪で、彼が生まれた経緯が描かれています。

 

山の怪になる前に、邪視は鬼頭家が管理していた村に閉じこまれた罪のない子供だったのです。

 

どうして閉じこまれたのかはまだ判明されていませんが、邪視はずっと独りぼっちで、友達を作るチャンスはありませんでした。

 

友達が作れないことは非常に悲しいことですが、子供達が楽しく遊んでいる姿を見た後、あの頃の邪視は自分の喜びのように笑いました。

 

ですがそんなある日、火山が噴火した後、邪視は生きたまま生贄として捧げられました。

 

霊になった後、邪視はしばらく平穏の日々を暮らしましたが、彼が友達になりたいと思った子供が土の中に埋まれた日から邪視は怒りが溢れました。

 

邪視は埋まれた子供の体を吸収し、何があっても絶対に鬼頭ナキを殺すと強く思いました。

 

そしてその時に、人を邪眼で狂わせて、自殺させる力を持つ山の怪、邪視は生まれました。

 

 

☆活動するための体

 

邪視がどれほどの力を持っていても、その体は既に朽ち果てているので、人間の皆殺しはできません。

 

これから人間を皆殺しにするために、鬼頭一家を潰すために、邪視には霊力の高い人間の体が必要です。

 

霊力の低い人間の体は必要ないです、なぜなら邪視が憑依する瞬間、その体の細胞はすぐに全部壊れます。

 

邪視は優秀な体が欲しいのですが、強い霊力を持った人間は滅多にいません。

 

そのため邪視は長い間、優秀な肉体を手に入れられませんでした。

 

ですが、円城寺仁やその両親が邪視のいる家に引っ越した後、全てが変わりました。

 

円城寺仁自身は気づいていないのですが、彼は優秀な体や天才的強力な霊力を持っています。

 

円城寺仁の完璧な体は邪視にとって最高の器です。

 

 

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出典:龍幸伸(著)ダンダダン第41話

 

 

☆脅威のある山の怪

 

山の怪の邪視は高倉健が出会った妖怪や宇宙人において、最強と言えます。

 

邪視が円城寺仁の体を手に入れた瞬間から、圧倒的な破壊力や高い身体能力を見せました。

 

攻撃に特化しているだけではありません、邪視は屈指の耐久力や体力をも持っています。

 

戦いたいと思っていれば、邪視は余裕で一晩中戦い続けます。

攻撃面でも防御面でも優れている邪視に、大人数で同時に攻撃しても邪視に効果がないのです。

 

数人で同時に邪眼を攻撃することは何度もありましたが、邪視を再起不能にすることはできなかったです。

 

これほどに強い邪視を消滅するにはお祓いをするしかありません。

 

お祓いをすれば邪視を消滅できますが、円城寺仁は邪視の友達になりたいと思っているから、お祓いはしませんでした。

 

 

☆仲間になる可能性

 

人間を皆殺しにすることしか考えていない邪視は狡猾で獰猛な妖怪ですが、味方になってくれれば、頼れる戦力です。

 

理由はまだ判明されていませんが、地球には多くの宇宙人が潜んでいて、その宇宙人たちはそれぞれの計画を立てています。

 

地球で活動するために、宇宙人はスピリチュアルの高い者しか入れない空間を作ります。

 

その空間が展開された時、霊力の高い者なら強制的に空間へ入りますので、円城寺仁は当然中へ入る一員です。

 

美少女宇宙人のバモラが襲った時も、円城寺仁は霊力が高いだけで、宇宙人のスピリチュアル空間に入りました。

 

新しい宇宙人が現れなかったとしても、邪視や綾瀬桃たちは地底人の計画を潰したので、いつ反撃してくるのかがわかりません。

 

襲ってくる宇宙人たちを撃退するために、邪視の力が欲しいです。

 

 

☆円城寺仁の友達

 

邪視は円城寺仁の肉体を狙っていた山の怪でしたが、円城寺仁はいまでも邪視の友達になりたいと思っています。

 

邪視は悲惨な過去を持っているので、円城寺仁が邪視を助けたい気持ちはわかります。

 

ですが、邪視の精神年齢は子供のレベルなので、何が悪いのか、何が正しいのかが全くわかっていないのです。

 

それに邪視は基本的に強い人の言うことしか聞かないので、邪視を教育したいと思っていても、邪視は聞いてくれません。

 

そのような邪視の友達になりたいとも思う円城寺仁はいろいろな苦労をします。

 

円城寺仁が邪視に出会ったことは偶然ですが、二人は真逆の生活を過ごしていました。

 

山の怪になる前の邪視はずっと閉じこまれていて、友達を作れるチャンスすらなかったのです。

 

ですが、円城寺仁は子供の頃から相当自由な生活を過ごしていた上に、たくさんの友達ができました。

 

真逆の人生を過ごせた円城寺仁や邪視が本当に友達になれるのなら、邪視が改心する可能性はあります。

 

以上が今回の記事の内容でした。最後までご覧いただき、誠にありがとうございます。