出典:鈴木央(著)黙示録の四騎士第142話
「黙示録の四騎士」第142話の中で、ナシエンスは妖精王と一緒にある秘密の場所、神樹の頂上へ向かいました。
ナシエンスが妖精王、キングと一緒に行動すること自体おかしいのですが、妖精王は急にある大事なものをナシエンスに渡そうとしました。
妖精王の謎の行動にナシエンスはすごく驚きました。
自分の性別が特別で、自分が妖精族や自分を捨てた親が妖精族であることをナシエンスは受け入れましたが、ナシエンスはいまだに妖精王のことを信じていません。
世話になっているのに、ナシエンスはいまだに妖精王や巨人の女王、ディアンヌの態度に疑問を抱いています。
ナシエンスが今も妖精王や巨人の女王に疑問を抱いているのは仕方ないことです。
普通の生活を過ごし続けていたナシエンスは妖精王や巨人の女王と仲良くなりたいと一度も思っていなかったです。
ナシエンスにとって妖精王や巨人の女王は近づいてはいけない、とても遠い存在です。
そんな状態でナシエンスが妖精王や巨人の女王を信じるのは無理です。
ナシエンスは用心深い妖精で、ナシエンスの信頼を得たければ、妖精王や巨人の女王は先に全ての事実を話さなければなりません。
真実を話さない限り、妖精王や巨人の女王は永遠にナシエンスの信頼を得られません。
それではこれから最新話の徹底考察をお届けいたします。
最新話徹底考察
☆ナシエンスの正体
実の親が普通の妖精族だったら、ナシエンスはもっと嬉しいのでしょう。
ナシエンスはまだ気づいていませんが、ナシエンスの実の親は普通の妖精族ではなく、親が妖精王や巨人の女王である可能性は限りなく高いです。
ナシエンスの顔が非常に妖精王や巨人の女王に似ていることは誰もが認める事実です。
そしてナシエンスが捨て子だったことは知られている事実です。
この二つの事実はとても大きな証拠ですが、もう一つの証拠が存在しています。
妖精王や巨人の女王の特殊な反応は全ての事実を語りました。
ナシエンスが実の子だから、妖精王や巨人の女王はずっとおかしな反応をしていたのです。
ナシエンスが妖精族であることを妖精王や巨人の女王はすぐに気づいたはずなので、あの二人が同族を嫌いになる、もしくは特殊な感情を抱くはずがありません。
多くの悲しみを乗りこえた妖精王や巨人の女王が何の罪も犯していない、大事な友を失った可哀想なナシエンスを恨んでいるはずがありません。
妖精王や巨人の女王が変な顔でナシエンスを見ていたことに特殊な意味があります。
ナシエンスは特殊な身分を持っている妖精だから、妖精王や巨人の女王が変な顔でナシエンスを見ていたと考えられます。
☆妖精王からの贈り物
黙示録の四騎士の最新話、第142話の中で、妖精王は妖精族が大事にしている貴重なアイテム、いにしえの秘薬をナシエンスに送ろうとしました。
妖精王から贈り物をもらえると思っていなかったので、妖精王の気持ちを理解できなかったナシエンスは当然貴重なアイテム、いにしえの秘薬を拒絶しました。
ナシエンスからすれば妖精王は非常に怪しい大人ですが、妖精王がナシエンスに貴重なものを贈りたいのは仕方ないのです。
なぜならナシエンスは普通の子供ではなく、妖精王や巨人の女王の息子だからです。
ナシエンスは当然このことに気づいていませんが、彼はいにしえの秘薬を受けられるほどの身分を持っています。
妖精王はただナシエンスに償って、ナシエンスに力を貸したいだけですが、その行為は大きな不幸を招きます。
妖精王や巨人族女王の第一息子、マートルはいろいろ察して、深い闇の感情を抱きました。
出典:鈴木央(著)黙示録の四騎士第142話
☆ナシエンスと妖精王と巨人の女王
これから妖精王、巨人の女王、マートルやナシエンスは大きな事件に巻き込まれます。
その事件は悲劇によるもので、止めるのはとても難しいことです。
事件を解決する間に、ナシエンスは自分の正体、妖精王や巨人の女王が隠していた事実を知るのでしょう。
残酷な事実が判明される時、ナシエンスが考えなければならないことは二つあります。
一つ目、それは本当の身分を継ぐかどうかということです。
ナシエンスは妖精王や巨人の女王の第一息子、つまりナシエンスは全てを継ぐ権利があります。
当然ナシエンスは玉座、妖精や巨人族のことに興味がないのですが、ナシエンスには大事な家族がいます。
ナシエンスは孤独な妖精ではなく、ナシエンスにはかわいい妹や弟がたくさんいます。
妖精王や巨人の女王の息子になれば、ナシエンスは家族の愛を永遠に感じられます。
二つ目、それは本当の才能を覚醒させられるかどうかということです。
ナシエンスは当然権力や妖精王の座などに興味がないのですが、妖精や巨人族の特殊な才能はパーシバルの役に立ちます。
パーシバルが目覚めた時、もしナシエンスが旅を続けたいと思っているのなら、妖精や巨人族の才能を継ぐ必要があります。
狂王アーサーは非常に強い敵で、もしナシエンスが一緒に戦ってくれるのなら、狂王アーサーを討てる可能性は上がります。
☆妖精王の選択
ずっと愛する息子を失った妖精王はただ再会できた息子を全力で支えたい、愛したいだけですが、彼は大きな過ちを犯しました。
黙示録の四騎士の一人、パーシバルはいずれ世界を救ってくれる騎士なので、妖精王がナシエンスにいにしえの秘薬を渡すことは正解です。
狂王アーサーの侵攻により妖精族が滅亡すれば、いにしえの秘薬があっても意味がないので、いにしえの秘薬はナシエンスに渡すべきです。
いにしえの秘薬を渡すことは間違っていませんが、間違ったのは渡すタイミングです。
タイミングが早すぎたから、ナシエンスに拒絶された上に、マートルにその光景を見られました。
間違ったタイミングでいにしえの秘薬を渡そうとした結果、本当の息子に誤解され、義理の息子に恨まれました。
それだけではありません、これから狂王アーサーの刺客は必ずマートルを利用するので、マートルを止めるために、妖精王は自分の息子と戦わなければならないのです。
ナシエンスの正体を含めて、もし妖精王が先に全ての事情を伝えていれば、結果は大きく変わったのです。
ですが、妖精王や巨人の女王がいろいろ配慮して、真実を全力で隠そうとしていたから、今回の悲劇に至りました。
妖精王はとんでもない強さを持つ者で、マートルの暴走を止めるのは簡単なことです。
ただ、たとえ暴走を止めたとしても、皆の関係は破綻します。
妖精王や巨人の女王が真実を伝えて、謝らない限り、破綻した関係は元に戻りません。
妖精王や巨人の女王が全ての真実を伝えて、マートルやナシエンスに謝れば、今度こそ幸せな家庭が作りあげます。
以上が今回の記事の内容でした、最後までご覧いただき、誠にありがとうございます。