出典:春場ねぎ(著)戦隊大失格第82話
「戦隊大失格」第82話は情報量が非常に多い一話です。
レッドやグリーン部隊による天ノ川動物園での怪獣討伐は無事に終わりましたが、その後多くの大事件が起きました。
怪人軍団の幹部、フワリポンの影響が取った行動の影響を受けて、戦闘員Dが気付いていないうちに、各勢力は一気に動き出しました。
どの勢力も己の目的のために、用意した駒を遠慮なく出しました。
それではこれから戦隊大失格第82話の感想や徹底考察をお届けします。
最新話感想
戦隊大失格の最新話の第82話で、天ノ川動物園での怪獣討伐は終わりました。
結果だけ見れば、今回の討伐は竜神戦隊が負けたとも言えます。
天ノ川動物園の中にいた怪獣たちは全部討伐されましたが、代償としてレッド部隊の隊員たちは多く犠牲になりました。
実力のあるレッド部隊の正二位、紅倭隊員も今回の討伐で犠牲になりました。
多くの隊員の命を失ったと同時に、レッドやグリーンキーパーは謎の怪人軍団幹部を討伐できなかったのです。
謎の幹部は強い幹部で、その幹部に逃げられてしまった今、民衆の安全は保証できません。
グリーンキーパーは本物の神具を持っていて、幹部を倒せるはずですが、謎の幹部は瞬間移動のような能力を持っています。
さすがのドラゴンキーパーでも瞬間移動に対応できないので、これからも謎の幹部を討伐できない可能性はあります。
多くの隊員が犠牲になって、謎の幹部も逃げられてしまったので、結果的に竜神戦隊は負けました。
最新話徹底考察
☆謎の幹部の目的
天ノ川動物園に二人のドラゴンキーパーがいましたが、怪人軍団の謎の幹部は最後まで戦わずに、天ノ川動物園から離れました。
二人のドラゴンキーパーを同時に討伐できる最高のチャンスを捨てましたが、謎の幹部の判断は正しいです。
あの時の天ノ川動物園には二人のドラゴンキーパーの他に、従一位や他の隊員も次々に到着しました。
ドラゴンキーパーだけならまだ勝てますが、他の隊員もいれば、さすがに負ける可能性はあります。
謎の幹部があっさり逃げられたことから、その目的はドラゴンキーパーの抹殺ではないことがわかります。
もしドラゴンキーパーの抹殺が目的なら、謎の幹部は最後まで戦うはずです。
謎の幹部の正体について一つの可能性が考えられます。
それは幹部のフワリポンに協力して、怪獣が強いイメージを作ることです。
怪獣という生き物はそれほど強い物ではありません、普通の隊員でも討伐できます。
怪獣が強いイメージをフワリポンが作らなければ、民衆は怪獣の恐ろしさを感じられません。
ですが、抜きん出た能力を持つ謎の幹部が怪獣の中に潜んで、町中で大暴れをすれば、民衆は怪獣の恐ろしさを感じます。
出典:春場ねぎ(著)戦隊大失格第82話
☆謎の幹部と戦闘員D
レッドやグリーンキーパーは天ノ川動物園にいる謎の幹部を知らなかったのですが、戦闘員Dは何かを知っているようです。
グリーンキーパーや翡翠かのんは何も説明していないのに、戦闘員Dは幹部であることに気づいています。
戦闘員Dは怪人軍団の一員で、幹部たちの顔や特徴などを把握していてもおかしくありません。
ですが、すぐに謎の幹部の名前を言えないことから、おそらく戦闘員Dは幹部であることだけ気づいていると思います。
戦隊大失格の中に登場する戦闘員はほとんど二種類に分けられています。
一種類は浮遊城にいる戦闘員たちです。
ドラゴンキーパーが浮遊城を占拠して以来、浮遊城の中にいた戦闘員たちは外へ出ることがなく、外の情報も得られません。
戦闘員Dや戦闘員Fなどは浮遊城にいた戦闘員たちです。
もう一種類は特定の幹部に選ばれた戦闘員たちです。
生き残っている怪人軍団の幹部たちは気に入った戦闘員を選んで、ともに行動することがあります。
戦闘員XXのように、彼女は幹部のペルトロラに気に入ってもらえたから、ずっとともに行動していました。
☆フワリポンと怪獣
