出典:鈴木央(著)黙示録の四騎士第121話
「黙示録の四騎士」第121話の中で、混沌の力の強さが描かれました。
混沌の力は狂王アーサーが持つもので、その力を使えば、狂王アーサーはどんな種族でも凌駕します。
混沌の力を完全に活用できるのはアーサー王だけですが、彼は力の一部を混沌の騎士たちに渡しています。
混沌の力の全てではないのですが、それでも混沌の騎士の一人、ローズバンクはその恐ろしさを見せました。
アーサー王や混沌の騎士たちのことが大嫌いだったはずの魔神族たちは混沌の杖で別の生物、契約の獣になった後、自我を完全に失いました。
魔神族たちが自我を失い、完全に敵になっただけなら、トリスタンたちには勝算がありますが、今の契約の獣は計り知れないほどの強さを持っています。
これからすぐに契約の獣への対策を用意しなければ、トリスタンたち一行は全滅を迎えます。
それではこれから最新話の徹底考察をお届けいたします。
最新話徹底考察
☆トリスタンの悩み
黙示録の四騎士の最新話、第121話の中で、トリスタンの悩みについて描かれています。
魔神族や女神族の間で生まれたトリスタンは幼少時代強大な力を得ましたが、その代わりに一つ大きな悩みを抱いています。
それは魔神族の力を恐れ、拒絶していることです。
トリスタンが持つ女神族の力は攻撃系のものではないので、比較的扱いやすいのですが、魔神族の力は違います。
魔神族の力は強烈なもので、現リオネス王国の国王、メリオダスでも魔神族の力を抑えるのに苦労しました。
魔神族の力を使えば、トリスタンは強大な力を得られますが、今でも抑えられないので、トリスタンはずっと使わないことにしました。
もしトリスタンが暴走してしまったら、彼を止められるのはランスロットだけです。
魔神族の力をずっと使わなかった結果、トリスタンは当然今でも魔神族の力をコントロールすることができないのです。
トリスタンが戦場から離れれば、魔神族の力を使わなくてもいいのですが、残念ながら彼は戦場から離れられません。
そして魔神族の力を上手く使えないから、トリスタンは自分の道を徹底できず、いまでもうまく戦えなかったのです。
トリスタンが魔神族の力を持っているのは書き換えられない事実です。
この事実をどのように受け入れて、この事実とどんな風に共存するのか、トリスタンはじっくりと考えなければなりません。
☆契約の獣
混沌の騎士の一人、ローズバンクが作った契約の獣は恐ろしい生き物です。
魔神族たちが従順なしもべとなった上に、計り知れないほどの力をも持っていますので、契約の獣は非常に強大な敵です。
黙示録の四騎士の世界においてどれほど強い敵でも必死で戦えれば勝機が見えますが、問題は契約の獣に知性がないことです。
知性がないからトリスタンやアンたちは契約の獣の行動が読めない上に、弱点、急所、もしくは痛んでいる部分を狙うのは不可能です。
そして知性がないから、アンたちの魔力の影響を受けないこともありました。
ほぼ完璧な契約の獣を倒すだけでもすごく苦労するのに、混沌の騎士たちはまだ生きていますので、更に戦いにくくなりました。
契約の獣は非常に恐ろしい生き物ですが、トリスタンやアンたちはこの生き物を乗りこえなければなりません。
狂王アーサーや永遠の王国を潰したければ、トリスタンやアンたちはこの危機を利用して、更に進化、成長しなければなりません。
出典:鈴木央(著)黙示録の四騎士第121話
☆トリスタンへの呼び声
黙示録の四騎士の最新話、第121話の中で、トリスタンの側近達は彼のことを呼んでいました。
契約の獣や混沌の騎士たちの戦いで、トリスタンの力は必要不可欠です。
心に大きな悩みがあり、契約の獣との戦いにも負けましたが、それでも彼を信頼している者はいます。
トリスタンを求めている者もいます。
常に戦うのはとても辛いことですが、戦いの運命に選ばれた時点で、トリスタンは戦いから逃げられないのです。
契約の獣や混沌の騎士たちとの戦いに勝てる可能性は低いですが、ここはトリスタンが進化を迎えられる一戦です。
ここでトリスタンが進化、もしくは成長できれば、皆の道に再び希望が見えます。
女神族や魔神族の力をも同時に持っているトリスタンは非常にポテンシャルのある騎士です。
トリスタンが進化できないのは心の悩みのせいですが、彼がこの戦いで全ての悩みを断ち切ることができれば、進化するのは可能なことです。
☆ガウェインが取る策
目の前にいる契約の獣や混沌の騎士たちを討つために、黙示録の四騎士の一人、ガウェインはすぐに策を考えなければなりません。
ガウェイン自身も完全に解放されていませんが、今は彼女に全てがかかっています。
もしここでガウェインが見事な一手を取ったのなら、皆は逆転できますが、もし彼女の策が効かなかったら、皆は更に不利な状況に陥ります。
これからガウェインが取る策について二つの可能性が考えられます。
一つ目の可能性、それは限界を超えることです。
ガウェインの魔力や正体に関しては今でも謎ですが、もしガウェインが太陽の力をも借りられるのなら、力技で突破するのは可能です。
魔力、太陽はすさまじいもので、その全力を発揮できるのなら、一発で契約の獣を消すことは可能です。
二つ目の可能性、それは全ての希望をトリスタンに託すことです。
ガウェインは特殊な魔力を持っている上に、特殊な技をも使えます。
もしガウェインにトリスタンを回復させられる方法があるのなら、トリスタンを呼び起こして、共に戦うことが可能です。
契約の獣や混沌の騎士たちは強力な敵なので、一人ではなく、二人の騎士で戦わなければなりません。
以上が今回の記事の内容でした、最後までご覧いただき、誠にありがとうございます。