出典:春場ねぎ(著)戦隊大失格第89話
「戦隊大失格」第89話の中で、グリーン部隊の従一位である翡翠かのんは監禁されている間に、部下の桜間日々輝とたくさん会話しました。
会話の中で翡翠かのんは正体に気づいていることを桜間日々輝に伝えましたが、戦闘員Dは少しも驚かなかったのです。
昔、戦闘員Dは自分の正体がバレているかどうかを心配していましたが、今の戦闘員Dはもう翡翠かのんを騙したくなかったのです。
翡翠かのんは口や態度が悪い女性なのは確かなことですが、戦闘員Dは彼女に恨みや憎しみを抱いていなかったです。
可能であれば戦闘員Dはもう少し翡翠かのんと一緒に過ごしたかったのですが、残念なことに、竜神戦隊が大変なことになっている今、戦闘員Dはもう翡翠かのんの元へ戻れません。
戦闘員Dの戦いは終わったように見えますが、実はまだ始まったばかりです。
それではこれから最新話の感想や考察をお届けいたします。
最新話感想
竜神戦隊において、グリーン部隊の従一位である翡翠かのんは最も可哀想な従一位です。
グリーン部隊は最も隊員が少ない部隊である上に、グリーンキーパーはずっと彼女のそばにいなかったです。
そしてグリーン部隊はどの部隊よりも多くの裏切り隊員が出ています。
昔の若葉京助隊員は途中で頭がおかしくなっただけで、もともとはいい隊員でしたが、今回は違います。
戦闘員Dや薄久保天使は最初からそれぞれ別々の目的で竜神戦隊に入りました。
そのような戦闘員Dや薄久保天使をグリーン部隊に入隊させたのは他人ではなく、翡翠かのんだったのです。
薄久保天使は最初から見事な演技で皆を騙していたから、翡翠かのんが彼女の正体に気付かないのは仕方ないことですが、戦闘員Dは違います。
翡翠かのんは戦闘員Dの正体を知っているのですが、ずっと何もしなかったのです。
戦闘員Dには言っていないのですが、実は翡翠かのんは戦闘員Dのことを気に入っています。
戦闘員Dは確かに翡翠かのんが大嫌いな怪人ですが、彼は行動力がある上に、変な欲望もありません。
そんな戦闘員Dはグリーン部隊や翡翠かのんにとって最も必要な部下で、彼を失いたくないから、彼は人間である嘘をつき続けていました。
最新話徹底考察
☆壊滅状態になったグリーン部隊
レッド部隊だけではありません、グリーン部隊も今では壊滅状態状態です。
グリーン部隊はもともと四人の隊員しかいなかったのに、従一位の翡翠かのんは幽閉されていて、薄久保天使隊員は堂々と裏切りました。
そして残りの隊員、戦闘員Dは何も言わずに去っていったので、今グリーン部隊は一人しかいないのです。
重度のブラコンのピンクキーパーが焦っていない、心配していないことから、竜神戦隊は桜間日々輝(戦闘員D)が怪人保護協会の方へ行ったのがわからないと考えられます。
これからグリーン部隊を救えるのはグリーンキーパー、千歳だけです。
怪人軍団たちを調べるための情報屋の七つの道具、強欲な目撃者は潰されましたが、千歳にできることはまだまだあります。
千歳はすぐに諦めるような男ではないので、翡翠かのんを救出することは可能です。
出典:春場ねぎ(著)戦隊大失格第89話
☆グリーンキーパーと怪人軍団幹部
戦隊大失格の最新話の第89話の中で、怪人軍団の幹部たちは本当に大怪人デスメシアの復活を始めようとしました。
これで第74話に開かれた大直会の中でグリーンキーパーが言ったのは事実だと証明できました。
怪人軍団の幹部たちが大怪人デスメシアの復活を企んでいるのは嘘ではなかったです。
グリーンキーパーが幹部たちの目的を言い当てたのはすごいことですが、疑問もあります。
第74話の時、「幹部が直接言ってたんだから」とグリーンキーパーは他のドラゴンキーパー、他の従一位たちに言いました。
グリーンキーパーは怪人軍団のへび「巳」の幹部、マガディアから情報をもらったと思っていましたが、新たな可能性が出てきました。
第83話の時にグリーンキーパーの「フワリポンなぜ表に出てきた」という台詞や第89話のフワリポンの行動から、グリーンキーパーはフワリポンから情報をもらった、もしくは盗み聞きをしたと考えられます。
道具の強欲な目撃者を持っている限り、グリーンキーパーは盗み聞きができますので、グリーンキーパーは一度怪人軍団のうま「午」の幹部、フワリポンの居場所にたどり着いたと考えられます。
☆大怪人デスメシアの復活
竜神戦隊がほぼ崩壊した今、これから怪人軍団の幹部たちは大怪人デスメシアの復活を進みます。
大怪人デスメシアというのはいまだに謎の存在で、怪人軍団の幹部たちは12年前も大怪人デスメシアを復活させようとしました。
ドラゴンキーパーたちが必死で戦ってくれたおかげで、12年前の大怪人デスメシアの復活は見事に止められました。
大怪人デスメシアは怪人軍団の幹部たちの秘密兵器であることはわかりましたが、復活という意味はいまだに判明されていません。
