出典:春場ねぎ(著)戦隊大失格第92話
「戦隊大失格」第92話の中で、ずっと迷っていた戦闘員Dはついに自分が進むべき道を見つけました。
戦闘員Dは怪人軍団の戦闘員ですが、彼は誰の下にもつきたくないので、怪人の方へ戻る気がありませんでした。
そして戦闘員Dはいまだに怪人としての誇りを持っているので、竜神戦隊の一員になるつもりもありませんでした。
真の怪人に憧れている戦闘員Dが歩むべき道が一つだけあります、それは二つの勢力を同時に叩きつぶす道です。
竜神戦隊や怪人軍団幹部を同時に叩き潰せるチャンスが訪れて来たので、戦闘員Dは逃げずに、自分の意思に従って、戦場に足を踏み入れました。
それではこれから最新話の感想や考察をお届けいたします。
最新話感想
進むべき道を決めた後、戦闘員Dは彼の覚悟を見せてくれました。
戦闘員Dはただの下級戦闘員ですが、彼はかっこよく戦場に到着した後、一瞬で怪獣一匹や竜神戦隊の隊員一人を倒しました。
今の戦闘員Dは全ての迷いを断ち切りましたので、彼は最善の状態で戦えます。
戦闘員Dはいまだに特殊な力を持っていませんが、彼はグリーンキーパーを討伐するために、体を使っていろいろな攻撃手段を試していましたので、怪獣や普通の隊員は彼の敵ではありません。
怪人軍団幹部やドラゴンキーパーを一緒に倒すことはとても難しいことですが、この二つの勢力が怪人保護協会の本部で激しくぶつかった今、戦闘員Dに最高のチャンスが訪れました。
幹部も、神具もチート級の物なので、戦闘員Dがこの戦いで無理にドラゴンキーパーや幹部に挑む必要はありません。
ドラゴンキーパーが全員揃っていても、幹部や怪獣のことで手がいっぱいです。
そして三体の幹部も人類怪獣化計画、ドラゴンキーパーや大怪人デスメシアのことで手がいっぱいです。
この状態で確実に勝利を手に入れるために、これから戦闘員Dは怪獣を討伐しながら、ゆっくり戦いの結果を待つべきです。
怪人側も、竜神戦隊側も全力を出していますので、どっちが勝つのかは正直予想できません。
どっちが勝つのかはわかりませんが、激しい戦いの後、勝った方も必ず疲労しますので、戦闘員Dがその瞬間を狙って、勝った方にとどめを刺せば、彼は最後の勝者になれます。
最新話徹底考察
☆グリーンキーパーの本音
戦闘員Dの上司であるグリーンキーパーは登場回数が非常に多いのですが、彼はどんな時でも演技をしています。
本当の千歳は用心深くて、他人を信じない情報屋ですが、彼は豪快なグリーンキーパーをずっと演じていました。
用心深い情報屋と豪快なグリーンキーパーを長い間演じていた結果、千歳は本音を言えなくなりました。
戦隊大失格の最新話第92話の中で、グリーンキーパーの状態で千歳は他の部隊が羨ましいと言い出しました。
豪快なグリーンキーパーならこのようなセリフを口にしますが、情報屋の千歳はそんなことを微塵も思っていないはずです。
グリーン部隊は最初から隊員が非常に少ない部隊で、千歳はこの状況を変えようとしていなかったです。
そして今も千歳はグリーン部隊のメンバーを増やすための努力をしていなかったです。
グリーン部隊はどれほどの問題のある部隊なのか、千歳は誰よりも知っているはずです。
知っているのに、千歳は何もせず、部下である戦闘員Dを怪人保護協会の代表理事の薄久保薬師に合わせました。
結局戦闘員Dは裏切らなかったから最悪の展開に至らなかったが、もし戦闘員Dが薄久保薬師の言葉を信じ、竜神戦隊の敵になれば、竜神戦隊が勝てる可能性は低くなります。
もし千歳が本当にグリーンキーパーのように仲間思いのある男なら、薄久保薬師よりも先に戦闘員Dを口説いたはずです。
