出典:鈴木央(著)黙示録の四騎士第124話
「黙示録の四騎士」第124話の中で、戦う運命に選ばれている二人、トリスタンやガウェインは見事な勝利を手に入れました。
トリスタンやガウェインが戦っていた相手はローズバンクが作った契約の獣、とても強かったです。
契約の獣は巨大で圧倒的なパワーを持つ生き物だったので、トリスタン、ガウェインやアンたちは苦戦しました。
もう少しでトリスタンたちは全滅するところでしたが、それでもトリスタンやガウェインは最後の最後に見事な勝利を手に入れました。
この二人が勝ったことで、皆ができることは一気に増えました。
激しい戦いは終わったばかりですが、トリスタンやガウェインたちに残されている仕事は二つあります。
一つ目の仕事、それは永遠の王国へ行くことです。
永遠の王国への扉がまだ開いている可能性はありますので、今すぐそこを通る準備を進めるべきです。
二つ目の仕事、それはパーシバルを探しに行くことです。
パーシバルは強いのですが、モートラックは何かを仕掛けていますので、先にパーシバルを救出するべきです。
アンはパーシバルのことをすごく心配していますので、先にパーシバルを探せば、皆の士気を保てます。
最新話徹底考察
☆トリスタンやガウェインの成長
混沌の騎士の一人、ローズバンクが作った契約の獣は恐ろしい生き物で、契約の獣との戦いでトリスタンやガウェインは苦戦しました。
トリスタンも、ガウェインも酷い怪我をしていて、逆転するのは難しかったのですが、あの二人は見事な成長を遂げました。
新たな力を手に入れたわけではありません。
トリスタンやガウェインは今回の戦いで己の迷いを断ち切りました。
黙示録の四騎士の中に登場するキャラクターたちにおいて、トリスタンやガウェインはすごく似ています。
トリスタンも、ガウェインも、生まれながら優秀な能力を持っていて、とても立派な身内がいましたが、あの二人は悩みを抱えていました。
成長すると共に悩みを持つのは普通のことですが、トリスタンやガウェインはうまく成長できなかったです。
悩みでトリスタンは力を使うことに迷っていて、ガウェインも狂王アーサーやその手下たちとの戦いに迷っていました。
悩みであの二人はずっと成長できなかったのですが、幸いなことに契約の獣との戦いでうまく迷いを断ち切りました。
☆ランスロットの底なしの力
黙示録の四騎士の最新話の第124話の中で、ランスロットは彼の底なしの力を見せました。
黙示録の四騎士の世界において、ランスロットは化け物の中の化け物です。
混沌の力を完全にコントロールした狂王アーサーは恐ろしい化け物ですが、ランスロットは彼と同格でした。
ランスロットが強いのかは知られていますが、彼がどうやってこれほどの力を身に付けたのかは大きな謎です。
ランスロットが持っている力は修行で手に入れたものだとは考えにくいです。
今のランスロットが持っている力は混沌の力に通用していますので、これは修行ではなく、ランスロットが何らかの大きな代償を払ったから手に入れたものだと考えられます。
ランスロットが強いのは実力面だけではなく、その頭脳も一級品です。
ランスロットは黙示録の四騎士の中に存在するほとんどの力、種族や必要な常識などを全部把握しています。
そして可能な限り、ランスロットはあの世界に存在する強者達の情報をも把握していました。
年齢的にランスロットがアーサー王に従えているななしのことを知るはずがないのですが、ランスロットはななしのことを知っている上に、彼に関する重要な情報をも掴んでいます。
実力も、頭脳も、性格も、ランスロットはどの面においても完璧だから、彼はアーサー王よりも化け物です。
出典:鈴木央(著)黙示録の四騎士第124話
☆ななしの戦い
主君の狂王アーサーのために、混沌の騎士の一人、ななしは必死で戦っています。
ななしの敵は黙示録の四騎士の一人、ランスロットでした。
ななしは凄腕の剣士でしたが、ランスロットは恐ろしい化け物なので、ななしは相当苦戦しました。
昔からななしは登場していましたが、彼の正体はずっと謎でした。
ななしの登場は他のキャラクターよりも少ないので、彼に関する情報は少なかったです。
アーサー王がななしの情報を流すはずがないのですが、それでもランスロットはななしに関する情報な情報を得ています。
それはななしが女神族であることです。
女神族だから、ななしは何千年も生きていて、高い治癒能力をも持っています。
女神族であるななしはアーサー王に力を貸す必要がないのですが、それでもななしは混沌の一員になり、アーサー王のために戦っていました。
ななしが何を考えているのかはわかりませんが、これほど強い女神族がアーサー王についていれば、他の混沌の騎士が女神族の力を使えたのは納得できます。
☆ななしと狂王アーサー
ななしは女神族の者なのに、それでも彼は狂王アーサーや永遠の王国の仲間になりました。
これは少々不思議なことです。
アーサー王の側近の一人であれば、ななしは当然アーサー王の目的を知っているはずですが、それでもななしは狂王アーサーから離れていなかったです。
ななしがいまでもアーサー王や永遠の王国の一員になっている理由について一つの可能性が考えられます。
それは人間を他種族の紛争から解放することです。
ななしが剣の達人になり、女神族から長い間離れているから、ななしは女神族よりも人間の方が好きであることがわかります。
16年前の聖戦の時も、ななしは最後まで人間の味方になっていました。
ななしが人間の方が好きであれば、当然人間が他種族に弄ばれているのが耐えられません。
人間が他種族に蹂躙されるのを嫌がっています。
弱き人間が他種族から解放されるのは無理なことですが、アーサー王や彼の混沌の力があれば、何でも可能になります。
人間という種族を解放したいから、ななしは最後までアーサー王のそばに残ったと考えられます。
以上が今回の記事の内容でした、最後までご覧いただき、誠にありがとうございます。