出典:龍幸伸(著)ダンダダン第84話
ダンダダンの第83話で、綾瀬桃が仕事場のメイド喫茶から家へ帰ろうとした時、バイト仲間や客達は突然ディスマンに変わって、綾瀬桃を襲いました。
バイト仲間や客が突然ディスマンに変わったことに、綾瀬桃は驚きましたが、すぐに反撃を仕掛けました。
気持ち悪い顔をしていますが、ディスマンの群れを倒すことは難しいことで、綾瀬桃と彼らの戦いは激しくなっています。
そこで今回はディスマンについて考察してみたいと思います。
☆ダンダダンのディスマン
ダンダダンの第83話の時、ディスマンが初登場しました。
ダンダダンに登場したディスマンの顔はほぼ本物に似ていて、群れで行動していたのです。
他の宇宙人のように特殊な能力を持っていないのですが、全てのディスマンは効率よく同時に動くことができます。
群れの中のディスマンはどれもが的確な行動を取れるから、ディスマンの弱点を見破って攻略するのは厳しいです。
そしてディスマンはお互いに連携を取れているから全員を同時に倒さない限り攻撃は効かないのです。
それだけではありません、どのディスマンも高い戦闘能力を持っているから、接近戦闘が弱い綾瀬桃にとっては最悪な敵です。
超能力しか頼れない綾瀬桃がディスマンの群れを倒せる可能性は低いです。
☆綾瀬桃がディスマンを知る理由
ダンダダンの第84話に、綾瀬桃がディスマンのことを知っている描写がありました。
綾瀬桃がディスマンのことを知っているのはとても意外なことです。
なぜなら綾瀬桃はSF、宇宙人、もしくは都市伝説のことをあんまり知らない女性だからです。
妖怪や幽霊のことでも綾瀬桃は詳しく知らないのです。
ですが、そんな綾瀬桃はディスマンのことを知っています。
もし綾瀬桃がディスマンの名前を知っていることに理由があるのなら、一つの可能性が考えられます。
それは昔に綾瀬桃が一度ディスマンに出会ったことがあることです。
他の都市伝説と違って、ディスマンは夢で見る都市伝説なので、霊力が覚醒していない状態でも見ることができます。
綾瀬桃が実際にディスマンに出会ったことがあるので、異星人集団はセルポ星人のクローンをディスマンに書き換えたともいえます。
出典:龍幸伸(著)ダンダダン第82話
☆謎ディスマンの正体
ディスマンの群れはメイド喫茶の中に現れて、一斉に綾瀬桃を襲いましたが、それは実在している物ではありません。
ダンダダンの第84話でディスマンの正体が明かされました。
実は、メイド喫茶の中に現れたディスマンの群れはセルポ星人のクローン技術でできた物なのです。
セルポ星人のクローン技術でクローンを生み出す時、中のデータを書き換えれば姿を変化させることができます。
実在している物ではないので、綾瀬桃のバイトの仲間や客達は生きています。
そして実在している物ではないから、特殊な方法を使えればディスマンの群れを消すことができます。
セルポ星人は既に特殊なアイロンを綾瀬桃に渡していて、そのアイロンでサンドイッチのようにディスマンの頭を挟めば、ディスマンのデータを書き換えることができます。
ディスマンを倒せる方法は簡単ですが、あちらは圧倒的な人数を持っていますので、実行するのは非常に厳しいです。
☆ディスマンが綾瀬桃を襲った理由
高倉健、白鳥愛羅や邪視を襲った異星人は誰もが強そうな異星人でしたが、綾瀬桃だけディスマンで襲い掛かりました。
異星人集団はセルポ星人から綾瀬桃のことを把握したので、綾瀬桃が強いのは知っているはずです。
それなのに異星人集団はディスマンだけで綾瀬桃を襲いました。
異星人集団がこのような判断を取ったことには理由があるはずで、その理由について二つの可能性が考えられます。
一つ目の理由、それは綾瀬桃の超能力を封じるためです。
ディスマンには特殊能力を持っていませんが、綾瀬桃の能力を封じることができます。
ディスマンと綾瀬桃の戦いの中に、ディスマンが綾瀬桃の超能力を封じるシーンがありました。
異星人集団は既に綾瀬桃が超能力を使えることを把握していますので、ディスマンがその対策である可能性は高いです。
二つ目の可能性、それは異星人集団が綾瀬桃を強敵として認識していないからです。
綾瀬桃は他の地球人と違って、使えるのは超能力だけなので、異星人集団にとっては強くない力である可能性はあります。
実際、高倉健や白鳥愛羅は奇襲を受けたにも関わらず、異星人集団にダメージを与えることができました。
ですが、超能力が封じられた途端、綾瀬桃は何もできなかったのです。
以上が今回の記事の内容でした、最後までご覧いただき、誠にありがとうございます。