出典:春場ねぎ(著)戦隊大失格第79話
「戦隊大失格」第79話で戦闘員Dが所属するグリーン部隊は新しい任務のためにいろいろな準備を始めました。
いまだに生きている怪人軍団の幹部は四体いますが、グリーン部隊は先に怪獣の討伐を始めようと決めました。
怪人軍団の幹部でも、町中に現れる怪獣でも、全員戦闘員Dの敵ですが、戦闘員Dは今、グリーンキーパーをマークしています。
何があっても必ずグリーンキーパーを討ち取ると戦闘員Dは決めています、それではこれからは戦隊大失格第79話の感想や徹底考察をお届けします。
最新話感想
戦隊大失格の最新話の第79話は戦闘員Dの特訓や成長が描かれた一話です。
地上に隠れている四体の怪人軍団幹部や民衆を襲った怪獣、戦闘員Dが倒さなければならない相手は多いのですが、今の戦闘員Dはグリーンキーパーの首にしか興味がありません。
グリーンキーパーは戦闘員Dが最も近づいているドラゴンキーパーですが、グリーンキーパーはスペックが高い男で、普通の状態でも簡単に倒せる相手ではないのです。
戦隊大失格第77話の時に戦闘員Dは大敗したので、今の彼は自分の強化に集中しています。
グリーンキーパーを倒すために実力や策はどうしても必要です。
怪人軍団の戦闘員達は最下層にいる生き物で、抜きん出た能力はないのですが、擬態能力や再生能力をうまく運用できれば戦闘員Dはいろいろな状況に対応できます。
そしてイエロー部隊特製のドラゴンガジェットを加えれば、戦闘員Dはとても強い人物に成長できます。
最後に戦闘員Dがグリーン部隊の神具レプリカを奪えれば、グリーンキーパーを討つことは夢ではありません。
最新話徹底考察
☆グリーンキーパーの狙い
戦闘員Dはどこにいても、どんな時でも自分の首を狙っていることをグリーンキーパーは知っていますが、戦闘員Dに罰を与えず、彼を討伐することもありませんでした。
戦闘員Dの全ての襲撃に、グリーンキーパーは少しも怒らなかったのです。
グリーンキーパーの異様な行動には理由があるはずで、その理由について一つの可能性が考えられます。
それは戦闘員Dを戦力として利用することです。
戦闘員Dは最下層な存在で特殊能力を持っていませんが、不死の能力を持っています。
不死能力を持っているだけで、戦闘員Dはグリーン部隊にとって最も必要な戦力です。
グリーン部隊は今四人の隊員しかいなくて、薄久保天使は最前線で恐怖な幹部や怪獣と戦える隊員ではありません。
そのため今のグリーン部隊は人手不足の状態で、戦闘員Dの不死能力があればいろいろな状況に対応できます。
これからグリーン部隊は忙しくなりますので、戦闘員Dの力はどうしても必要です。
出典:春場ねぎ(著)戦隊大失格第79話
☆グリーンとレッド部隊の共闘
町中に現れる怪獣を退治するために、グリーン部隊はレッド部隊と共闘しました。
戦闘員Dにとっては意外な展開でしたが、これは間違いなく正しい判断です。
レッドキーパーがいかれている暴君であることはグリーンキーパーや翡翠かのんは知っていますが、レッド部隊の力があればグリーン部隊が全滅することはありません。
今のグリーン部隊は四人しかいなくて、その中の二人は神具レプリカを持っていない新人で、怪獣に勝てる可能性は非常に低いです。
不死能力を持つ戦闘員Dが死ぬことはありませんが、薄久保天使はただの人間、彼女を失えばグリーン部隊は大きなダメージを受けます。
グリーン部隊にとっての勝利は怪獣討伐ではなく、全員が生き抜くことなので、レッド部隊と共闘することにデメリットはありません。
☆始まる怪獣討伐
地上に身を隠している幹部を見つけ出すことは重要なことですが、竜神戦隊は怪獣討伐を始めようとしました。
怪人軍団の幹部を討伐することは当然重要ですが、今は怪獣に集中した方が正解です。
なぜなら怪人軍団の幹部と違って、竜神戦隊は怪獣の思考を読み取ることができないからです。
生き残っている幹部達は竜神戦隊やドラゴンキーパーの実力を知っていて、自ら地上へ出ることは滅多にありません。
