出典:春場ねぎ(著)戦隊大失格第130話
戦隊大失格の中に登場する緑川早苗は昔からグリーンキーパーを支えていた綺麗な女性です。
今でこそ地位、金や最強の武器、神具を手に入れましたが、若い頃のグリーンキーパーは食の問題すら解決できなかった青年です。
金がなく、食の問題で困っていた若いグリーンキーパーを何度も、何度も助けたのが緑川早苗でした。
緑川早苗はずっと彼女の方法で若い頃のグリーンキーパーを助けて、支えていたので、グリーンキーパーにとって緑川早苗は恩人です。
恩人だから、全てを手に入れた今、グリーンキーパーは恩返しをしています。
誰から見ても緑川早苗は心優しい主婦で、今はスラム街に生きているから、竜神戦隊に深くかかわっていないはずですが、緑川早苗は重要な事実を隠しています。
緑川早苗が隠している事実は竜神戦隊、グリーンキーパーや赤刎創星に深くかかわっているので、今回は心優しい主婦、緑川早苗について考察してみたいと思います。
☆一人で戦い続けている女性
緑川早苗は竜神戦隊の人間ではなく、特殊な力を持っていないただの一般人ですが、彼女は一人で戦い続けていました。
竜神戦隊、赤刎創星や怪人軍団幹部のせいで、緑川早苗の人生はめちゃくちゃになりました。
大事なドラマ作品や愛する夫を失った後、緑川早苗は女性一人で娘である緑川椛ちゃんを一生懸命に育てていました。
恩返しのためにグリーンキーパーは緑川一家の面倒を見ていて、一緒に暮らしていますが、グリーンキーパーは責務ですごく忙しいです。
ドラゴンキーパーである以上、グリーンキーパーがどんな時も緑川家に残って、緑川早苗たちを守るのは不可能です。
実際、竜神戦隊と怪人勢力の真っ向勝負以来、グリーンキーパーは一人でリハビリしているので、緑川一家の面倒を見られませんでした。
どんな時でも、何があっても、緑川早苗は女性一人で、人間一人で戦い続けていました。
緑川早苗はこの過酷な環境でずっと一人で戦い続けていたから、頭がおかしくなるのは仕方ないことです。
☆グリーンキーパーとの関係
緑川早苗は若い頃バンドをやっていたグリーンキーパーを全力で支えていました。
緑川早苗が支えてくれて、助けてくれたから、グリーンキーパーは食に困っていた日々を乗りこえられました。
グリーンキーパーにとって緑川早苗は重要な恩人なので、今も恩返しを続けていますが、彼は何かに気づいているはずです。
グリーンキーパーは非常に鋭い勘を持っている男で、小さな異様でもすぐに気づきます。
戦闘員Dが桜間日々輝ではないことに、グリーンキーパーはあっという間に気づきました。
これほど鋭い勘を持っているグリーンキーパーは緑川早苗の怒りや憎しみにも気づいているはずです。
戦隊大失格第130話の中で、緑川早苗がレッドキーパーこと赤刎創星にすさまじい怒りや憎しみを抱いていることが判明しました。
昔のレッドキーパーは相当なクズなので、緑川早苗がレッドキーパーに怒りや憎しみを抱いていてもおかしくありません。
ただ、グリーンキーパーがその怒りや憎しみをどう思っているのかが重要です。
もしグリーンキーパーが緑川早苗の味方で、彼女と同じ赤刎創星に怒りを抱いているのなら、彼はいずれ神具で反乱を起こします。
出典:春場ねぎ(著)戦隊大失格第130話
☆レッドキーパーとの関係
緑川早苗はレッドキーパーこと赤刎創星に凄まじい怒りや憎しみを抱いています。
赤刎創星は緑川早苗が愛している夫や緑川早苗が大事にしていた特撮ドラマ「特撮ドラゴンキーパー」を破壊、潰した張本人です。
夫も、「特撮ドラゴンキーパー」も、緑川早苗にとって掛け替えのないものなので、全てが破壊されたときから、緑川早苗は壊れてしまいました。
そしてその時から、緑川早苗は凄まじい怒りや憎しみを抱いて、いつも復讐するチャンスを待っていました。
大事なものが二つ破壊されて、人生も狂ってしまったので、緑川早苗が赤刎創星をすごく恨んでいることはわかります。
ただ、気になる部分が一つあります。
それは緑川早苗が竜神戦隊の闇をどこまで知っているかということです。
赤刎創星(役時代)から知っているので、緑川早苗は竜神戦隊の闇を多く知っているはずです。
知っているから、竜神戦隊に狙われてもおかしくありません。
緑川早苗が特殊チーム、黒子に狙われているようですが、連帯責任でグリーンキーパーが巻き込まれるかどうかは疑問です。
竜神戦隊の情報力であれば、緑川早苗とグリーンキーパーの関係をあぶりだすのは簡単なことです。
☆緑川早苗の真の顔
戦隊大失格第130話の中で、緑川早苗はついに彼女の真の顔を見せました。
レッドキーパーこと赤刎創星が過去を思い出した途端、緑川早苗はナイフで彼を刺しました。
緑川早苗に攻撃されるとは思っていなかったので、突然刺されたことに赤刎創星はすごく驚きました。
緑川早苗にとって赤刎創星は憎たらしい人間なので、己を抑えずナイフで刺さったのは仕方ないことです。
レッドキーパーはもう神具を持っていないので、この一撃で大ダメージを受けますが、結果的に本物のレッドキーパーには効かないのでしょう。
レッドキーパーは鈴桐六子や鈴桐一家の特殊能力を使っているようなので、無限の分身があるんです。
この状態でレッドキーパーを撃っても意味がないので、緑川早苗の仕事は結局無駄になります。
このことを、緑川早苗は知っているはずです。
常に復讐を企んでいる緑川早苗に、グリーンキーパーがこの大事な情報を伝えなかったとは思えません。
知っているのに、それでも赤刎創星をナイフで刺したことに意味があると思います。
赤刎創星を拾った時から緑川早苗はずっと今回の襲撃を準備していたと思いますので、既に他の切り札を用意している可能性はあります。
☆黒子に狙われた理由
レッドキーパーや竜神戦隊との過去の関係以外、緑川早苗について考察しなければならないことはまだ一つあります。
それが緑川早苗が黒子に狙われている理由です。
戦隊大失格第129話の中で、緑川早苗が黒子に狙われているのが判明しました。
緑川早苗が黒子に狙われている理由について二つの可能性が考えられます。
一つ目の可能性、それは緑川早苗が竜神戦隊の弱点を知っていることです。
緑川早苗が竜神戦隊の創設、竜神エネルギーや全ての事実を全部知っている可能性は高いです。
知っているなら、この茶番劇を終わらせる方法も知っていてもおかしくありません。
怪人作りも、竜神エネルギーも、神具作りも結局科学の応用なので、竜神戦隊に弱点が存在しているのはありえます。
緑川早苗はレッドキーパーに凄まじい憎しみや怒りを抱いているので、彼女の反逆を阻止するために黒子が彼女を狙ったと考えられます。
二つ目の可能性、それは緑川早苗が何かを企んでいることです。
グリーンキーパーは既に鍵となっている鈴桐六子と手を組んでいます。
あの二人はどちらもがレッドキーパーに耐えられないので、手を組むのは当然のことです。
もしグリーンキーパーを通して、鈴桐六子が緑川早苗と接触しているのなら、緑川早苗は鈴桐六子のために何かをした可能性はあります。
以上が今回の記事の内容でした、最後までご覧いただき、誠にありがとうございます。