戦隊大失格の最新話の第82話で、怪人軍団の幹部のフワリポンと怪獣の関係が判明しました。
生き残っている「午」うまの幹部のフワリポンは怪獣を民衆の憩いの場、天ノ川動物園に解き放った張本人です。
フワリポンは動画サイトに、自分が犯人だと白状した動画を投稿しました。
信じられる民衆がいるかどうかはわかりませんが、フワリポンは確かに民衆に影響しています。
民衆の怪人を守ろうという声は確かに大きくなっています。
怪獣を作ったのはフワリポンであるかどうかは判明されていませんが、フワリポンの役に立ちました。
動画内でフワリポンは竜神戦隊の解散を求めました。
竜神戦隊がそのような脅かしで解散することはありませんが、民衆に影響できれば、それもフワリポンの勝利です。
なぜならフワリポンの味方になりたい人間は次々に増えて、竜神戦隊を瓦解できるほどの力になれる可能性があるからです。
☆裏切り者が多いグリーン部隊
竜神戦隊のグリーン部隊は怪人軍団の幹部の捜索が仕事の重要部隊ですが、グリーン部隊の中に裏切り者は多いのです。
いなくなった若葉京助隊員や戦闘員Dだけではありません、グリーン部隊の中にはもう一人の裏切り者がいます。
それは世話が上手の薄久保天使隊員です。
若葉京助隊員や戦闘員Dのように竜神戦隊への反逆行動はしていませんが、薄久保天使は間違いなく竜神戦隊の敵です。
薄久保天使は竜神戦隊のグリーン部隊の隊員であると同時に、怪人保護協会の理事の一人だったのです。
怪人保護協会は怪人の権利や尊厳を守ろうとする組織で、怪人をバカにしている竜神戦隊の敵です。
竜神戦隊のドラゴンキーパーにおいて、グリーンキーパーは非常に可哀想な男です。
グリーン部隊はもともと隊員が少ないのに、新入隊員の戦闘員Dや薄久保天使隊員も裏切り者です。
新入隊員があっても、結局グリーン部隊で竜神戦隊のために働く者は二人しかいません。
出典:春場ねぎ(著)戦隊大失格第82話
☆レッドキーパーの結末
戦隊大失格の最新話の第82話で信じられないことが起きました。
それは戦闘員Dの攻撃が竜神戦隊の暴君、レッドキーパーに効果があったことです。
第82話で、着替えているレッドキーパーが油断したから、戦闘員Dは彼を暗殺しようとしたのです。
戦闘員Dは失敗するのだろうと思っていましたが、彼自身も驚くような結果になりました。
戦闘員Dの普通の一撃はレッドキーパーに効果があって、レッドキーパーにはたくさんの血が流れました。
竜神戦隊のトップ、レッドキーパーがこれほどの血を流したのを見て、戦闘員Dはすごく驚きました。
レッドキーパーが死んだかどうかはまだ判明されていませんが、今は間違いなく最高のチャンスです。
これから戦闘員Dがレッドキーパーの体を刺し続ければ、レッドキーパーはいずれ死にます。
レッドキーパーが血を流した時点で戦闘員Dはもう引き返せないので、レッドキーパーを確実に殺すしかありません。
☆戦闘員Dの未来
戦闘員Dがレッドキーパーを殺せる最高のチャンスは訪れましたが、彼は誰もが信じられないほどの罪を犯しました。
今の戦闘員Dは非常に驚いていますが、彼は急いで冷静になる必要があります。
レッドキーパーを刺した時点で戦闘員Dはもう引き返せないので、レッドキーパーが完全に死んだ時、戦闘員Dはすぐに次の行動を取らなければなりません。
戦闘員Dが取る行動について一つの可能性が考えられます。
それはすぐにイエロー部隊の従一位、錫切夢子に連絡することです。
現場やレッドキーパーの後始末など、今の戦闘員Dがやらなければならない事が多くて、味方が必要です。
この状態で戦闘員Dの味方になるのは錫切夢子だけなので、戦闘員Dはすぐに彼女に連絡すべきです。
従一位の錫切夢子ならば、この状況でも戦闘員Dを助けられるはずです。
もし戦闘員Dがヘルプを呼ばなかったら、遅かれ早かれ今回の事件は皆にバレてしまいます。
以上が今回の記事の内容でした、最後までご覧いただき、誠にありがとうございます。