たとえ地上に出たとしても、幹部達は直接ドラゴンキーパーと戦うのを全力で避けます。
ですが、怪獣は違います。
怪獣は知能のない生き物で、どんな時に姿を現わすことはわかりません。
怪獣が実際に民衆を襲う前に竜神戦隊が先に怪獣を討伐する必要があります。
そしてその時、グリーン部隊は新たな境地にたどり着きます。
☆グリーンキーパーの思い
戦闘員Dはグリーンキーパーのことを憎き敵だと思っていますが、グリーンキーパーは戦闘員Dのことを敵だと思っていません。
グリーンキーパーは戦闘員Dが自分の首を狙っていることを知っていますが、グリーンキーパーは戦闘員Dを討伐しなかったです。
グリーンキーパーの攻略をしている間に、戦闘員Dは自分のことをさらに理解し、多くの作戦を実行できるようになりました。
戦闘員Dにとってグリーンキーパーはずっと自分のことをバカにしていますが、それは本当なのでしょうか。
今の戦闘員Dとグリーンキーパーはまるで師弟で、グリーンキーパーは自分の方法で戦闘員Dを強くさせています。
グリーンキーパーの目的はまだ判明されていませんが、戦闘員Dが強くなることをグリーンキーパーは望んでいます。
今の戦闘員Dは無力な存在ですが、神具レプリカを持てるようになった時、戦闘員Dは化けます。
そしてその時、グリーン部隊は新たな境地にたどり着けます。
出典:春場ねぎ(著)戦隊大失格第79話
☆レッドキーパーの弱点を知るチャンス
グリーン部隊がレッド部隊と共闘する今、戦闘員Dは意外な収穫を手に入れました。
それはレッドキーパーの弱点を知るチャンスが訪れたことです。
今の戦闘員Dはグリーンキーパーの首を狙っていますが、レッドキーパーの情報を得たことに損はありません。
いかれている暴君、レッドキーパーは戦闘員Dの討伐対象で、すぐに弱点を見つけ出せば、これから戦闘員Dはゆっくり策を練ることができます。
レッドキーパーの強さは本物ですが、欲まみれな男で、弱点の一つや二つは存在しているはずです。
その弱点さえ見つけ出せば、今度こそレッドキーパーの息の根を止められる可能性は高いです。
しかも、今のレッドキーパーはレッド神具を持っていないので、弱点さえわかれば後は簡単です。
☆弟思いのピンクキーパー
ドラゴンキーパーの一人、ピンクキーパーが弟思いの強い女性であることは多くの者に知られています。
怪人軍団幹部のペルトロラがパイロンの巣を襲撃した時、ピンクキーパーは自分の弟を心配しすぎて携帯電話を握りつぶして、泣き出したことがありました。
ピンクキーパーは何をしても弟を守りたい人間ですが、今回は異様な行動を取りました。
それはピンク部隊が怪獣討伐に参加しないことです。
ピンク部隊が最前線で戦う部隊でなくても、ピンクキーパーや従一位の撫子益荒男は実力のある隊員で、怪獣から桜間日々輝を守ることは余裕でできます。
ピンクキーパーが今回の怪獣討伐に参加しなかった理由について二つの可能性が考えられます。
一つ目の可能性、それは戦闘員Dのことに気づいたことです。
今の弟がどれほど男気のある男だとしても、昔と比べて性格が変わりすぎです。
戦闘員Dの擬態能力は高いですが、本物の桜間日々輝の性格と大きな違いがあります。
ピンクキーパーがそろそろ違和感を抱いて、弟の調査を始めてもおかしくありません。
もし本当に違和感を抱いているのなら、今のピンクキーパーは弟を守る必要はありません。
二つ目の可能性、それはピンク部隊が裏で動いていることです。
怪獣討伐の危険性についてピンクキーパーが知らないはずがありません。
直接参加することはできませんが、撫子益荒男が裏でついていけば、いざという時に戦闘員Dを守れます。
桜間日々輝がピンクキーパーの弟であることは誰もが知っていることなので、ピンクキーパーの計画がバレたとしても責められることはないのでしょう。
ピンクキーパーにとって弟は何よりも大切なので、弟を見殺しにすることは考えられません。
以上が今回の記事の内容でした、最後までご覧いただき、誠にありがとうございます。