出典:春場ねぎ(著)戦隊大失格第80話
「戦隊大失格」第80話は翡翠かのんの優しい一面が描かれる一話です。
翡翠かのんは上司に対してタメ口を使うような隊員で、基本的にどんな時でも態度が悪いのですが、優しい一面はあります。
戦闘員Dや薄久保天使の入隊が決まった時、翡翠かのんは何があっても二人を守り切ると誓いました。
怪人軍団の幹部、マガディア討伐の時でも、第80話の時でも翡翠かのんは新入隊員を守りました。
それではこれから戦隊大失格第80話の感想や徹底考察をお届けします。
最新話感想
謎の多い怪獣を討伐するために、レッドとグリーン部隊が結成した連合部隊は今天ノ川動物園に調査を始めています。
かわいい新入隊員を守るために翡翠かのんはレッド部隊と手を組むことが嫌なのですが、結果から見ればレッド部隊と手を組むのは正解な判断です。
なぜなら天ノ川動物園の中には多くの怪獣が出現し、レッド部隊の皆は一生懸命に戦っているからです。
グリーンキーパーや翡翠かのんは非常に強力な隊員ですが、新入隊員を守りながら数の多い怪獣と戦うのは難しいのです。
今のグリーン部隊は隊員が四人しかいなくて、中に神具や神具レプリカを使えるのは二人だけです。
圧倒的に人手不足のグリーン部隊は一部隊の力だけで怪獣討伐は無理と言えます。
レッド部隊と行動するのはもはや変えられない事実で、翡翠かのんができるのは全力で後輩を守ることだけです。
最新話徹底考察
☆2代&4代目ブルーキーパー
戦隊大失格の最新話の第80話の中に名前が蒼馬圭介という男が紹介されました。
蒼馬圭介はいままで描かれていませんでしたが、実は彼は非常に有名な男で、名前は多く登場しました。
蒼馬圭介は2代目のブルーキーパーで、これから4代目のブルーキーパーになる男です。
竜神戦隊において、最も正一位が交代した部隊はブルー部隊なのです。
初代のブルーキーパーは青嶋理久人、理由不明で引退しました。
二代目のブルーキーパーは蒼馬圭介、怪人討伐の中で深い傷を負ったため引退しました。
三代目のブルーキーパーは青嶋庄吾、怪人軍団の幹部、ペルトロラの汚い攻撃を受け、戦死しました。
蒼馬圭介はブルーキーパーの復職を蹴ったと言いましたが、レッドキーパーに逆らえる者はいないので、四代目のブルーキーパーは蒼馬圭介である可能性は高いです。
三代目のブルーキーパー、青嶋庄吾がいつも蒼馬、蒼馬と呼んでいることから、蒼馬圭介は青嶋庄吾の知り合いである可能性は高いです。
出典:春場ねぎ(著)戦隊大失格第80話
☆レッド部隊の実力
戦隊大失格の最新話の第80話の中でレッド部隊の実力がついに描かれました。
レッド部隊は怪人討伐専門のスペシャルチームであることは誰もが知っていますが、実際どれほどの強さを持っているのかは誰にもわかりません。
なぜならレッド部隊が実際に怪人を討伐することが非常に少ないのです。
怪人軍団の戦闘員達と協定を結び、日曜日決戦をするようになって以来、レッド部隊が全力で討伐することはありませんでした。
今回天ノ川動物園の中に大量の怪獣が現れましたので、レッド部隊の隊員達はついに全力を出しました。
レッド部隊の正二位、紅倭は動物園の中で大暴れをして、一人で数体の怪獣を討伐しました。
怪獣は体が硬い生き物で、一人で数体の怪獣を討伐できた紅倭は間違いなく優秀な隊員です。
レッド部隊の隊員達の力があれば、イエロー部隊はあっという間に多くの怪獣サンプルを集められます。
☆翡翠かのんの真意
戦隊大失格の最新話の第80話で、翡翠かのんは新入隊員の戦闘員Dにあんまり突っ走りすぎんなよと言いました。
戦闘員Dは深く考えていなかったので、その言葉の真意を理解できませんでした。
翡翠かのんのあの言葉には別の意味があったのです。
今はグリーン部隊だけの行動ではなく、レッド部隊も一緒に天ノ川動物園の中に行動しています。
