考察タイム

「戦隊大失格」桜間日々輝、怪人軍団とともに生きたい人間!幼い頃に両親は怪人に殺されましたが、桜間日々輝はそれでも怪人との共存を願っています!

 

 

 

「戦隊大失格」桜間日々輝、怪人軍団とともに生きたい人間!

出典:春場ねぎ(著)戦隊大失格第90話

 

 

戦隊大失格の中に登場する桜間日々輝はピンクキーパーの実の弟ですが、誰がどう見ても彼は変人です。

 

竜神戦隊の一員になのに、桜間日々輝は怪人を討伐したい考えが全くいなくて、常に怪人の友達になることを考えています。

 

怪人の味方になりたい桜間日々輝は誰もが近づきたくないのですが、彼が取った行動派全ての勢力にも影響を与えていました。

 

桜間日々輝は戦闘員Dを助けてくれた人間で、桜間日々輝がいたから、戦闘員Dは望み通り戦う道を歩けました。

 

桜間日々輝は戦闘員Dの人生を影響していた人間なので、今回は桜間日々輝について考察してみたいと思います。

 

 

☆真の平和を望む人間

 

戦隊大失格の中に多くのキャラクターが登場していましたが、真の平和を望んでいるのは桜間日々輝だけです。

 

13年前に怪人軍団幹部や浮遊城が天ノ川市にたどり着いた後、人類と怪人の戦いはずっと続いていました。

 

怪人側でも、竜神戦隊側でも戦う日々を嫌がっていますが、どの勢力も世界を諦めませんでした。

 

そして13年間竜神戦隊が怪人軍団と戦争をし続けていた結果、平和という物は人々に忘れられてしまいました。

 

桜間日々輝の両親は怪人軍団のとり「酉」幹部、ペルトロラに殺されましたが、彼は怪人に負の感情を抱いていませんでした。

 

人間や怪人が真の平和を過ごせるように、桜間日々輝は自分の理想を熱く語っていましたが、誰も相手にしてくれませんでした。

 

怪人軍団の幹部たちは想像できないほどの悪い影響を人類に与えたので、優秀な能力を持っている人間たちは皆が怪人軍団に憎しみを抱いていて、怪人と過ごすのを全力で拒否しています。

 

桜間日々輝の実の姉、桜間世々良でも強烈な恨みや憎しみを抱いている一員なので、怪人と暮らすという選択肢は彼女にはないのです。

 

怪人とともに暮らせる世界を作る夢が叶える可能性は限りなく低いですが、桜間日々輝はいまでも自分の夢のために頑張っています。

 

 

☆世界に影響を与えた男

 

桜間日々輝は優秀な才能も、神具レプリカも持っていないのですが、彼は姉と同じく、世界に影響を与えました。

 

「桜間日々輝が世界に影響した」は言い過ぎだと思われますが、彼は偶然な状況で怪人軍団の戦闘員Dに戦う権利を与えました。

 

本来、竜神戦隊の隊員が戦闘員に出会ってしまったらすぐドラゴンキーパーに連絡するのですが、桜間日々輝は戦闘員Dを殺さず、戦闘員Dのためにいろいろしてくれました。

 

戦闘員Dはいずれ全ての勢力も驚くようなことを成し遂げますので、彼に道を指してくれた桜間日々輝は世界に影響したと言えます。

 

もし桜間日々輝があの時戦闘員Dを殺してしまったら、怪人軍団の幹部とドラゴンキーパーの殺し合いは永遠に続きます。

 

戦闘員Dはまだ成長していますが、彼は幹部とドラゴンキーパーの殺し合いを終わらせることが可能です。

 

そしてその時、桜間日々輝が自分の夢を叶うことも可能です。

 

 

「戦隊大失格」桜間日々輝、怪人軍団とともに生きたい人間!

