出典:鈴木央(著)黙示録の四騎士第104話
「黙示録の四騎士」第104話の中で、パーシバルたち一行は強くて恐ろしい魔神王に出会えました。
人間からすれば魔神王は別次元にいる怪物なので、アンたちはこれから殺されると思っていましたが、あの恐ろしい魔神王はパーシバルの知り合いだったのです。
パーシバルがゼルドリスの知り合いだということはすごく驚きの事実ですが、皆にとっては最高のお知らせです。
なぜなら魔神王や魔神族と仲良くなれば、皆は一気に戦力を補充できます。
それではこれから最新話の徹底考察をお届けいたします。
最新話考察
☆心優しい魔神王
黙示録の四騎士の最新話の第104話の中で、現魔神王のゼルドリスの優しい一面が描かれました。
魔神王であるゼルドリスは実の兄、メリオダスにも負けないほどの化け物で、ほとんどの敵を瞬殺することが可能です。
ゼルドリスのような化け物は気迫だけで人間を殺せますが、ゼルドリスは昔魔界の方へ落ちていたパーシバルの面倒を優しく見てくれました。
あの頃のパーシバルはうまく話すことすらできない子供でしたが、それでもゼルドリスは魔神族の皆と人間であるゼルドリスを一時的に育ててくれました。
パーシバルが元気な少年に成長できたことやパーシバルの記憶から、ゼルドリスや魔神族の皆は彼をいじめていなかったことがわかります。
ゼルドリスがパーシバルの面倒を見てくれたことはただの気まぐれかもしれませんが、その行動は未来を大きくかわりました。
今のパーシバルは魔神族のことを大好きになっただけではなく、魔神族の未来のために信頼できる味方と共にアーサー王に挑もうとしています。
☆パーシバルの過去
パーシバルがどうして魔神族の言葉を知っているのか、魔神族のイオがどうしてパーシバルのことを知っているのかが謎でしたが、その理由は黙示録の四騎士の最新話で判明しました。
パーシバルは幼少の頃三千年前に作られた遺物で一度魔界へ落ちたことがありました。
人間の子供が恐ろしい魔神族の世界へ落ちたことは非常に危険なことですが、現魔神王のゼルドリスや彼が愛する吸血鬼ゲルダは相当パーシバルを気に入っていました。
ゼルドリスやゲルダがパーシバルを気に入ってくれたおかげで、魔神族の皆は幼少頃のパーシバルに悪いことを一切せずに、彼を可愛がっていました。
パーシバルが魔界へ落ちたことは偶然なことで、ゼルドリスやゲルダが彼の面倒を見てくれたのは気まぐれでしたが、見方を変えればこれは運命でもあります。
黙示録の四騎士の中、ランスロット、ガウェインやトリスタンは正義の心があり、平和を愛していますが、魔神族との接触は少ないのです。
トリスタンは現魔神王と血の繋がりがありますが、トリスタンは人間の世界で生きていたので、ゼルドリスとの仲は普通です。
ですが、パーシバルは違います。
パーシバルは幼少頃魔神族と仲良く過ごしたことがあったから、今でも彼は魔神族のことが好きで、魔神族の味方です。
出典:鈴木央(著)黙示録の四騎士第104話
☆アーサー王と正反対の存在
魔神王や魔神族にも愛されているパーシバルはアーサー王と正反対の存在であると言えます。
パーシバルは人間ですが、彼はどんな時でも魔神族と一緒に暮らしたいと思っています。
そんなパーシバルと逆で、人間であるアーサー王は人間だけの世界を作ろうとしています。
魔神族は強大な種族で、人間だけの世界を作るのは無理と言えますが、アーサー王は本気です。
そしてアーサー王はそのために毎日悪いことを企んでいます。
魔神族との関係だけではありません、優しいし可愛らしいパーシバルはどんな種族とでもうまく過ごしています。
ですが、アーサー王に親しいのは人間だけで、人間に対してもアーサー王は恐怖で支配しています。
☆魔神王の決断
魔神王のゼルドリスがパーシバルに因縁のある人物だと判明した今、魔神王がこれからパーシバル一行を全力で応援する可能性が高くなりました。
現魔神王であるゼルドリスはトリスタンの血のつながっている親戚である上に、子供の頃のパーシバルの面倒を見てくれた人物でもあります。
魔神王は誰もが驚くほどパーシバル一行に深く繋がっていますので、皆に協力しない方がおかしいです。
敵であるアーサー王にとって魔神王や魔神族がパーシバルたちと手を組むことはいい知らせであり、悪いお知らせでもあります。
魔神王や魔神族がパーシバルたちに付けていれば、パーシバルたちの戦力は一気に補充できて、勢力も増大しますが、アーサー王は皆を一網打尽することが可能です。
これからアーサー王が策を練って、皆に奇襲を仕掛けられるチャンスを待てば、全員を一網打尽にすることは可能です。
以上が今回の記事の内容でした、最後までご覧いただき、誠にありがとうございます。