出典：鈴木央（著）黙示録の四騎士第102話
「黙示録の四騎士」第102話の中で、ティー二二ックの死の真相が判明されました。
アーサー王は自分を助けてくれるとティー二二ックは信じていましたが、アーサー王は彼女をあっさりと裏切りました。
アーサー王にとってティー二二ックはただの捨て駒で、彼女が敵に情報を漏らすのは何としても阻止しなければなりません。
ティー二二ックは敵でも驚くような最後を迎えましたが、彼女を失ったことにアーサー王は何も思っていなかったです。
それではこれから最新話の考察をお届けいたします。
最新話考察
☆運命に抗う覚悟
黙示録の四騎士の最新話の第１０２話の中で、運命に抗う代償が判明されました。
運命に抗えれば未来は変えられますが、その者は更に大きな被害を受けます。
アーサー王が無理やりに運命を抗おうとした結果、死ぬはずがないティー二二ックやマグダフは命を失いました。
ほとんどの人間にとって部下を失うのは大きな代償ですが、アーサー王にとってはどうでもいいことです。
ティー二二ックやマグダフはアーサー王にとってそれほど重要な部下ではなくて、兵の補充はいつでもできます。
それにあの二人が犠牲になった代わりに、アーサー王は敵であるパーシバルやランスロットたちに大きなダメージを与えました。
パーシバルたちがどれほどの才能を秘めていても、所詮はただの子供、苦しみを乗りこえるのに時間がかかります。
アーサー王は攻めに出る最高のチャンスを得られたので、ティー二二ックやマグダフの死に悲しみを感じるはずがありません。
☆攻めに出る狂王
ティー二二ックやマグダフの犠牲で、アーサー王は攻めに出る最高のチャンスを得られたので、これからは一気にパーシバルやランスロットたちを攻めます。
アーサー王は手段や方法を選ばない男で、パーシバルたちを攻めるチャンスがあれば、何としてもそのチャンスを掴みます。
今はパーシバルたちを攻める最高のチャンスですが、アーサー王自身は動かないのです。
なぜなら今のアーサー王はランスロットやトリスタンの能力や才能を恐れています。
これからアーサー王が取れる戦法は一つだけで、すごくシンプルな物です。
それは人海戦術で何度も、何度もパーシバルたちを攻めることです。
パーシバル、トリスタン、ランスロットやガウェインは凄まじい才能を持っている少年、少女ですが、所詮はただの子供で、一気に多くの状況に対応できないのです。
ジェットの死でパーシバルたちが悲しんでいる今、アーサー王が捨て駒を何度も、何度も攻めさせれば、パーシバルたちはいずれパニックになって、何もできなくなります。
そしてその時に、アーサー王が残っている戦力を全員動かせば、勝利を手に入れます。
出典：鈴木央（著）黙示録の四騎士第102話
☆魔族とパーシバル
黙示録の四騎士の最新話、第１０２話の中で、魔神族のイオは自らパーシバルに接触しました。
魔神族のイオと交流していたのはトリスタンだけで、イオがパーシバルに出会ったのは今回が初めてのはずです。
初めてなのに、イオは顔を見ただけでパーシバルのことがわかって、会話しようとしました。
イオは何らかの理由でパーシバルのことを知ったと考えられますので、その理由について一つの可能性が考えられます。
それは黙示録の四騎士第５巻に登場した魔神族の長老がパーシバルのことをイオに伝えたことです。
パーシバルが非常に特殊な人間で、彼ならば魔神族を救えると長老は知っているはずなので、長老はパーシバルたちが去った後に、イオに連絡した可能性があります。
パーシバルは天真爛漫な子供なので、イオの協力、もしくは指導があれば、本当に世界に希望をもたらせることが可能です。
☆魔界への旅
これからパーシバルたちは魔界への旅を始めます。
魔界は魔神族が住んでいる国で、人間が入りたいと思うような場所ではありません。
ただの人間が魔界へ行くのはすごく危険なことですが、魔神族のイオやパーシバルもいますので、皆は無事に進めるのでしょう。
イオが魔神族の言葉を知っているのはもちろん、パーシバルもその言葉を知っていて、魔神族のことをすごく気に入っているので、すぐに魔神族の皆といい友達になれるはずです。
愉快な旅になる可能性は高いですが、それでも警戒しなければなりません。
アーサー王は手段や方法を選ばない男なので、どんな方法で攻めてくるのかはわかりません。
それに魔界の中にアーサー王の手下が存在している可能性もありますので、一瞬でも油断すれば、全滅することはありえます。
以上が今回の記事の内容でした、最後までご覧いただき、誠にありがとうございます。
