出典:春場ねぎ(著)戦隊大失格第77話
「戦隊大失格」第77話でグリーンキーパーとの激闘の後、錫切夢子や戦闘員Dはともに敗北しました。
暗殺、もしくは奇襲ができればグリーンキーパーを討てる可能性はありますが、錫切夢子や戦闘員Dが立てた計画が破綻した時点で、二人は負けたのです。
錫切夢子は相当強い神具レプリカを持っていますが、本物の神具の前では無力です。
錫切夢子が制圧された今、戦況を逆転することはもうできません。
それではこれから戦隊大失格第77話の感想や徹底考察をお届けします。
最新話感想
戦隊大失格の最新話の第77話は戦闘員Dの敗北やグリーンキーパーの異常が描かれている一話です。
戦闘員Dはもともとただの最下層の戦闘員で、バトルのセンスを持っているとしても、暗殺や奇襲を仕掛けない限り、グリーンキーパーに勝てるはずがありません。
グリーンキーパーが神具神降をした今、戦闘員Dの敗北は決まりまして、逆転することは無理です。
これから神具を使って攻撃すれば一撃で戦闘員Dは消えますが、グリーンキーパーは攻撃しなかったのです。
戦闘員Dに攻撃するどころか、グリーンキーパーは戦闘員Dを教育しました。
そしてレッドキーパーが到着した時、グリーンキーパーとおかしな会話をしました。
グリーンキーパーを務めて何年がたったのかはまだ判明されていませんが、千歳は戦場で他のドラゴンキーパーと一緒に戦ったことはあるはずです。
お互いにとって命を預けている戦友なのに、レッドキーパーはグリーンキーパーの住所を知らないのです。
レッドキーパーはグリーンキーパーの住所を知らない上に、グリーンキーパーがどの辺に暮らしているのかもわからないのです。
グリーンキーパーの住所を知らないから、今回は偶然に出会ったことにレッドキーパーは非常に驚きました。
グリーンキーパーは正義やレッドキーパーの味方ですが、自分に関することを全部隠しています。
いままでグリーンキーパーはレッドキーパーに本当のことを伝えていなかったと考えられます。
最新話徹底考察
☆絶対に逆転できない戦況
グリーンキーパーが神具神降をして、レッドキーパーも参戦した今、戦闘員Dや錫切夢子が立てた計画はもう修復することが不可能です。
生き抜くために戦闘員Dや錫切夢子は一刻でも早くその場から離れる必要がありますが、残念ながら二人は逃げられないのです。
錫切夢子が気絶している上に、二人の正体がグリーンキーパーに知られた今、もうどこにも逃げ場がないのです。
邪魔が入ったから計画が破綻したと言えますが、戦闘員Dに責任はあります。
戦闘員Dが人の感情を捨てることができれば、今の状況には至らなかったのです。
もし戦闘員Dが人の情を捨てて、邪魔な者を殺せば計画を実行できたのです。
戦闘員Dや錫切夢子だけではこの戦況を変えられないので、協力者が現れない限り全滅します。
偶然に協力者が現れる可能性はとても低いのですが、錫切夢子が先にイエロー部隊の者に連絡したのなら、可能性はあります。
錫切夢子は頭のいい隊員なので、既に別のプラン、もしくは逃走手段を用意したことはあり得ます。
これからイエローキーパー、もしくはイエロー部隊の者達が現れれば、錫切夢子が死ぬことはありません。
出典:春場ねぎ(著)戦隊大失格第77話
☆グリーンキーパーの罠
戦闘員Dや錫切夢子は成功する暗殺計画を立てたと思っていますが、実は全部グリーンキーパーが用意した罠である可能性は高いです。
相手がただの戦闘員だとしても、家が突然に襲われたことに、千歳ことグリーンキーパーはとても余裕な態度で対応していました。
戦闘員がどうやってもドラゴンキーパーに勝てないのは事実ですが、家や家族が危険になるかもしれないのに、グリーンキーパーは少しも心配していなかったのです。
グリーンキーパーの異常な態度から、グリーンキーパーは既に戦闘員Dの行動や考えを把握していた可能性は高いです。
戦闘員Dの行動や考えを把握したから、グリーンキーパーは奇襲を受けたとしても、焦らずに対応することができました。
戦闘員Dや錫切夢子が尾行をしたことも、グリーンキーパーは途中で気づいた可能性は高いです。
