出典:春場ねぎ(著)戦隊大失格第97話
戦隊大失格の中に登場する騎偉寿や瑠憂那は何の戦闘力も持っていないラブラブなカップルですが、二人は怪人勢力が地上人を退治するための一つの鍵です。
騎偉寿や瑠憂那は怪人を守ろうとする怪人保護協会の理事であり、本物の怪人軍団幹部の心でもあります。
竜神戦隊と怪人勢力の真っ向勝負で、ブルー部隊の皆を救ってくれた騎偉寿や瑠憂那が怪人軍団幹部であることは信じられないのですが、それは事実です。
戦闘員Dが地上人の世界で生活するために擬態使ったように、生き残っている怪人軍団幹部たちも特殊な方法を使って、地上人の世界で活動していました。
戦隊大失格第97話まで、誰もが騎偉寿や瑠憂那の正体に気づけなかったので、怪人軍団幹部たちは戦闘員Dよりも地上人の世界に馴染んでいます。
騎偉寿や瑠憂那は怪人軍団幹部たちが用意した一つの武器で、二人は既に真っ向勝負や大怪人デスメシアの復活に深く影響していますので、今回は騎偉寿や瑠憂那について考察してみたいと思います。
☆驚異な合体
ブルー部隊の従一位、藍染小町を含めて、騎偉寿や瑠憂那は誰もがただの地上人だと思っていましたが、第97話の中で信じられないことが二つ起きました。
謎の生物、怪獣のせいで騎偉寿や瑠憂那の足は潰されましたが、二人は何の恐怖や痛みをも感じていなかったです。
異常に平然としている騎偉寿や瑠憂那に対して、ブルー部隊の皆が疑問を持つのは当然なことですが、その時に、二つ目の誰もが信じられないことが起きました。
騎偉寿や瑠憂那が変なセリフを言い出した後、天使型幹部は一瞬で降臨しました。
そして第98話の中で、天使型幹部は騎偉寿や瑠憂那の心を持っていることや天使型幹部が怪人軍団さる「申」のチャコブルやうさぎ「寅」のヤケコカブが合体した後の姿であることが判明されました。
生き残っている怪人軍団幹部たちが合体したことは十分驚きですが、地上人の心が天使型幹部の方へ行ったのもすごく驚きです。
☆騎偉寿と瑠憂那と天使型幹部の降臨
騎偉寿や瑠憂那の心は確かに天使型幹部の方へ行ったのですが、二人の体は消えていません。
戦隊大失格第97話の中で、天使型幹部は二人が倒れた後に降臨しました。
騎偉寿や瑠憂那の心は天使型幹部の方へ行ったのに、二人の体は消えていないのはすごく奇妙なことです。
騎偉寿や瑠憂那の体が消えなかった理由について一つの可能性が考えられます。
それは騎偉寿や瑠憂那が怪人軍団さる「申」のチャコブルやうさぎ「寅」のヤケコカブが作った地上人であることです。
さる「申」のチャコブルやうさぎ「寅」のヤケコカブは合体した後はとても強い幹部になりますので、わざわざ地上人を作り出す必要はないのですが、もし天使型幹部を動き出すのに大量のエネルギーが必要なら話はかわります。
地上人の姿であれば、チャコブルやヤケコカブはどこでも行ける上に、必要なエネルギーは少ないので、騎偉寿や瑠憂那は作られた地上人である可能性はあります。
そして結果から見れば、チャコブルやヤケコカブはずっと騎偉寿や瑠憂那を使って、地上で行動していたから、竜神戦隊は天使型幹部に関する情報を得られなかったのです。
情報を得られなかった竜神戦隊は天使型幹部に対して何の策も用意できなかったのですが、天使型幹部はずっと後ろで怪人勢力をサポートしていたから、怪人勢力は凄まじい武器をどんどん開発できました。
騎偉寿や瑠憂那は何の戦闘力も持っていない地上人ですが、二人は弱いからこそ、誰にも気づかれず、ある仕事ができました。
出典:春場ねぎ(著)戦隊大失格第97話
☆騎偉寿と瑠憂那と天使型幹部の活動
竜神戦隊を潰し、怪人の時代を作り上げるために、怪人勢力はずっと忙しかったです。
怪人軍団とり「酉」の幹部、ペルトロラはパイロンの巣を襲撃し、そこにある装置を回収した後、ブルーキーパー青嶋庄吾を討伐しました。
怪人軍団うま「酉」の幹部、フワリポンは多くの怪獣を地上人の世界で暴れさせて、怪人保護協会と一緒に戦保談義でレッドキーパーを翻弄しました。
地上人だらけの怪人保護協会はずっと錫切夢子の秘密を利用し、いろいろ開発しながら無知な地上人を誘導しました。
怪人勢力は誰もが一生懸命に働いていましたが、天使型幹部、騎偉寿や瑠憂那が何をしたのかがずっと謎でした。
天使型幹部、騎偉寿や瑠憂那が何を担当していたのかはいまだに判明されていませんが、騎偉寿や瑠憂那が天使型幹部の心であることから一つのヒントがありました。
