出典:春場ねぎ(著)戦隊大失格第85話
「戦隊大失格」第85話の中に薄久保天使と薄久保薬師の関係が描かれました。
薄久保薬師は年上の人間に見えませんが、今の彼は怪人保護協会の代表理事でありながら薄久保天使の父でもあります。
若い男に見える薄久保薬師が薄久保天使の父であるわけがないのですが、グリーン部隊の翡翠かのんや戦闘員Dはその関係について疑っていません。
薄久保天使は彼女の父を紹介すると同時に戦闘員Dを勧誘したかったのですが、戦闘員Dは薄久保薬師のことが嫌いになりました。
戦闘員Dの勧誘は失敗しましたが、怪人保護協会はこれだけの失敗で止まりません、それではこれから最新話の感想と考察をお届けします。
最新話感想
パイロンの巣にいたころから薄久保天使はずっと行動力がある戦闘員Dを気に入っていたので、怪人保護協会の理事の一人になった今、戦闘員Dを勧誘するのは当然なことです。
戦闘員Dは長い間ともに戦ってきた薄久保天使を友だちだと思っているので、これから勧誘されるのを知っていても一緒に怪人保護協会の本部へ行きました。
怪人保護協会の本部で薄久保天使の父、薄久保薬師のスピーチを聞いた後、戦闘員Dは最下層にいる戦闘員たちが幸せに生きられる未来が見えました。
戦闘員Dは薄久保薬師の理念を気に入っていますが、怪人を弱い生き物だと思っている薄久保薬師が嫌いになりました。
戦闘員Dはいままで自分の力で多くの困難を乗りこえてきた戦闘員、人間の同情や手助けを求めるような弱い生き物ではありません。
今の戦闘員Dはレッドキーパーをも殺せた男、これから彼は自分の力で戦い続けますので、薄久保天使の勧誘を蹴りました。
最新話徹底考察
☆戦闘員Dの選択
戦闘員Dはずっと邪悪な怪人らしく生きたいと思っている戦闘員なので、薄久保天使の勧誘を蹴って、一人で戦う道を選ぶのは当然なことです。
戦闘員Dはずっと一人で戦ってきた男、彼には仲間が必要ないのです。
ですが、すぐに薄久保天使の勧誘を蹴ったのは決してかしこい判断ではありません。
戦闘員Dが怪人保護協会の敵にもなれば、これから三つの組織と同時に戦わなければなりません。
竜神戦隊、怪人軍団幹部や怪人保護協会、どれも巨大な組織で、一人の力で戦うのはさすがに無理です。
今の戦闘員Dには錫切夢子や翡翠かのん、この二人の協力者がいますが、まだまだ力は足りません。
三つの組織と戦うために、戦闘員Dは進化、もしくは神具の力が必要です。
出典:春場ねぎ(著)戦隊大失格第85話
☆翡翠かのんが尾行した理由
戦隊大失格の最新話の第85話で、戦闘員Dが薄久保天使に接触した時、グリーン部隊の従一位の翡翠かのんがすぐに現れました。
翡翠かのんがすぐに現れたことから、翡翠かのんは戦闘員Dを尾行していたと考えられます。
翡翠かのんは戦闘員Dの正体を知っている従一位で、ずっと彼のことを気に入っています。
戦闘員Dは行動力がある上に、どんな敵でも恐れずに立ち向かいますので、グリーン部隊にふさわしい隊員です。
戦闘員Dは重要な戦力でもありますので、グリーン部隊は彼を失ってはいけないのです。
戦闘員である以上、戦闘員Dが怪人保護協会に加入したいと思う可能性は高いので、翡翠かのんは当然阻止したいのです。
結果から見れば戦闘員Dは裏切っていませんが、翡翠かのんが一緒に怪人保護協会の本部へ行ったのは正解です。
☆四代目のブルーキーパー
戦隊大失格の最新話の第85話に、四代目のブルーキーパーが登場していました。
