出典:春場ねぎ(著)戦隊大失格第102話
「戦隊大失格」第102話の中で、怪人保護協会の代表理事、薄久保薬師はグリーンキーパーに怒涛の攻撃を始めました。
薄久保薬師は怪人のために戦う人間であり、竜神戦隊を滅ぼそうとしている最悪の敵でもありますので、グリーンキーパーは最初から全力で応戦しました。
グリーンキーパーは情報屋の七つの道具、憤怒な断罪者で戦っていますが、それでも薄久保薬師の方が圧倒的に有利でした。
憤怒な断罪者は神具の一つですが、今の薄久保薬師は最強の怪人、大怪人デスメシアとして戦っていますので、彼はグリーンキーパーでも知らない秘密の力を持っています。
一騎打ちでしたらグリーンキーパーは勝算がないのですが、幸いなことに蒼馬圭介はグリーンキーパーの居場所に到着しました。
二人のドラゴンキーパーが一緒に戦えれば、薄久保薬師に勝てる希望があります。
それではこれからは最新話の感想や徹底考察をお届けいたします。
最新話感想
騎偉寿や瑠憂那にとどめを刺さなかったことにブルー部隊の従一位、藍染小町は文句を言いましたが、実は蒼馬圭介の判断は正しいです。
蒼馬圭介の全力の一撃を受けた騎偉寿や瑠憂那は長く生きられません。
たとえ蒼馬圭介がとどめを刺さなかったとしても、騎偉寿や瑠憂那はもう何もできません。
ですが、蒼馬圭介がすぐにブルー部隊の皆を助けなければ、ブルー部隊が全滅することはありえます。
騎偉寿や瑠憂那のせいでブルー部隊の隊員たちは酷いダメージを受けたので、すぐに手当てしなければなりません。
隊員の命を優先するのはすごく当たり前のことですが、先代ブルーキーパー、青嶋庄吾を支えていた藍染小町はそれを理解できなかったです。
なぜなら青嶋庄吾は蒼馬圭介と違って、何があっても怪人軍団幹部を徹底的に殺すような男だからです。
青嶋庄吾も、蒼馬圭介も、どっちもが正しいのですが、今のブルー部隊には蒼馬圭介が必要です。
怪人勢力との真っ向勝負が終わった後、竜神戦隊は大きな変化を迎える可能性が高いので、蒼馬圭介がいればブルー部隊は最後まで生き残れます。
どんな願いを持っていても、どれほど怪人軍団幹部を殺したくても、ブルー部隊が最後まで生きのこらなければ何もできません。
最新話徹底考察
☆ブルー部隊の変化
いい意味でも、悪い意味でもブルー部隊はこれから大きく変わります。
今回怪人勢力との真っ向勝負の中で、蒼馬圭介は新たなブルー部隊を見せてくれました。
蒼馬圭介は青嶋庄吾と違って、積極的に仕事をするような男ではないのですが、彼は皆のために頑張ってくれる男です。
今回の真っ向勝負の中でも、蒼馬圭介はブルー部隊のために、竜神戦隊のために頑張って、戦いました。
蒼馬圭介が本物の怪人と戦うのは久しぶりのはずですが、それでも彼は見事な戦いを見せてくれました。
一撃で天使型幹部を再起不能にした上に、彼は間一髪のところでグリーンキーパーを助けました。
長い間怪人と戦わなかったとしても、蒼馬圭介が戦場で衰えることはありませんでした。
今でもブルー部隊は蒼馬圭介のことを認めていませんが、ブルー部隊はどの部隊よりも新たな正一位が必要です。
竜神戦隊においてブルー部隊は唯一目立った問題が存在しない部隊で、隊員の数もかなり多いです。
もしこれからも正一位がいなければ、ブルー部隊は進むべき道がわかりません。
蒼馬圭介は最適な人選ではないのかもしれませんが、今は彼しかブルー部隊を救えません。
ブルー部隊がこれからも怪人討伐ができるように、怪人軍団とり「酉」のペルトロラを殺せるように、ブルー部隊は蒼馬圭介の指示や協力が必要です。
出典:春場ねぎ(著)戦隊大失格第102話
☆薄久保薬師の強さ
戦隊大失格の最新話の第102話の中で、薄久保薬師は圧倒的な強さを見せてくれました。
グリーンキーパーは怪人軍団幹部のいのしし「亥」トドマスクやへび「巳」マガディアを瞬殺できた正一位、彼が弱いはずがありません。
ですが、そんなグリーンキーパーがどんな攻撃を出したとしても、薄久保薬師には全然通用しなかったです。
グリーンキーパーの攻撃は全部効果がなかったのに、薄久保薬師の攻撃は全部効果がありました。
たとえブルーキーパーの蒼馬圭介が一騎打ちに乱入したとしても、薄久保薬師が不利になることはありませんでした。
今の薄久保薬師は確かに最強で、ドラゴンキーパーが二人いても彼を倒せません。
ですが、これほどの力に何のデメリットも存在しないとは思えません。
神具でも、錫切夢子の秘密でも、神具VER2・0でも常に使える物ではなかったので、薄久保薬師は大怪人デスメシアの姿を長く使えないはずです。
もし大怪人デスメシアの姿にタイムリミットが存在しているのなら、グリーンやブルーキーパーには勝つ希望が残っています。
☆大怪人デスメシアの秘密
戦隊大失格の最新話の第102話の中で、薄久保薬師の大怪人デスメシアの姿の秘密が描かれました。
大怪人デスメシアの姿は恐ろしい物ですが、薄久保薬師の想像力はそれ以上に恐ろしいです。
今のデスメシアの強さは幹部たちの能力ではなく、全部薄久保薬師が想像した物です。
手を伸ばせる能力、分身能力や相手の心を読める能力は全部薄久保薬師の想像の産物です。