騎偉寿や瑠憂那はずっと怪人勢力のために亡くなっていた怪人軍団幹部の遺体を回収していた可能性が高いです。
騎偉寿や瑠憂那の初登場は戦隊大失格第73話で、二人はウロボロスで桜間日々輝に出会いました。
かよわい地上人二人がウロボロスに現れるのはすごく変なことですが、あの時謎の怪獣が突然現れたので、桜間日々輝は二人の出現について深く考えていなかったです。
ウロボロスは地上人が求める物がいないのですが、そこには怪人勢力が必要な物が一つあります。
それは怪人軍団へび「巳」の幹部、マガディアの遺体です。
グリーンキーパーやグリーン部隊の従一位、翡翠かのんはマガディアの討伐に成功しましたが、二人はマガディアの遺体を回収しなかったです。
そして怪人勢力は確かにマガディアの遺体を回収しましたので、騎偉寿や瑠憂那が犯人である可能性は高いです。
騎偉寿や瑠憂那を作り出したのは非常に正解なことです。
騎偉寿や瑠憂那は元気でいつもラブラブなカップルだから、二人がどこにいても誰も疑わなかったです。
二人が偶然でウロボロスに行った可能性はすごく低いのに、騎偉寿や瑠憂那の明るい性格が桜間日々輝に影響していたから、桜間日々輝は少しも変と思わなかったです。
☆怪人保護協会との関係
怪人保護協会の理事たちに比べれば、騎偉寿や瑠憂那は特殊な能力や才能がない上に、怪人への執念や竜神戦隊への怒りもないので、二人が理事になれるはずがないのです。
ですが、戦隊大失格第82話の時、代表理事の薄久保薬師は侵入者である騎偉寿や瑠憂那をいきなり理事にしてあげました。
これはすごく不可解なことですが、竜神戦隊との戦いが近づいていますので、怪人保護協会の理事たちはあっさりと騎偉寿や瑠憂那を受け入れました。
橙代大介を含めて、他の理事たちは全員が騎偉寿や瑠憂那のことを知らないので、つまり二人の正体を知っているのは薄久保薬師だけです。
薄久保薬師がユリメリダを通してチャコブルやヤケコカブを知った可能性があれば、フワリポンが教えた可能性もありますので、薄久保薬師がどうして二人の正体を知っているのかはまだ謎です。
ですが、騎偉寿や瑠憂那は怪人勢力のために働いていたのは事実です。
そして騎偉寿や瑠憂那が地上での仕事を全部担当していたから、天使型幹部は怪人保護協会本部にいる皆を守ることだけに集中できました。
もし騎偉寿や瑠憂那の力がなければ、天使型幹部がずっと本部に残ることはできないのです。
☆怪人軍団幹部の目的
戦隊大失格の第97話の中で天使型幹部は真っ向勝負に参戦して、第98話の中でブルー部隊を全滅させました。
レッド部隊ほどではないのですが、ブルー部隊も怪人討伐に慣れている部隊で、一人でブルー部隊を全滅させた天使型幹部の強さは十分伝わっています。
ですが、それでも一つ理解できない部分はあります。
それは天使型幹部が登場するタイミングです。
今回の真っ向勝負の中で、怪人勢力は怪人化、神具VER2・0、山ほどの怪獣やフワリポンを出していますので、竜神戦隊を勝てる可能性は十分ありますが、それでも騎偉寿や瑠憂那はブルー部隊の前で正体を明かしました。
怪人勢力が流れを掴んでいるのに、それでも天使型幹部が参戦した理由について二つの可能性が考えられます。
一つ目の可能性、それは大怪人デスメシアの完成まで時間を稼ぐことです。
怪人勢力は確かに戦争の流れを掴んでいますが、大怪人デスメシアの復活こそ全ての幹部の目的なので、彼ら幹部は一刻も油断できません。
本物神具、もしくは神具レプリカを持っている隊員が一人でも怪人保護協会の本部へ侵入すれば、大怪人デスメシアの復活が止まる可能性がありますので、全ての可能性を消すために天使型幹部は参戦したと考えられます。
二つ目の可能性、それは同胞の回復を守ることです。
真っ向勝負の中でいろいろなことが起きていますが、怪人軍団とり「酉」の幹部、ペルトロラはいまだに木の状態です。
パイロンの巣の襲撃の後、ペルトロラはずっと元もの姿に戻していないので、ペルトロラは新たな進化、もしくは他の幹部を吸収している可能性はあります。
完成まで後どれほどの時間が必要なのかはまだ判明されていませんが、竜神戦隊、特にブルー部隊が怪人保護協会の本部まで突入すれば、必ずペルトロラを一生懸命に討伐しますので、ペルトロラを守るために、天使型幹部の力は必要です。
以上が今回の記事の内容でした、最後までご覧いただき、誠にありがとうございます。