四代目のブルーキーパー、蒼馬圭介は変身していますが、どうやら今も彼はドラゴンキーパーになるのを嫌がっています。
誰にとってもドラゴンキーパーは夢のような職業ですが、蒼馬圭介はドラゴンキーパーになるのがすごく嫌です。
蒼馬圭介にとってドラゴンキーパーは勤務時間が長い上に、時給が安い最低な仕事なので、彼はどうしても自由になりたかったのです。
ブルーキーパーになりたくない意志はとても強いですが、他のドラゴンキーパーは彼の願望を無視しました。
なぜなら今は竜神戦隊にとっては大変な時期だからです。
怪人保護協会や怪人軍団のうま「午」の幹部、フワリポンは竜神戦隊の予想外の行動を取ったので、これから対処しなければならない問題は多いです。
少しでも竜神戦隊の問題を解決できるように、ドラゴンキーパーたちは蒼馬圭介の力が必要です。
☆薄久保薬師の理想
戦隊大失格の最新話の第85話で、グリーン部隊の従一位、翡翠かのんは怪人保護協会の代表理事に出会いました。
翡翠かのんからすれば怪人のために声を出し、行動する怪人保護協会は偽善者が集まっている集団です。
自分が偽善者だと思われていますが、怪人保護協会の代表理事の薄久保薬師は自分の理想を持っていますので、彼はその理想について話しました。
薄久保薬師はこの時代に生きている人間なので、当然怪人軍団の恐ろしさや罪を知っています。
ですが、今は平和な時代なので、竜神戦隊やドラゴンキーパーの力はもう必要ないと薄久保薬師は思っています。
実際、怪人軍団の幹部たちは確かに生きていますが、長い間姿を現わさなかったです。
平和な時代になったから、薄久保薬師はそろそろ怪人軍団と平和な道を歩もうと思いました。
出典:春場ねぎ(著)戦隊大失格第85話
☆グリーン神具レプリカ
怪人保護協会の代表理事、薄久保薬師が薄久保天使の父であることを翡翠かのんはグリーンキーパーに伝えるのでしょう。
薄久保天使はグリーン部隊を離脱した上に、敵対組織に入ったことで、グリーン部隊に結構大きなダメージを与えました。
グリーン部隊はもともと人数が少ないのに、これから三人だけで任務をしなければなりません。
戦闘員Dがどれほどやる気があっても、行動力が高くても、しょせん怪獣や怪人軍団の幹部たちの敵ではありません。
怪人軍団の陣営に天使型幹部が加入したので、これからグリーン部隊の戦いは激しくなります。
グリーン部隊がどんな時でも最前線で活躍できるように、グリーン神具レプリカを解放する必要があります。
神具レプリカの性能は本物に負けていても、戦闘員Dが神具レプリカを持っていれば、自分の身を守れます。
☆レッドキーパーの誤算
竜神戦隊を支配している暴君、レッドキーパーは大きな誤算を犯しました。
怪人軍団のうま「午」の幹部、フワリポンが動き出す前に、レッドキーパーは先に怪人保護協会をつぶすべきでした。
怪人保護協会は怪人軍団に比べて殺傷力のない組織で、ドラゴンキーパーたちが先に怪人保護協会をつぶすのは簡単なことです。
ですが、レッドキーパーは先に怪人軍団と戦うことを選びました。
その結果、怪人保護協会は竜神戦隊の行動に邪魔できるほどの組織に成長しました。
竜神戦隊はまだ秘策が残っているようですが、間に合うかどうかは誰にもわかりません。
竜神戦隊や怪人軍団の幹部が動く度に怪人保護協会はすぐに行動しますので、怪人保護協会は必要な準備を整えたと考えられます。
もし竜神戦隊が怪人保護協会を上回ることができなければ、これから何をしてもすぐ邪魔されます。
以上が今回の記事の内容でした、最後までご覧いただき、誠にありがとうございます。