翡翠かのんは既に戦闘員Dの正体を知っていたから、戦闘員Dの勝手な行動に目をつぶしますが、レッド部隊も現場にいる以上状況はかわりました。
レッド部隊の皆は怪人が大嫌いな者で、戦闘員Dの正体を知った途端すぐに討伐していきます。
もしその時に翡翠かのんが戦闘員Dを庇うような行動を取れば、一緒に討伐される可能性はあります。
グリーン部隊や自分の身の安全のために、戦闘員Dはレッド部隊が離れるまで慎重に動かなければなりません。
☆怪人軍団の幹部フワリポンの奇妙な行動
怪人軍団の幹部、フワリポンは戦隊大失格第80話で奇妙な行動を取りました。
せっかく民衆に自己紹介の映像を流したのに、今回の映像の内容は薄すぎます。
これほどに薄い内容のために映像を流すことにリスクはあります。
竜神戦隊の中には研究開発専門のイエロー部隊がありまして、映像を解析できればフワリポンの居場所を把握できます。
リスクがあってもフワリポンが映像を流した理由について二つの可能性が考えられます。
一つ目の可能性、それは民衆に催眠をかけることです。
幹部のフワリポンにどのような能力を持っているのかはまだ判明されていませんが、ペルトロラやマガディアは催眠能力を持っているので、フワリポンも催眠能力を持っていることはありえます。
もしフワリポンの催眠能力が映像を通しても発動できるような物ならば、内容の薄い映像を流したことに納得できます。
二つ目の可能性、それは民衆の不満の気持ちを煽ることです。
竜神戦隊のことが大好きな民衆は圧倒的に多いのですが、戦闘員を応援し、デモしてくれる人々は次々に現れました。
フワリポンが流した映像は竜神戦隊の脅威にはなれないのですが、少しずつ竜神戦隊の闇を民衆に伝えれば、いずれ人間同士の紛争が起きます。
紛争が起きた時、竜神戦隊は必ず忙しくなりますので、フワリポンはその瞬間を狙って、竜神戦隊を攻めることができます。
出典:春場ねぎ(著)戦隊大失格第80話
☆ミスちまった戦闘員D
戦隊大失格の最新話の第80話で、戦闘員Dは大きなミスを犯しました。
レッド部隊の獅音隊員のトリッキーな質問に、戦闘員Dは考えずに即答しました。
戦闘員Dからすれば即答した方が疑われないのですが、実はそれは間違った考えです。
なぜなら本物の桜間日々輝はすぐにチームメイトを売るような男ではないからです。
本物の桜間日々輝は人気のない隊員ですが、ピンクキーパーの実弟であるため多くの者は彼のことを知っています。
獅音隊員は例外ではありません、本物の桜間日々輝の性格を多少知っています。
そんな獅音隊員の前に、戦闘員Dは考えずに味方をすぐ売り出しました。
性格が完全に変わった桜間日々輝を見て、獅音隊員は何かに気づく可能性は非常に高いです。
獅音隊員はいずれ戦闘員Dのことを本格的に調査しますので、彼を始末する必要があります。
☆薄久保天使を売った結果
グリーン部隊の新入隊員、薄久保天使は知らない間に戦闘員Dに売られました。
薄久保天使は戦闘員Dのことを相当信頼していますが、戦闘員Dはあっさり彼女を裏切りました。
戦闘員Dは深く考えていないから気づきませんでしたが、薄久保天使を売ったことは悪結果を招きます。
レッド部隊の獅音隊員は薄久保天使が裏切り者だと信じたとすれば、これから薄久保天使について本格的な調査が始まります。
もしその調査で薄久保天使が白の場合、獅音隊員は戦闘員Dが嘘を言ったことに気づき、今度は戦闘員Dの調査を始めます。
逆に、その調査で薄久保天使が黒の場合、戦闘員Dは全く証拠がないので、今回は適当に薄久保天使を売ったとわかります。
そしてその時、戦闘員Dについての調査がまた始まります。
戦闘員Dが自分のために薄久保天使を売ったことはどう考えても悪い決断です。
なぜなら薄久保天使のことを戦闘員D自身は完全に把握していないのです。
以上が今回の記事の内容でした、最後までご覧いただき、誠にありがとうございます。