出典:春場ねぎ(著)戦隊大失格第119話
「戦隊大失格」第119話の中で、グリーンキーパーの仲間への信頼はついに報われました。
巨大の組織、竜神戦隊においてグリーン部隊は最も隊員が少ない部隊で、真っ向勝負が始まる前からバラバラの状態になりました。
竜神戦隊が怪人保護協会本部へ侵入した時、グリーン部隊の新入隊員二人や従一位がいなかったから、グリーンキーパーは一人で戦いました。
一人で戦うことにグリーンキーパーは文句を言っていましたが、彼はグリーン部隊の隊員たちが集まるのを期待していました。
仲間の力を期待しているから、薄久保薬師の大怪人デスメシアの姿が戦場をめちゃくちゃにしたとしても、グリーン部隊は再起動できました。
グリーン部隊の隊員たちが集まったのは偶然のことですが、これはグリーンキーパーが望んでいることです。
元怪人保護協会の理事、薄久保天使を含めてグリーン部隊の隊員たちは一つになりましたので、これからどんな激しい戦いが待っていても、皆は乗り越えられます。
それではこれから最新話感想や徹底考察をお届けいたします。
最新話感想
戦隊大失格の最新話の第119話の中で、人間と怪人の関係に新たな可能性が現れました。
竜神戦隊と怪人軍団の長い戦争が始まって以来、人間と怪人軍団の関係は非常に悪いです。
長い戦争の中に、平和を望んでいる奇妙な怪人(ユリメリダ)や怪人と一緒に仲良く過ごしたい人間(桜間日々輝)は存在しましたが、彼らの願いを聞いてくれる者はいませんでした。
竜神戦隊を支配しているレッドキーパーも、怪人軍団幹部の幹部たちも戦争を望んでいるので、人間と怪人の関係はずっと変わっていなかったです。
ですが、最下層にいる戦闘員Ⅾにより、これから人間と怪人の関係は変わります。
戦闘員Ⅾは最下層にいる生き物で、一人だけだと何もできない存在です。
特殊な能力や武器を持っていないのですが、それでも戦闘員Dは周りにいる人間、隊員たちに影響を与えていました。
戦闘員Dは所属しているグリーン部隊にも深く影響しているから、真っ向勝負を片付けた後、輝く未来を迎えられる可能性はあります。
人間にとって戦闘員Dは恐ろしい生き物ですが、彼の後ろにはグリーンキーパーやグリーン部隊の従一位、翡翠かのんがついているので、彼を討伐する者は存在しないのです。
最新話徹底考察
☆グリーン部隊の未来
竜神戦隊と怪人勢力の真っ向勝負が終わった後、グリーン部隊がどんな未来を迎えるのかが大きな疑問です。
グリーン部隊が迎える未来について一つの可能性が考えられます。
それはグリーンキーパーの手によって変化を迎えることです。
グリーン部隊の中に裏切者が二人もいましたが、今回の真っ向勝負の中でグリーン部隊は最も頑張った部隊です。
他の部隊は確かにグリーン部隊よりも多くの戦力を投入しましたが、結局何の意味もなかったです。
隊員を多く失った上に、正一位や従一位が不在の問題でブルーやイエロー部隊は既に崩壊したので、これから戦場で活躍するのは無理です。
レッドやピンク部隊はまだまだ戦えますが、最も戦力になるレッドキーパーやピンクキーパーが戦闘不能になってしまったので、全滅するのは時間の問題です。
どの部隊も前線で活躍するのが厳しいのですが、グリーン部隊は違います。
裏切者の戦闘員Dや薄久保天使を含めて、グリーン部隊の隊員たちはボロボロになっても、諦めず薄久保薬師の大怪人デスメシアの姿に立ち向かいました。
グリーン部隊の中には確かに裏切者がいましたが、グリーン部隊が勝利を得られれば、彼らは最も活躍した部隊になります。
そしてその時、レッドキーパーでも戦闘員Dや薄久保天使に手を出すことはできません。