尾行に気づいたとしても、グリーンキーパーが家から離れなかったのは戦闘員Dに会いたいからと考えられます。
☆ヒーローの裏の顔
レッドキーパーは竜神戦隊のトップですが、その行為や性格はヒーローと言えません。
戦隊大失格の最新話の第77話の中にもレッドキーパーの凶行が描かれました。
派手に登場するために、レッドキーパーは何も考えず必殺技の八岐大蛇を出しました。
レッドキーパーの無意味な行動で森は激しく燃えています。
常識のある人なら森の中で大技を出すのはやばいことだと知っているはずですが、今のレッドキーパーは自分のことしか思っていなくて、常識もなかったのです。
そして自分のせいで森が燃えているのに、レッドキーパーは怪人のせいにしようとしたのです。
間違いなく最低な男ですが、ここで注目するのはレッドキーパーが言ったセリフです。
レッドキーパーは“これも”と言いました。
つまりレッドキーパーは向かう途中にまた何かを破壊したと考えられます。
ヒーローを自称していますが、今のレッドキーパーはますます悪の象徴になっています。
☆全てを把握しているグリーンキーパー
情報屋として活躍しているグリーンキーパーは全てのことを把握しています。
戦闘員が竜神戦隊に潜入したことを、戦闘員がグリーン部隊にいることを、桜間日々輝が戦闘員Dであることを、グリーンキーパーは全部知っています。
グリーンキーパーはもともと勘のいい男で、情報屋の七つの道具も持っていますので、そんな彼から何かを隠すことは難しいです。
全てを知っているのに、グリーンキーパーは誰にも真実を言わなかった。
桜間日々輝が桜間世々良の弟であることも知っているのに、グリーンキーパーは彼女にも伝えなかったのです。
グリーンキーパーは戦闘員Dを知りたかったから何も言わなかったと戦闘員Dに伝えましたが、それは違うと思います。
グリーンキーパーが全てのことを黙っているのは目的を達成したいからだと考えられます。
出典:春場ねぎ(著)戦隊大失格第77話
☆グリーンキーパーの目的
全てのことを知っていても、誰にも伝えなかったグリーンキーパーは目的を持っているはずです。
そしてその目的は戦闘員Dでしか達成できない可能性もあります。
戦闘員Dはもう忘れたかもしれないのですが、第5話の時に戦闘員Dを勧誘しようとしたのはグリーンキーパーだったのです。
グリーンキーパーが戦闘員Dを求めたことから、グリーンキーパーの目的はレッドキーパーを討つことである可能性は高いです。
レッドキーパーはグリーンキーパーの同僚ですが、グリーンキーパーは彼を信頼しているわけではありません。
レッドキーパーの前ではグリーンキーパーはいつも演技をしていて、レッドキーパーに事実を伝えたこともなかったのです。
そしてグリーンキーパーはレッドキーパーを倒せないことも知っています。
レッドキーパーを倒せないと知っているのは、グリーンキーパー自身がいろいろな調査をしたからだと推測できます。
レッドキーパーは最強の存在で、彼を討つためにグリーンキーパーは戦闘員Dの力を借りたかった可能性があります。
☆最高の結末
レッドキーパーも参戦した今、戦闘員Dは何をしても絶対に状況を逆転できないのですが、戦闘員Dにとってこれは最高の結末です。
錫切夢子まで制圧されている今、戦闘員Dにはもう取れる選択はありません。
錫切夢子を見捨てれば戦闘員Dは逃げられるかもしませんが、戦闘員Dは錫切夢子を見捨てるわけがありません。
戦闘員Dはいまだに錫切夢子を信じていませんが、彼女に何度も助けられたことを戦闘員Dは知っています。
戦闘員や錫切夢子の素顔はもうバレていますので、今は最後まで戦って、討伐されるしかないのです。
本物の神具に討伐されれば、戦闘員でも消えてしまいますが、戦闘員Dにとってこれは最高の結末です。
直接に討伐したわけではないのですが、戦闘員Dは間接的にブルーキーパーや怪人軍団の幹部のマガディアを討伐しました。
一人の戦闘員Dがここまで戦ったのはとても偉いことです。
そして今の戦闘員Dはもう奴隷ではなく、本物の悪として討伐されるので、これから死んでも戦闘員Dにとっては本望でしょう。
以上が今回の記事の内容でした、最後までご覧いただき、誠にありがとうございます。