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「黙示録の四騎士」永遠の王国、人間だけ存在する国!ほとんどの種族にとって永遠の王国は危険な国ですが、人間にとって永遠の王国は幸せな国です!

 

 

 

「黙示録の四騎士」永遠の王国、人間だけ存在する国!

出典:鈴木央(著)黙示録の四騎士第80話

 

 

黙示録の四騎士の中に登場する永遠の王国は狂王アーサーが支配している人間しか存在しない国です。

 

永遠の王国は16年前の戦争で破壊されましたが、狂王アーサーは見事に永遠の王国を再建しました。

 

永遠の王国はアーサー王の全てなので、何があってもアーサー王が永遠の王国を再建したいのは当然のことです。

 

アーサー王の努力の下で今の永遠の王国は巨大な国に発展していて、混沌の騎士たちと一緒に経営しています。

 

永遠の王国やアーサー王は世界にとって非常に危険なものですが、永遠の王国についている、永遠の王国へ行きたい人間は多くいます。

 

永遠の王国のせいで世界は確かに悪い影響を受けていますが、永遠の王国は確かに人々の夢を叶えています。

 

アーサー王が支配している永遠の王国は世界にも、黙示録の四騎士にも深い影響を与えていますので、今回は永遠の王国について考察してみたいと思います。

 

 

☆永遠の王国の再建

 

永遠の王国は16年前の戦争で潰されましたが、狂王アーサーは混沌の力で別の次元に永遠の王国を生み出しました。

 

別の次元で国を生み出すのは信じがたいことですが、混沌の力があればそれは可能になります。

 

混沌の力は女神族や魔神族の力よりも遥かに上回るもので、混沌の力を使えれば永遠の王国を再建する素材を簡単に集められます。

 

混沌の力は別の次元のことにも干渉できるので、アーサー王が望めばたくさんの特殊素材で永遠の王国を生み出すのも可能です。

 

アーサー王が生み出した永遠の王国は一つの国ですが、その外見は大きな生物に見えます。

 

永遠の王国は国なのですが、空を飛ぶことが可能です。

 

永遠の王国は国よりも、大きな飛行艇に近いです。

 

永遠の王国の特殊な外見から、アーサー王は一つの大陸で国を再建したのではなく、特殊なパーツを集めて、巨大な飛行艇を生み出したと考えられます。

 

 

☆狂王アーサーの全て

 

狂王アーサーは部下の命を大切にしない上に、頭がいかれている君主ですが、それでも彼は大切にしているものがいます。

 

それは永遠の王国のことです。

 

永遠の王国はアーサー王にとって何よりも重要です。

 

アーサー王は人間だけの世界を作りたいので、永遠の王国に住んでいるのは当然全部が人間です。

 

今の永遠の王国はいい国に発展しましたが、それでもまだまだアーサー王は満足していません。

 

永遠の王国はアーサー王の全てで、アーサー王は永遠の王国のためならどんなことも平気で実行できます。

 

永遠の王国のためであれば、アーサー王は他の種族、他の国、若き黙示録の四騎士でも平気で潰せます。

 

黙示録の四騎士の世界には多くの種族が存在しているので、人間だけの国を作るのは難しいのですが、混沌の力があれば全ては可能になります。

 

混沌の力に関わっている永遠の王国は危険な国だと察している者はいますが、アーサー王は永遠の王国に特殊な結界を張っていたので、その結界が存在する限り、人間以外の種族は永遠の王国に近づけません。

 

世界のために永遠の王国を潰せるのは黙示録の四騎士だけです。

 

 

「黙示録の四騎士」永遠の王国、人間だけ存在する国!

出典:鈴木央(著)黙示録の四騎士第80話

 

 

☆世界への影響

 

黙示録の四騎士の第85話や86話の中で、永遠の王国に何かを生み出す度に、パーシバルたちがいる世界は何かしらの影響を受けていることが判明しました。

 

世界が影響を受ける理由、それは永遠の王国が更なる構築を維持するために世界から何かを奪っていたと魔術士はこのような仮説を立てました。

 

この仮説が正しい可能性は高いのですが、もう一つの可能性も考えられます。

 

それはパラレルワールドが世界と重なり合ったことです。

 

永遠の王国の幸せは偽物であり、本物でもあります。

 

永遠の王国にいる人間たちが求める幸せが叶えられるのはありえないことですが、混沌の力で別の次元に干渉すれば、それは可能になります。

 

混沌の力で別の次元に干渉すれば、人々は死んでいた者たちに会える、愛している者たちを抱けますが、その反動でパーシバルたちがいる世界が削られていると考えられます。

 

 

☆誰もが永遠の王国を求める理由

 

混沌の騎士でも、永遠の王国の住人でも、リオネス王国の人間でも、永遠の王国を求めている人間はたくさんいます。

 

黙示録の四騎士の世界の中には様々な魔力が存在していますが、それでも死者に会える魔力、愛している者を実際に抱けるような魔力は存在しないのです。

 

死んだ者はもう会えない、これは世界の常識ですが、この常識は永遠の王国に通用しないのです。

 

永遠の王国にいれば、どんな人間でも彼らの会いたい人間に会えます。

 

実際、パーシバルでもその影響で大好きなおじいちゃんに会えました。

 

会いたい人間に会えるだけではありません、永遠の王国の中にいれば人々は愛している人を抱けます。

 

ランスロットの師匠、ジェリコは永遠の王国で自分を愛してくれるランスロットに出会えました。

 

ランスロットはジェリコにそのような感情を抱いていないので、永遠の王国にいるランスロットは別物です。

 

これらの全ての現象は狂王アーサーが混沌の力で多くの次元に干渉していた結果だと考えられます。

 

人間の願いが全部叶えられる国は存在しないはずですが、混沌の力で全ての次元にも干渉できるのなら、話は変わります。

 

 

☆永遠の王国と黙示録の四騎士

 

黙示録の四騎士のパーシバル、ランスロットやトリスタンはなんやかんや狂王アーサーに関わっていますので、彼らは狂王アーサーの打倒や永遠の王国の破壊を目指しています。

 

アーサー王の理想は素晴らしいもので、永遠の王国も奇跡の国だと呼べられますが、アーサー王は多くの凶行を犯したのです。

 

他種族の者たちを討伐しまくっていた上に、パーシバルやランスロットの人生をも狂わせました。

 

アーサー王や永遠の王国がいなければ、パーシバルがおじいちゃんを失うことはありませんでした。

 

アーサー王や永遠の王国がいなければ、ジェリコがランスロットを裏切ることもありませんでした。

 

アーサー王や永遠の王国は確かに人間が必要な国ですが、黙示録の四騎士は彼らを見逃しません。

 

以上が今回の記事の内容でした、最後までご覧いただき、誠にありがとうございます。