グリーンキーパーの状態なら千歳は味方が欲しいのですが、本当の千歳なら一人で戦った方がいいと思っているはずです。
出典:春場ねぎ(著)戦隊大失格第92話
☆レッドとブルーキーパーの変身
グリーン、イエローやピンクキーパーキーパーはあっという間に変身して、すぐ討伐を始めましたが、レッドやブルーキーパーはゆっくりと変身していました。
最強のヒーロー、ドラゴンキーパーの変身の方法は主に二つあります。
一つ目の方法は神具の能力を借りることです。
竜神エネルギーで開発した神具は戦うための道具だけではなく、ドラゴンキーパーたちの変身道具でもあります。
神具での変身は一番速いので、神具を持っていれば、ドラゴンキーパーはこの方法で変身します。
神具での変身にメリットは多いのですが、神具を持っていない時もありますので、この時は二つ目の方法を使います。
二つ目の方法、それは現場で戦闘スーツに着替えることです。
一瞬で変身するには神具が必要で、神具がない時は現場で着替えるしかありません。
ドラゴンキーパーの専用服は着替えるのに手間がかかる物で、時間がかかります。
グリーン、イエローやピンクキーパーキーパーは神具を持っているから、すぐに変身できたのですが、レッドやブルーキーパーは今神具を持っていないのです。
戦闘員Dやイエロー部隊の従一位、錫切夢子がレッドやブルー神具を奪ったので、二人はめんどくさい変身をするしかないのです。
二人の変身がいつに終わるのかはわかりませんが、登場が一番遅いヒーローたちであることは間違いないのです。
☆蒼馬圭介とブルー部隊
蒼馬圭介は二代目のブルーキーパーを務めたことがあるので、ブルー部隊のメンバーを知っているはずです。
そしてブルー部隊の皆も蒼馬圭介のことを知っているはずですが、明らかに蒼馬圭介に懐いていません。
ブルー部隊の従一位、藍染小町が蒼馬圭介のことを蒼馬ちゃんと呼んでいることから、ブルー部隊の皆は蒼馬圭介のことを嫌いになったわけではないのですが、それ以上の関係を築くのは時間が必要なようです。
蒼馬圭介と三代目のブルーキーパー、青嶋庄吾は全然違うタイプの人間なので、いろいろな部分に差が出ているのは当然なことです。
そして蒼馬圭介や青嶋庄吾は二人とも明らかな欠点を持っている人間なので、どっちの方がいいのかは決めるのが難しいです。
ですが、それでも蒼馬圭介が青嶋庄吾に勝てなかった部分は二つがあります。
一つ目は仕事への態度です。
青嶋庄吾は口や態度が非常に悪い男ですが、仕事はいつも真面目にやっています。
ですが、蒼馬圭介は違います。
蒼馬圭介は優しそうな男ですが、いつも仕事をしたくないオーラを出していますので、真面目に働きたい部下たちが彼に懐くのはちょっと厳しいです。
二つ目は部下への接触です。
青嶋庄吾はいつも部下をバカにしていますが、彼はいつも部下のことを見ていて、部下を大事にしていましたので、部下たちは彼の熱をしっかり感じ取れています。
ですが、そのような熱は蒼馬圭介にいなかったです。
悪いことではないのですが、蒼馬圭介は自分の利益を重視している人間なので、部下との接触は少ないです。
蒼馬圭介が短時間で青嶋庄吾を超えるブルーキーパーになるのはすごく難しいことですが、いい部隊を作りたいのなら、蒼馬圭介は少しずつ変わるしかありません。
☆正義を賭けた戦い
これから始まるのは竜神戦隊対怪人軍団の戦争だけではなく、赤刎創星や薄久保薬師が正義を賭けた戦いも始まります。
レッドキーパーである赤刎創星と怪人保護協会の代表理事である薄久保薬師は全然違うタイプの人間ですが、奇しくも似ている部分が一つだけあります。
それは20年前に放送された特撮版ドラゴンキーパーに異常な執着心を抱いていることです。