出典:春場ねぎ(著)戦隊大失格第12話

 

 

☆ブルーキーパーとの関係

 

現在の竜神戦隊ドラゴンキーパーはヒーローとは呼べませんが、昔のドラゴンキーパーは違います。

 

桜間日々輝が怪人への憎しみや怒りを忘れられたのは初代ブルーキーパーのおかげです。

 

人間のために戦っている正義のドラゴンキーパーの影響を受けて、桜間日々輝はヒーローという物に憧れています。

 

桜間日々輝の周りにはヒーローらしき人物はいなかったのですが、彼が両親を失った時、初代ブルーキーパーは彼を助けてくれました。

 

抜きん出た能力を持つ怪人軍団幹部に挑み、かっこよく姉を守ってくれたあの姿は間違いなく、正真正銘のヒーローです。

 

初代ブルーキーパーは桜間日々輝を怪人軍団幹部から守っただけではなく、桜間日々輝を自分の孤児院に泊めさせました。

 

身寄りのない、もしくは戦争で両親を失った子供たちのために初代ブルーキーパーは自腹で孤児院を立てています。

 

桜間日々輝の衣食住を確保した上に、初代ブルーキーパーは桜間日々輝に深い影響を与えました。

 

桜間日々輝が姉のように怪人に復讐する道を歩かなかったのは初代ブルーキーパーのおかげです。

 

 

☆姉との違い

 

桜間日々輝は姉の桜間世々良と同じく悲惨な幼少時代を過ごしていましたが、彼は姉と大きな違いがあります。

 

桜間世々良は怪人軍団の幹部のことが死ぬほど嫌いで、必ず幹部の全員を討伐すると決めています。

 

ですが、桜間日々輝は怪人軍団のことを嫌いになっていません。

 

桜間日々輝は怪人軍団に負の感情を抱いていない上に、怪人軍団の戦闘員を助けたこともありました。

 

怪人軍団への態度だけではありません、桜間世々良と桜間日々輝の性格や能力なども全然違います。

 

桜間世々良は凄まじい才能を持っている女性で、両足を失ったとしても、ピンクキーパーとして見事に仕事を仕上げています。

 

桜間世々良は才能がありますが、桜間日々輝は目立った才能がないのです。

 

桜間日々輝は極普通の男だったから、彼の夢に協力してくれる人間はいなかったです。

 

重度のブラコンの桜間世々良は弟の夢をバカにしていなかったが、弟の夢に力を貸すこともなかったです。

 

 

☆姉との関係

 

今は別々の道を歩きましたが、桜間日々輝と姉の感情は悪くないのです。

 

桜間日々輝の両親は元々過激な思想を持っている人間なので、桜間姉弟を厳しく教育していました。

 

厳格な環境で育てられたので、桜間姉弟は楽しい幼少時代を過ごせなかったです。

 

ですが、小さい頃から桜間姉弟はお互いのことを守るために、精一杯自分のできることを成し遂げていました。

 

桜間世々良は弟を守るために、怪人軍団に復讐するために、まだ成人していなくても、竜神戦隊に入りました。

 

桜間日々輝は弱くて才能がないから戦場で姉を守るのは無理ですが、彼は自分の方法で自分の夢へ進み、姉を守ろうとしました。

今の桜間日々輝はボロボロの姿になりましたが、姉を助けたい、姉を守りたい気持ちは消えていません。

 

桜間日々輝はいまでも姉のことを大切にしていますが、彼は姉のある秘密を知らないのです。

 

それは桜間世々良が普通を超えている重度のブラコンであることです。

 

 

☆桜間日々輝の未来

 

自分の未来のために頑張っている戦闘員Dと同じく、桜間日々輝は多くの未来を選べます。

 

怪人保護協会や怪人軍団の幹部が人類怪獣化計画を始動した今、桜間日々輝の前に多くの道が現れます。

 

一つ目の道、それはグリーン部隊の従一位、翡翠かのんに協力して、戦闘員Dに会いに行くことです。

 

人類怪獣化計画のせいで、これから町中に怪獣が溢れてしまいます。

 

怪獣を討伐し、一緒に戦ってくれる同志を集めるために、桜間日々輝は翡翠かのんと一緒に脱獄しなければなりません。

 

二つ目の道、それは怪人保護協会に潜入することです。

 

突然の状況の中でも、桜間日々輝が怪人保護協会の一員になれる可能性はあります。

 

怪人保護協会の理事の一人は戦闘員XXで、戦闘員XXは桜間日々輝に惚れています。

 

戦闘員XXを利用しなければならないのですが、怪人保護協会の一員になれば、怪人保護協会を内部から壊せます。

 

以上が今回の記事の内容でした、最後までご覧いただき、誠にありがとうございます。