薄久保薬師が勝手にいろいろな設定を想像して、全部実現したから、今のデスメシアになりました。
薄久保薬師の大怪人デスメシアの姿が強いのはよくわかりましたが、それがレッドキーパーが恐れている物なのかはわかりません。
今のデスメシアの強さは全部薄久保薬師の想像による物なので、レッドキーパーが知るはずがありません。
もしレッドキーパーが知っているデスメシアが別の物だとしたら、デスメシアには二つの種類が存在することになります。
薄久保薬師の大怪人デスメシアの姿だけで竜神戦隊は苦戦したのに、もう一つのデスメシアが存在しているのなら、竜神戦隊が負ける可能性は高いです。
☆薄久保天使の行動
これから怪人保護協会の代表理事、薄久保薬師と竜神戦隊の戦いは更に激しくなりますが、娘の薄久保天使がどのような行動を取るのかが気になります。
娘として薄久保天使が薄久保薬師を助けるのは当然のことですが、彼女は狂っている人間ではありません。
怪人保護協会の中にいる人間はほとんどが狂っていて、怪人や竜神戦隊に特殊な感情を抱いていますが、薄久保天使にはそのような物がなかったです。
怪人のために戦いたいから怪人保護協会に入ったのではなく、薄久保天使は父の関係で怪人保護協会に入ったのです。
怪人や怪人保護協会に対して何も思わないから、薄久保天使は犯した罪に罪悪感を感じています。
娘である薄久保天使が怪人のために戦うのは当たり前のことですが、これから薄久保天使はグリーン部隊の従一位、翡翠かのんを解放すると思います。
大怪人デスメシアの姿まで戦場に出てしまった今、竜神戦隊が全力を出さなければ負ける可能性は高いです。
薄久保薬師の圧倒的な強さを見れば、薄久保天使も状況がわかりますので、翡翠かのんを解放しにいく可能性はあります。
竜神戦隊が勝てば、薄久保天使は父を失うことになりますが、怪人勢力が勝てば更に多くの人間が不幸に巻き込まれます。
薄久保天使は混沌な世界を求めていないので、彼女が狂っている父を止めるために、翡翠かのんの力が必要です。
出典:春場ねぎ(著)戦隊大失格第102話
☆戦闘員Dと右京楓
右京楓は竜神戦隊への復讐に失敗しましたが、彼女は亡くなる前に戦闘員Dに声をかけました。
右京楓がどれほどの秘密を戦闘員Dに話したのかは判明されていませんが、戦闘員Dは最後まで聞いていたことがわかりました。
最後の力を使って、くだらないことを話したわけがないので、右京楓は怪人軍団幹部の弱さや大怪人デスメシアの強さの他にも、別の秘密を戦闘員Dに話したと思います。
右京楓が最後の力で戦闘員Dに話した秘密について二つの可能性が考えられます。
一つ目の可能性、それは竜神戦隊の闇です。
右京楓は竜神戦隊の闇を暴くのが目的でした。
初代ピンクキーパー、桃江才華の力を得ても右京楓は何もできませんでしたが、今回の真っ向勝負で右京楓は竜神戦隊が闇であることを証明できました。
これから戦闘員Dが右京楓の意志を継ぎ、竜神戦隊の闇を暴いてくれれば、人々は全ての真実を知ることになります。
二つ目の可能性、それは怪人の更に進化する方法です。
竜神戦隊を裏切った橙代大介は長い間いろいろな実験を進めていました。
進めていた実験の中で、橙代大介は錫切夢子の秘密を再現することに成功しましたので、彼は怪人を更に強化する方法も見つけた可能性があります。
これから戦闘員Dが全ての成果を奪い、自分を強化できる方法を全部試せば、戦闘員Dが更に進化することは可能です。
☆戦闘員Dが取る行動
たとえ竜神戦隊と怪人勢力の真っ向勝負が更に激しくなったとしても、戦闘員Dは諦めていませんでした。
絶体絶命の状況の中でも、戦闘員Dは自分が真の大怪人になれることを信じています。
戦闘員ごときで今回の真っ向勝負の中で活躍できるはずがないのですが、もし右京楓が戦闘員Dに何かを教えていたのなら、話は変わります。
右京楓の助言があれば、戦闘員Dは真っ向勝負で彼なりに努力することは可能です。
これから戦闘員Dが取る行動について二つの可能性が考えられます。
一つ目の可能性、それは錫切夢子に会いに行くことです。
イエローキーパーは錫切夢子が全ての能力の鍵であることを戦闘員Dに伝えました。
戦闘員Dは竜神戦隊や怪人の全ての過去を知っているわけではないのですが、これから彼が錫切夢子に会いに行けば、錫切夢子は彼に道を指してくれます。
真っ向勝負の中で活躍するために、戦闘員Dはどうしても錫切夢子が必要です。
二つ目の可能性、それは神具VER2・0を盗みに行くことです。
戦闘員である以上、戦闘員Dは不死身ですが、それ以外の能力は全くありません。
怪人軍団幹部でも、薄久保薬師の大怪人デスメシアの姿でも、神具でも、全員が化け物なので、彼らに対抗するために戦闘員Dは武器が必要です。
適応手術を受けていないから、戦闘員Dは本物の神具を握ることはできませんが、神具VER2・0は可能です。
なぜなら神具VER2・0は既に改良された物だからです。
これから戦闘員Dが神具VER2・0を盗めば、彼は化け物たちに立ち向かう資格を得られます。
以上が今回の記事の内容でした、最後までご覧いただき、誠にありがとうございます。