考察タイム

「黙示録の四騎士」狂王アーサー、人間だけの世界を望んでいる男!人間という種族の未来のために、狂王アーサーは恐ろしい襲撃を仕掛けました!

 

 

 

「黙示録の四騎士」狂王アーサー、人間だけの世界を望んでいる男!

出典:鈴木央(著)黙示録の四騎士第78話

 

 

黙示録の四騎士の中に登場する狂王アーサーはパーシバルの人生を狂わせた張本人です。

 

アーサー王は予言の中に登場する黙示録の四騎士を警戒し、先に黙示録の四騎士を消滅させたいから、彼は配下の混沌の騎士たちを出動させました。

 

いずれ現れる敵を先に消滅させるのは正解な判断ですが、そのせいで若きパーシバルは大好きなおじいちゃんを失い、仕方なく戦いの道を歩みました。

 

パーシバルは文句を言わずに、素直に戦いの運命を受け入れましたが、アーサー王は彼を見逃せず、恐ろしい襲撃を次々に仕掛けました。

 

人間だけの世界を作るためであれば、アーサー王は手段を選ばず、時や場所をも構わず黙示録の四騎士たちに襲撃を仕掛けます。

 

アーサー王はパーシバルの最大の敵で、アーサー王が生きている限り、パーシバルの戦いの道は続きます。

 

そこで今回はアーサー王について考察してみたいと思います。

 

 

☆狂王の理想の世界

 

狂王アーサーは頭が狂っている人間ですが、彼がやろうとしていることはそれほど悪いことではありません。

 

黙示録の四騎士の世界では人間だけではなく、巨人族、妖精族、女神族や魔神族も存在しています。

 

人間は最も数が多い種族ですが、最も弱い種族でもあります。

 

他種族との戦争に巻き込まれれば、人間はいつも何もできずに殺されます。

 

他種族との戦争で殺された人間は数えられないほどにいました。

 

人間は最も弱い種族で、他の種族と仲良く過ごすのが無理だから、アーサー王についていきたい人間は多くいました。

 

人間だけを守りたいアーサー王の思想は間違ってはいなかったです。

 

人間だけの世界を作るのはいいことですが、それと同時にアーサー王は他の種族を容赦なく殺していました。

 

他の種族が存在しない世界は人間にとってはとでもいいことですが、他の種族が反抗しないわけがありません。

 

実際、アーサー王の危険な思想に対して、魔神族は動き出しました。

 

人間を代表して全ての種族に宣戦するのはいかれていることですが、混沌を把握しているアーサーならば勝てる可能性はあります。

 

 

☆混沌の使者

 

狂王アーサーは永遠の王国の国王であると同時に、混沌の使い手でもあります。

 

黙示録の四騎士の世界にはいろいろな魔力が存在していますが、混沌は非常に特別なもので、混沌をうまく扱えたのはアーサー王だけです。

 

若い頃のアーサー王は混沌を扱えなかったのですが、成長したアーサー王は全ての問題を克服して、混沌を我が物にしました。

 

今のアーサー王はもう混沌を自由自在に使えて、混沌と一つになりました。

 

永遠の王国が幸せな国になるために、人間だけの世界を作るために、アーサー王にとって混沌は必要不可欠です。

 

混沌はどんな種族でも凌駕し、どんな魔力でも対抗できますので、混沌があればアーサー王はどんな種族でも負けません。

 

そして混沌がある限り、アーサー王は人間だけの世界を作ることが可能です。

 

 

「黙示録の四騎士」狂王アーサー、人間だけの世界を望んでいる男!

出典:鈴木央(著)黙示録の四騎士第78話

 

 

☆混沌の騎士の支配者

 

狂王アーサーはある特殊の小部隊を持っていて、その小部隊は彼に絶対忠誠です。

 

その特殊の小部隊の名前は混沌の騎士で、中にいるメンバーは誰もが強いです。

 

アーサー王の命令であれば、混沌の騎士はどんな仕事をも引き受けますので、アーサー王は基本的に何もしなくても問題ないのです。

 

パーシバルが旅に出たとしても、黙示録の四騎士の全員が合流したとしてもアーサー王は何も焦らなかったのは混沌の騎士がいるからです。

 

そして混沌の騎士がいるから、アーサー王は外に出る必要がなく、ずっと永遠の王国の中に籠っていました。

 

混沌の騎士は誰もが黙示録の四騎士の首を狙っていて、中にいるイロンシッド卿はパーシバルの父でした。

 

混沌の騎士たちは誰もがアーサー王に忠誠を誓っていますが、誰もがアーサー王からの恩恵を受けています。

 

臣下が王から恩恵をもらうのは当然のことですが、彼らの関係は実際の利益に関わっているものです。

 

 

☆七つの大罪との関係

 

狂王アーサーは昔あの有名な七つの大罪の恩を受けましたが、今はすっかり皆の敵になりました。

 

アーサー王が急激に変わったことに、リオネス王国の国王のメリオダスはどうしても受け入れられなかったです。

 

若い頃のアーサー王は理想や正義感があったのに、いまの彼は四つの種族に被害を及ばす邪悪な人間になりました。

 

あのアーサー王がここまで変わっていたことをメリオダスはどうしても信じたくなかったのです。

 

可能であればメリオダスはアーサー王と話をしたいのですが、アーサー王は他の種族に手を出した上に、トリスタンの命をも狙っているので、メリオダスはもう彼を許せなかったのです。

 

メリオダスはアーサー王と言葉を交わしたいのですが、残念ながら彼はもうアーサー王の思考を理解できないのです。

 

なぜならアーサー王が望んでいる未来に他の種族はいらないのです。

 

 

☆パーシバルを許せない世界

 

黙示録の四騎士は誰もが狂王アーサーの敵ですが、パーシバルだけが確実に倒さなければならない敵です。

 

黙示録の四騎士においてパーシバルは最も若くて、最も戦闘経験が浅いのですが、それでも彼はアーサー王にとって最も危険です。

 

なぜならパーシバルはどんな種族とでも仲良く慣れて、どんな種族とでも平和に生きられるからです。

 

アーサー王が願いを叶うために他の種族を消す必要があって、混沌の力があればそれは可能です。

 

ですが、もし全ての種族が団結し、一つ巨大な力になればさすがのアーサー王でも勝てません。

 

昔の因縁があるから、本来全ての種族が一つになることはありえないのですが、パーシバルは皆をうまくまとめ上げる能力があります。

 

そして最も厄介な魔神族でもパーシバルを尊敬し、パーシバルの最強の味方になりました。

 

このままパーシバルが成長すれば、いずれ巨大の力になりますので、アーサー王は今のうちにパーシバルを消さなければなりません。

 

以上が今回の記事の内容でした、最後までご覧いただき、誠にありがとうございます。