翡翠かのんと同じく、グリーンキーパーは戦闘員Dや薄久保天使のことをすごく気に入っているので、あの二人をレッドキーパーから守ってくれるのでしょう。
戦闘員Dや薄久保天使は真っ向勝負が終わった後、グリーン部隊から離れる可能性はありますが、グリーン部隊の皆は偶然にある共通点を持っています。
グリーンキーパーを含めて、グリーン部隊の皆は誰もがレッドキーパーのことが気に入らないので、これからグリーン部隊の皆が力を合わせて、レッドキーパーを引きずり降ろす可能性は高いです。
出典:春場ねぎ(著)戦隊大失格第119話
☆ピンク部隊の戦い
長い時間が経ちましたが、撫子益荒男を含めて、ピンク部隊の隊員たちはついにピンクキーパーの元に集まりました。
竜神戦隊においてピンク部隊は非常に重要な部隊なので、ピンク部隊が集まり、復活すれば、竜神戦隊が勝利を得られる可能性は一気に高くなります。
撫子益荒男は最も強い従一位だから、ピンク部隊の復活は非常に重要ですが、ピンク部隊の隊員たちは一つ残念な事実を知りました。
ピンクキーパーはうま「午」怪人軍団幹部、フワリポンとの激しい戦いで弟を守りたかったから、犠牲になりました。
ピンク部隊の隊員たちにとってピンクキーパー、桜間世々良は憧れの存在なので、この悲しい事実を知った時、ピンク部隊の隊員たちは誰もが大きな衝撃を受けました。
ピンクキーパーを蘇生させるために、隊員達は緊急手当てを始めましたが、もう間に合わない可能性は高いです。
すぐに怪人化剤をピンクキーパーに打つのか、すぐにピンク神具レプリカを起動して治療を始めるのか、ピンクキーパーを救うためにピンク部隊が取れる行動は二つありますが、今はそんな時間がありません。
なぜなら邪悪な怪人軍団幹部たちはまだ暗躍しているからです。
ピンク部隊にとってピンクキーパーは最も重要な存在なので、隊員たちがピンクキーパーのために何かをした時、怪人軍団幹部たちは必ず何かしらの攻撃を仕掛けてきます。
竜神戦隊が油断する最高の瞬間を、邪悪な怪人軍団幹部たちが見逃すはずがありません。
☆桜間日々輝の敗北
戦隊大失格の最新話の第119話の中で、最弱の人間、桜間日々輝は大きな敗北を受けました。
今回の敗北により、桜間日々輝が大きく変わる可能性はあります。
神具、神具レプリカ、神具VER2・0や怪人化剤などの強い武器を一つも持っていない桜間日々輝が戦闘で負けるのは当然のことです。
実戦において、桜間日々輝は下級戦闘員でも倒せないのです。
戦闘に弱いのは悪いことではないのですが、問題は桜間日々輝の性格です。
人間と怪人が仲良く過ごすことを何よりも大切に思っている桜間日々輝はいつもおかしな行動を取ります。
おかしなことをする癖があるから、竜神戦隊と怪人勢力の真っ向勝負が始まる前から桜間日々輝は既にボロボロの状態にいました。
桜間日々輝が負けるのは当然のことですが、彼は戦闘だけではなく、精神や価値観なども全部負けてしまったのです。
友とも呼べないブルー部隊の隊員を救うために、桜間日々輝は苦労して、惨めな行動を取りましたが、結局彼は最悪の裏切りを受けました。
桜間日々輝にとってブルー部隊の隊員は重要な人間ですが、その隊員にとって桜間日々輝は醜い化け物です。
可能であれば、その隊員は桜間日々輝に近づきたくなかったのです。
桜間日々輝は理想のために隊員を救いましたが、そのせいで今の桜間日々輝はとても大変な状態にいます。
もしピンクキーパーが本当に死んでしまったら、桜間日々輝を救ってくれる者、桜間日々輝の無実を証明してくれる者はいなくなります。