大怪人デスメシアの復活について、新たな仮説が立てられます。
それは、大怪人デスメシアは死んでいた幹部たちの死体で合成した存在ということです。
竜神エネルギーを研究して、いろいろな兵器の製造に成功した竜神戦隊はたった一年で怪人軍団の幹部たちを討伐できたのは誰もが知っていますが、ここには一つの疑問があります。
それは怪人軍団の幹部たちの死体がどこへ行った、という疑問です。
竜神戦隊が幹部たちの死体を隠していると思いますが、もし本当に幹部たちの死体を隠しているのなら、それは幹部たちの体のパーツはいつでも揃えられることを意味します。
竜神エネルギーの他にも戦隊大失格の世界には様々な特殊力が存在しますので、死体を利用して、新たな生命を作る可能性はあります。
☆勝利が見えた怪人保護協会と怪人軍団
社会的に竜神戦隊を封殺できた今、怪人保護協会や怪人軍団は勝利が見えました。
怪人軍団のうま「午」の幹部、フワリポンが見事な罠を用意したのは確かなことですが、竜神戦隊がここまで落ちたのはレッドキーパー、赤刎創星の自業自得です。
もし赤刎創星が少しでも冷静になって、現状に対応できれば、竜神戦隊はここまで落ちることがなかったです。
絶体絶命の時でも赤刎創星は暴力を振るっていたから、今の局面に至りました。
怒りのままでレッド部隊の位階持ち隊員を殺した行為は火に油を注ぐと言えます。
長い間玉座に座り続けていた赤刎創星が性格や日頃の行いを変えるのはありえないことだと幹部のフワリポンは確信したから、竜神戦隊は惨敗しました。
すぐに対策を打つべきですが、誰もが赤刎創星を止められないので、現状を変える方法はありません。
スポンサーたちが赤刎創星を信頼できず、竜神戦隊を裏切ったのは当然なことです。
たとえ策があっても、怪人保護協会や怪人軍団の幹部たちはこの間に大怪人デスメシアの復活を進めますので、竜神戦隊に新たな危機が現れます。
出典:春場ねぎ(著)戦隊大失格第89話
☆怪人軍団の陣営
戦隊大失格の最新話の第89話の中で、怪人軍団の陣営が描かれていました。
怪人軍団のとり「酉」の幹部のペルトロラ、うま「午」の幹部のフワリポンや天使型幹部は偉大な計画のために手を組みました。
竜神戦隊はすごい勢いで封殺されたので、怪人軍団の幹部たちの計画が成功する可能性は高いです。
ペルトロラが過去に行われた忌まわしき実験の装置を回収しに行ったときから、三人の幹部はずっと同じ陣営にいました。
天使型幹部と「酉」の幹部のペルトロラが同時に存在していることから、天使型幹部について新たな二つの情報がわかりました。
一つ目の情報、それは天使型幹部がペルトロラの進化形態ではないことです。
ペルトロラは進化ができる幹部なので、天使型幹部はペルトロラの更なる進化を遂げた姿である可能性はあります。
ですが、天使型幹部とペルトロラが同時に存在していることや二人の話す口調が違うことからその可能性はなくなりました。
天使型幹部やペルトロラはそれぞれ別々の幹部です。
二つ目の情報、それは天使型幹部が昔から存在していた幹部であることです。
第89話の中で、「懐いなまた力を合わせようか」と天使型幹部はペルトロラやフワリポンに言いました。
短いセリフでしたが、もし天使型幹部が最近に作られた幹部なら、昔の彼がペルトロラやフワリポンと共闘できるわけがありません。
そして第89話の中で、天使型幹部は友達のようにずっとフワリポンのそばに座っていたので、天使型幹部は昔に存在していた幹部なのは間違いないです。
☆ブルー部隊と怪人軍団戦闘員
蒼馬圭介はすごく可哀想な男です。
もう竜神戦隊に関わりたくないと思っているのに、他のドラゴンキーパーたちの罠に落ちて、無理矢理復職させられました。
仕方なく復職したら、今度はリーダーであるレッドキーパーが大きなミスをやらかして、竜神戦隊の存亡に危機がありました。
浮遊城の中にいる戦闘員たちと茶番をしても結局竜神戦隊を救えられなかったので、蒼馬圭介の復職に意味がなかったです。
竜神戦隊が惨敗した今、ブルー部隊と浮遊城にいる怪人軍団の戦闘員たちの行方が気になります。
レッドキーパーの決定によりブルー部隊の仕事は浮遊城の拠点化なので、これからブルー部隊がこの状況を挽回するのは無理です。
竜神戦隊のためにブルー部隊ができる仕事は一つしかありません。
それは浮遊城にいる戦闘員たちの裏切りを防ぐことです。
浮遊城にいる戦闘員たちはすごく弱い存在ですが、いまだに圧倒的な人数があります。
もし戦闘員たちが竜神戦隊が負けたのを知り、全員が竜神戦隊を裏切ろうとしたら、怪人保護協会や怪人軍団の兵力は一気に増えます。
そうなれば、竜神戦隊が反撃するのは絶対にありえないので、どうしても戦闘員たちの裏切りを止めるべきです。
以上が今回の記事の内容でした、最後までご覧いただき、誠にありがとうございます。