出典:鈴木央(著)黙示録の四騎士第106話
「黙示録の四騎士」第106話の中で、アンやドニーは無事にランスロット一行と合流できました。
魔界に来てから理解できないことが次々に起きていますが、皆が無事に合流できたのは何よりです。
ガウェインの姿がどこにも見当たらないのは心配になりますが、ガウェインは異常な強さを持っているので、しばらく単独行動でも大丈夫です。
皆が合流できた今、これからどうすべきかが重要になってきます。
パーシバルがいなければ皆はうまく魔界で活動できないので、これからアンたち一行はパーシバルと共にパーシバルソードを探すべきです。
パーシバルソードは非常に重要な武器で、人海戦術で探せばすぐに見つけられる可能性があります。
それではこれから最新話の考察をお届けいたします。
最新話考察
☆トリスタンにとっての衝撃の事実
魔界に来てから理解できないことが起きると同時に、トリスタンは衝撃の事実を知りました。
それはパーシバルが昔に魔界に来ていたことや、パーシバルが魔神王ゼルドリスの知り合いだということです。
ドニーから情報を知った時、ランスロットはそれほどのショックを受けていないのですが、トリスタンは違います。
なぜならトリスタンは他の皆よりも魔神族に深く繋がっているからです。
トリスタンは魔神族の血を引いている上に、魔神王ゼルドリスは彼の血のつながっている親戚です。
魔神族に深く繋がっているトリスタンは誰よりも魔神族と仲がいいはずですが、残念ながらトリスタンに近づきたい魔神族はいませんでした。
トリスタンは魔神族のイオと仲良くなりましたが、イオは魔神族での地位はそれほど高くないので、イオだけでは何もできませんでした。
今回魔界での旅でもしパーシバルがいなければ、今頃全員が魔神族と激しい戦いを始めた可能性は高いです。
魔界での旅でトリスタンはある事実に気づくはずです。
それは魔神族との関係を修復すべきことです。
トリスタンは選ばれた人間で、幸せな国や家庭の中で成長していましたが、これからも魔神族の力を借りたい時が来る可能性はあります。
トリスタンが魔神族との関係を修復しなければ、これから魔神族は彼のことを敵だと認識しますので、本当に平和な国を作るのは難しいです。
ですが、トリスタンがパーシバルを通して魔神族との関係を修復すれば、これからは魔神族と平和に暮らせる上に、魔神族を味方にすることも可能です。
☆魔神族とパーシバル
黙示録の四騎士の最新話の第106話の中で、パーシバルはまだ最重要なパーシバルソードを見つけていませんが、魔神族の皆は彼のために頑張っています。
魔神族がパーシバルのために頑張っている光景、ナシエンスは何度見ても信じられなかったです。
ナシエンスが何度も自分の目を疑ったのは当然のことです。
魔神族は友好な種族ではないので、彼らが喜んで人間に力を貸すことはとても不思議なことです。
パーシバル自身は深く考えていないのですが、ナシエンスはずっと魔神族とパーシバルの関係について考えていました。
パーシバルと魔神族の関係はいまだに謎ですが、もうすぐその謎が解かれる可能性は高いです。
アーサー王が送った刺客が魔界に侵入した上に、パーシバルソードを見つけた時にパーシバルの真の力が開花する可能性がありますので、その時に魔神族はパーシバルとの関係を明かすのでしょう。
出典:鈴木央(著)黙示録の四騎士第106話
☆パーシバルと謎のローズバンク
パーシバルはすぐにパーシバルソードを見つけないといけないのですが、彼はソードを探している途中に倒れている女騎士を見つけました。
魔界の中に人間の騎士が倒れていること自体はすごく異常なことなので、ナシエンスはすぐに警戒しましたが、パーシバルはその騎士を助けようとしました。
倒れている騎士のそばには混沌の杖がいますので、その騎士が敵であることにナシエンスは気づきました。
気づいているからこそ、ナシエンスはその騎士を無視しようとしましたが、パーシバルは何としても彼女を救おうとしました。
敵を救うのは賢明なことではないのですが、今回ばかりパーシバルは正しい行動を取ったかもしれません。
なぜなら謎の女騎士の名前はローズバンク、ガウェインが一人で倒した敵だからです。
ガウェインが何の問題もなくローズバンクを倒したことから、ローズバンクが強くないのはわかりますので、もし彼女に反逆の意志があればすぐに制圧できます。
これからパーシバルがローズバンクを助ければ、ローズバンクから敵の情報をもらえる上に、人質や盾として使うことも可能なので、パーシバルが今回勝手な行動を取っても大した問題はありません。
☆ガウェインの居場所
黙示録の四騎士の最新話、第106話の中でガウェインの居場所が描かれました。
魔界の無数の穴を通ったからガウェインは皆とはぐれました。
ガウェインが行方不明になったのは重大なことですが、彼女は異常な強さを持っていますので、パーシバルたちは彼女の捜索を優先しなかったです。
そして結果から見ればパーシバルたちがガウェインを探さなかったのは正しいです。
ガウェインは魔界の中で迷子になったのではなく、魔神族に絡まれたのでもありません。
ガウェインは魔界へ侵入していた混沌の騎士を一人で討伐しに行ったのです。
一人で一つの集団と戦うのは危険なことですが、ガウェインならば問題はないのでしょう。
そしてガウェインが一人で敵集団の方へ向かったのは正解です。
魔界は人間ではなく、魔神族の世界なので、パーシバルたち全員が混沌の騎士集団と激突すれば、魔界は深く影響されます。
魔神族とパーシバルの関係をガウェインは知らないので、魔神族との衝突は何としても阻止すべきです。
そしてガウェインが一人で行動していたから、混沌の騎士の一人、ローズバンクは倒されて、集団にダメージを与えられました。
以上が今回の記事の内容でした、最後までご覧いただき、誠にありがとうございます。