昔の桜間日々輝は竜神戦隊の一員でしたが、ピンクキーパーを殺した彼はこれから竜神戦隊の最大の敵になります。
☆不死身の怪人軍団幹部
イエローキーパーが作り出した怪人軍団幹部は非常に、非常に厄介な生き物です。
鈴桐六子やその一族で開発した神具を持っている限り、ドラゴンキーパーは一撃で怪人軍団幹部を倒せますが、隙があれば怪人軍団幹部は体を再生して、何度でも復活します。
ドラゴンキーパーが最強の神具を持っていても、徹底的に怪人軍団幹部を潰さなければ、幹部は永遠に消えないのです。
戦隊大失格第100話の時、現ブルーキーパーの蒼馬圭介は怪人軍団幹部の一人、天使型幹部を凍らせましたが、第119話の中で復活しました。
天使型幹部は二つの幹部(申のチャコブルや卯のヤケコカブ)が合体した後の姿なので、非常に強いし、謎の多い幹部です。
復活した天使型幹部はまだ戦場に姿を現していませんが、彼はある特殊能力を使いました。
その特殊能力を使えるのは天使型幹部なので、天使型幹部が生きているのは確実です。
そしてこれは竜神戦隊にとってすごく厄介なことです。
なぜなら、今の戦場において天使型幹部を討伐できる者はいないからです。
ブルーキーパーやイエローキーパーはまだ生きていると思いますが、あの二人が力を合さない限り、天使型幹部を倒すのは難しいです。
ブルーキーパーでも、イエローキーパーでも一人だけで挑めば、失敗して死んでしまう可能性は高いです。
☆桜間日々輝を助けた生物
桜間日々輝はただ怪人と人間が暮らせる正解を作りたいと思っているだけですが、今の彼は最悪の裏切りを受けました。
ブルー部隊の隊員が嘘を言ったせいで、桜間日々輝はピンクキーパーを殺した犯人になってしまい、ピンク部隊や朱鷺田隼は彼を殺したいほど恨んでいます。
ピンク部隊や朱鷺田隼にとって桜間日々輝がピンクキーパーを殺した犯人だと信じ込んでいるので、彼らは絶対に桜間日々輝を許さないのです。
弟である桜間日々輝がピンクキーパーを殺すはずがないのですが、今の彼は人間に見えないので、彼を信じてくれる人間はいません。
ピンク部隊には撫子益荒男がいますので、桜間日々輝を討伐するのは簡単なことですが、彼らの攻撃が桜間日々輝に届く直前に、天使型幹部は彼を助けました。
邪悪の怪人軍団幹部が人間を助けるのは信じられないことですが、実は天使型幹部は桜間日々輝に因縁があります。
昔、桜間日々輝が天使型幹部の人間体(騎偉寿や瑠憂那)を助けたことがありました。
当時、人間体の騎偉寿や瑠憂那は本当にすごく怖がっていたので、あの二人は桜間日々輝のことを大恩人だと思っています。
竜神戦隊にとって桜間日々輝の顔は大きく変わりましたが、騎偉寿や瑠憂那にとってはそれほどの差がないので、桜間日々輝を覚えているのは当然のことです。
顔を覚えているから、騎偉寿は恩返しに肝心の時に桜間日々輝を救いました。
天使型幹部になっても、騎偉寿は恩を返す性格を持っているので、能力を使ったのは騎偉寿の方だと考えられます。
天使型幹部の行動で竜神戦隊は完全に桜間日々輝のことを怪人と信じ込みますが、その助けがなければ、桜間日々輝は死んだのです。
桜間日々輝はただの人間だとしても、天使型幹部の行動は正しいです。
なぜならこれから天使型幹部の人間体(騎偉寿や瑠憂那)の洗脳により、桜間日々輝は味方になってくれます。
そして、桜間日々輝が怪人化剤を受け、新たな怪人になる可能性もあります。
更に、天使型幹部がピンクキーパーの遺体を回収して、ピンクキーパーを一緒に怪人にすることも可能です。
以上が今回の記事の内容でした、最後までご覧いただき、誠にありがとうございます。