出典:龍幸伸(著)ダンダダン第42話
ダンダダンに登場する邪視は戦うのが大好きな山の怪で、名前が呪いの家の最強技を持っています。
呪いの家は技なのですが、まるで邪視のパートナーであるように、どんな時でも呪いの家は邪視を支えていました。
最強の技、呪いの家がいる限り、邪視は圧倒的な強さで敵を倒すことができて、敵の行動を封じることもできます。
邪視が戦えれば、必ず呪いの家を出しますので、今回は呪いの家について考察してみたいと思います。
☆邪視の戦闘スタイル
戦うことが大好きで、いつも戦うことを楽しんでいる邪視の戦闘スタイルは非常にシンプルです。
複雑な作戦を用意せず、難しいことを考えず、目の前にいる敵を全部鉄拳で成敗するのが邪視の戦闘スタイルです。
邪視は強いから、拳で敵を殴り倒すことは容易ですが、対処できない状況はどうしてもあります。
移動が速い敵、空に飛べる敵、遠距離で狙撃してくる敵、そのような敵に邪視の戦闘スタイルでは効果がありません。
邪視がどんな敵でも倒せるように、呪いの家はとても必要です。
邪視自身がすごく強いのは確かなことですが、呪いの家まで加えると、強さが数倍上がります。
呪いの技はすごく優秀な技だから、どんな時でも邪視を支えることができます。
☆邪視と呪いの家
呪いの家は邪視の最強技ではありますが、邪視と深く関係しています。
呪いの家は邪視が習得した技ではなく、訓練で発見した技でもないのです。
呪われた家の中にいる怨霊達は全員が報復したいと思っているから、自由自在に動ける邪視に力を貸しています。
言い換えれば、呪いの家は怨霊達の力の混合体です。
鬼頭一家が長い間たくさんの人間を捧げて、宇宙生物のモンゴリアンデスワームに食わせていたから、邪視が発見された家は怨霊に溢れています。
人間に報復したいという執着を持っている怨霊達はそれぞれの力を山の怪に貸しています。
そのため、呪いの家は技でありながら、まるで意識のようにどんな時でも邪視の行動に合わせています。
出典:龍幸伸(著)ダンダダン第42話
☆攻守兼備の最強技
意識を持っている技、呪いの家は攻守兼備の最強技なのです。
いかなる時も、どんな状況でも呪いの家は邪視の思うように変化していきます。
邪視が敵を攻めに行きたいと思った時、呪いの家は自動的にボール状に変形します。
ボール状になった後、邪視は遠くにいる敵、もしくは移動中の敵を狙って、ボールを蹴り飛ばします。
この時の呪いの家は強力な弾丸で、敵に当たった途端、強烈なダメージを与えられます。
そして邪視が敵を閉じ込めたいと思った時、呪いの家は頑丈な結界に変形します。
敵を頑丈な結果の中に閉じこんだ後、邪視は結界の中に入って、敵を思いっきり殴ります。
高倉健や綾瀬桃も、結界の中に閉じこめられたことがあったのです。
呪いの家がいれば、いろいろな戦い方が可能ですが、邪視が手に入れた円城寺仁の体はすごく優秀な物なので、基本的に攻めに行くことが多いのです。
☆敵に攻略される可能性
邪視はいままで多くの敵と戦ってきましたが、呪いの家は攻略されたことがなかったのです。
呪いの家自身は強い技である上に、円城寺仁の体は本当に優秀であるため、敵が呪いの家を攻略できる可能性は低いです。
実際、何度も邪視と戦った高倉健でも呪いの家を攻略できなかったのです。
呪いの家は無敵の技ですが、いずれ敵に攻撃される可能性はあります。
人間や妖怪なら呪いの家を攻略できることはないのですが、高い科学技術を持つ宇宙人なら攻略できる可能性はあります。
呪いの家の力があれば、たとえ敵が宇宙人でも邪視には負けないのですが、もし宇宙人たちが強い科学技術を持っているのなら、解析される可能性はあります。
そして呪いの家が解析された時、技が崩壊する恐れがあります。
☆呪いの家が消える可能性
呪いの家は強力な技で、邪視がいる限り呪いの家は必ず活躍します。
呪いの家は怨念で形成する技で、もし怨念達が全部消えた時、呪いの家はどうなるのでしょうか。
邪視はとても強い敵ですが、中身はただの子供です。
邪視の中身が子供であることを知った円城寺仁や高倉健は邪視の危険性をなくすために、努力していました。
実際、最初の頃と比べて、今の邪視の危険性は減っています。
円城寺仁や高倉健が努力し続けていれば、いずれ邪視の怨念が消えて、邪視は本当の子供のように生活していく可能性はあります。
そしてその時、呪いの家も一緒に消える可能性が高いです。
呪いの家はしょせん怨霊達の思念体、もし人間達への憎がなくなれば、怨霊達は消えるはずです。
全ての現況である鬼頭一家、地底人を完全に討伐した時は怨霊達が消える時なのでしょう。
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