出典:龍幸伸(著)ダンダダン第75話
ダンダダンには多くの宇宙人が登場しましたが、バモラのような宇宙人はいままで登場していなかったです。
バモラはとても可愛らしい女性宇宙人で、その外見や体の構造は地球人にすごく似ています。
バモラは最初、高倉健やその仲間達の敵だったのですが、今ではすっかり高倉健に懐いていました。
バモラは高倉健が出会えた数少ない友好宇宙人なのです。
そこで今回は宇宙人のバモラについて考察してみたいと思います。
☆可愛い女性の正体
高倉健が見事に邪視を抑えられた後、金の玉が空に浮いている情報を知り、高倉健は綾瀬桃と一緒に金の玉を探しに行きました。
金の玉が目撃された場所、団地についた後、高倉健や綾瀬桃は本当にそこで空に浮いている金の玉を見つけたのです。
すぐに金の玉を回収できるように、高倉健や綾瀬桃は行動しましたが、透明になれる宇宙怪獣と交戦しました。
他の仲間の力を借りて、高倉健達は見事に敵を倒しましたが、金の玉を取り戻そうとした時、怪獣服の中には一人の女性がいました。
最初、高倉健はその女性が死んでいると思っていましたが、実はその女性はまだ生きていて、正体は宇宙人でした。
宇宙人は彼女の惑星の言葉しかわからないので、高倉健とはうまく交流できませんが、高倉健はもともと宇宙人に憧れがあるので、怒らずにゆっくりと宇宙人と交流していたのです。
そして友好な宇宙人、シャコの協力で、高倉健は宇宙人の名前がバモラということや彼女の目的を知りました。
バモラの目的は強い人と結婚することで、彼女が地球に来て間もないのですが、既にその目的を果たしたのです。
☆特別な宇宙人
霊力が目覚めた高倉健はいままで何人かの宇宙人に出会えましたが、出会った宇宙人の中においてバモラは非常に特別な宇宙人です。
地球人から見ればバモラが特別というのは当然ですが、宇宙人から見てもバモラは特別です。
バモラについての情報を知るために、バモラと交流できるように、高倉健はバモラを友好宇宙人のシャコのところへ連れて行きました。
高倉健はシャコから何かの情報を手に入れると思っていましたが、シャコ星人はバモラについて何も知りませんでした。
シャコはバモラのような宇宙人に出会ったことがない上に、シャコとは全然違う種類の宇宙人だと伝えました。
確かにいままで高倉健が出会った宇宙人と比べれば、バモラは非常に特別な宇宙人です。
バモラの体はどの宇宙人よりも地球人に似ている上に、バモラはいつも服を着ています。
いままでの宇宙人は誰もが地球人に少しも似ていなくて、服を着る習慣も特にありません。
バモラは他の宇宙人と比べて明確な違いがあり、これからバモラの正体が明かされるのが非常に楽しみです。
出典:龍幸伸(著)ダンダダン第75話
☆綾瀬桃との関係
女性宇宙人のバモラと綾瀬桃の関係は今、少しずつ改善して、良くなっています。
ですが、もともと綾瀬桃はバモラに少しも好感を持っていませんでした。
綾瀬桃から見ればバモラは高倉健の金の玉を狙っている宇宙人で、再び皆を襲ってくる可能性は高いです。
そしてバモラは高倉健にキスをした犯人でもありますので、綾瀬桃にとっては許されない恋敵です。
一方、高倉健はいつもバモラに友好的な態度を取っているので、綾瀬桃はさらなる不満や怒りを感じました。
綾瀬桃はバモラのことを見捨てて、この宇宙人のことを知らないフリをしたかったのですが、彼女のお婆ちゃん、綾瀬桃星子はバモラのことを留学生だと思って、面倒を見ました。
綾瀬星子はバモラの面倒を見ることになったので、バモラは綾瀬桃と一緒に住んでいます。
綾瀬星子は若い子達を無償で支える女性霊媒師なので、これからバモラを追い出すことはありません。
これから綾瀬桃はバモラと一緒に暮らし、毎日バモラに会いますが、もしバモラを敵だと認識していれば二人の生活は苦しくなります。
幸いなことに、口裂け女の事件の後、絢瀬桃はバモラを信頼できる宇宙人だと認識して、バモラへの態度も変わり始めているので、これからバモラとの生活はうまくいきます。
☆タカクラとの関係
バモラにとって高倉健はいままで出会ったことがない地球人なのですが、高倉健が自分を倒せた強い人だとバモラは認識しています。
そのためバモラは高倉健が結婚する相手だと決めて、自分からキスをしたのです。
高倉健は何も返事できませんが、バモラは本当に高倉健のことが好きです。
周りには他の地球人の男性がいるのに、バモラは高倉健にだけ興味があります。
そしてバモラは覚えている言葉が少ないのに、タカクラを間違いなく、はきはきと言えます。
高倉健と結婚したいと本気で思っているので、今のバモラは地球での生活より、高倉健の攻略に集中しています。
☆地球での留学生活
今の姿を維持できれば、たとえ宇宙人でも普通の人間のように地球で生活できます。
高倉健と仲良くなった宇宙人、シャコは今地球の人間として働き、地球で生活しています。
バモラの顔や体は地球人にすごく似ているので、当然人間として生活できます。
ただバモラは全く地球人の言葉がわからない上に、翻訳できる機械も一切持っていないので、バモラが一般人として生きることは非常に難しいです。
そんなバモラが普通に生活できるように、綾瀬星子は自分のコネを使って、バモラを綾瀬桃の学校に入学させました。
地球人の言葉がわからないようなバモラが受け入れるはずがないのですが、綾瀬星子はバモラのことを留学生として紹介したので、無事に入学できました。
綾瀬星子の影響力は凄まじいので、バモラはすぐに学校へ行くことができるのです。
そして偶然なことに、先生たちはバモラを高倉健と同じクラスに編入しました。
高倉健と一緒にいれば、これからバモラは愉快な学校生活を過ごせます。
同じクラスの他の生徒もバモラのことがすごく気に入っているので、もう少したてば、バモラは普通の生徒になれるのでしょう。
以上が今回の記事の内容でした。最後までご覧いただき、誠にありがとうございます。