赤刎創星や薄久保薬師が応援しているキャラクターは違いますが、特撮版ドラゴンキーパーを愛しているのは同じです。
20年前の特撮版ドラゴンキーパーは薄久保薬師の人生を変えてくれた一作なので、薄久保薬師がその作品にこだわっているのは当然です。
赤刎創星は特撮版ドラゴンキーパーからどのような影響を受けたのかは判明されていませんが、赤刎創星はドラゴンキーパーにこだわっていることから、彼も特撮版が好きなのがわかります。
薄久保薬師にとっての正義は怪人の時代を作ることで、薄久保薬師はそのために全てを出します。
赤刎創星にとっての正義は竜神戦隊を維持することで、そのためなら赤刎創星は全ての敵を叩き潰します。
薄久保薬師の正義が正しいのか、それとも赤刎創星の正義が正しいのか、戦争がおわる頃に、この質問の答えは出ます。
出典:春場ねぎ(著)戦隊大失格第92話
☆怪人軍団幹部が取る行動
人類怪獣化計画で生み出された怪獣を討伐するために、竜神戦隊やドラゴンキーパーは正々堂々と怪人保護協会の本部に侵入してきました。
気づいているかどうかは判明されていませんが、グリーンキーパーは神具神降をしているので、遅かれ早かれ怪人軍団の幹部たちは襲撃されたことに気づきます。
怪人軍団幹部たちが襲撃に気付いた時、彼らはどう行動するのかがすごく気になります。
これから怪人軍団幹部が取る行動について二つの可能性が考えられます。
一つ目の可能性、それはすぐに撤退して、大怪人デスメシアの復活を準備することです。
全てのドラゴンキーパーが侵入してきた今、全ての幹部が一緒に逃げ出せる可能性は低いです。
ですが、天使型幹部が皆のために戦って、時間を稼いでもらえれば、うま「午」の幹部、フワリポンやとり「酉」の幹部、ペルトロラが逃げ出すことは可能です。
天使型幹部は非常に強いので、一人だけでもドラゴンキーパー全員を足止めにすることができます。
二つ目の可能性、それは怪獣たちが全部討伐された時に怪人保護協会の理事たちと共に竜神戦隊に立ち向かうことです。
神具はチート級の物で、現在の幹部たちでも神具に勝てない可能性は高いです。
ですが、ドラゴンキーパーたちが怪獣に大技を使いまくって、疲労を感じれば、怪人側は最高の攻撃チャンスを得ます。
神具がどれほど強くても、疲労している状態のドラゴンキーパーを守ることはできないので、怪人側はその瞬間を狙うべきです。
☆グリーンキーパーと戦闘員D
戦闘員Dは戦場に踏み入れたので、遅かれ早かれ彼は上司に再会します。
誰が見ても戦闘員Dはただの戦闘員ですが、一目だけで戦闘員Dの正体に気づける者は二人います。
一人目はイエロー部隊の従一位の錫切夢子、そしてもう一人が上司のグリーンキーパーです。
戦闘員Dの擬態は素晴らしい物ですが、グリーンキーパーは錫切夢子と同じく、戦闘員Dが擬態している状態でも、彼を見抜くことが可能です。
グリーンキーパーが怪人である戦闘員Dを殺さなかったことには必ず理由がありますが、グリーンキーパーの行動はいつも矛盾があります。
グリーンキーパーは戦闘員Dが必要なのに、戦闘員Dに近づくことはありませんでした。
戦闘員Dを戦力として期待しているのに、グリーンキーパーが戦闘員Dの力を借りたことは一度もなかったです。
グリーンキーパーは戦闘員Dを味方として接したいのに、グリーンキーパーがオフの時に戦闘員Dと話したことはなかったのです。
グリーンキーパーは何を企んでいるのかはわかりませんが、戦闘員Dはこれから自分のために自分の道を歩みますので、いずれグリーンキーパーに衝突するのでしょう。
そしてその時にグリーンキーパーが戦闘員Dを殺すかどうかが最大の疑問です。
以上が今回の記事の内容でした、最後までご覧いただき、誠にありがとうございます。