出典：春場ねぎ（著）戦隊大失格第90話
戦隊大失格の中に登場する女性戦闘員、戦闘員XXは戦闘員Dと同じ非常に特殊な怪人です。
戦闘員XXはいまでも怪人軍団幹部に忠誠を誓っていて、いまでも怪人のために活動していますが、戦闘員XXは誰にも許されない感情を抱いています。
竜神戦隊やその隊員たちは怪人の最大の敵なのに、戦闘員XXは桜間日々輝に特殊な感情を抱いています。
桜間日々輝は戦闘員XXを救った隊員で、戦闘員XXの面倒を見ていたので、戦闘員XXが桜間日々輝を好きになったのは仕方ないことです。
戦闘員XXは桜間日々輝に惚れたことを誰にも言わなかったのですが、彼女自身はその感情を抑えられなかったのです。
桜間日々輝が関わっていれば、戦闘員XXの心は激しく動揺します。
これからも戦闘員XXは戦闘員Dや桜間日々輝に関わりますので、今回は戦闘員XXについて考察してみたいと思います。
☆人間に惚れてしまった戦闘員
巨大な怪人軍団において戦闘員XＸは非常に特別で、非常に幸運な戦闘員です。
戦闘員XXはほとんどの戦闘員と同じくらいすごく弱い上に、個の力だけでは何もできないのですが、彼女は気絶している間に心優しい桜間日々輝に出会いました。
桜間日々輝は怪人と共存するのを望んでいる変人なので、彼は戦闘員XXを自分の居場所へ連れ戻って、彼女の面倒を見ていました。
戦闘員XXは元々人間のことが大嫌いなのですが、面倒を見てもらっている間に、戦闘員XXは桜間日々輝のことを好きになりました。
人間を好きになるのを他の戦闘員は絶対に理解できないのです。
戦闘員Dは戦闘員XXに似ていて、彼も人間に近づいた戦闘員ですが、戦闘員Dはいまだに人間のことを信用していません。
錫切夢子でも、桜間日々輝でも、グリーンキーパーや翡翠かのんでも、戦闘員Ｄはいまでも彼らのことを疑っていて、彼らと仲良くしたいと思わなかったのです。
それだけではありません、戦闘員Dは人間の女性において割とモテモテですが、彼は人間の女性に対して何も思わなかったです。
戦闘員Dはどんな時でも怪人らしく戦うことしか考えていないので、人間のことを深く考えていなかったです。
戦闘員XXはいまでも人間の敵として活動していますが、彼女の心には既に別の考えがありました。
今の戦闘員XXは桜間日々輝のことを心配している上に、体は桜間日々輝を許してしまいました。
戦闘員XXはいまでも怪人軍団幹部に忠誠を誓っていますが、桜間日々輝の問題や生存がかかっていれば、戦闘員XXは迷い始めるのでしょう。
目的は違いますが、戦闘員XXは戦闘員Dと同じ怪人軍団幹部に疑問を抱いています。
☆唯一の女性戦闘員
戦闘員XXは怪人軍団の女性戦闘員です。
戦闘員Dや怪人軍団幹部を含めて、怪人はほとんどが男性ですが、戦闘員XXは女性です。
戦隊大失格の中に登場した戦闘員の中で、戦闘員XXは唯一の女性でした。
戦闘員XXは戦闘員Dのような擬態で性別を変えているのではなく、戦闘員XXは最初から女性でした。
戦闘員XXは登場した時から女性の長い髪を持っていました。
戦闘員XXの誕生についてはまだ判明されていませんので、どうして怪人軍団幹部が女性戦闘員を作ったのかはわかりません。
戦闘員XXはユリメリダではなく、怪人軍団のとり「酉」の幹部、ペルトロラに作られた可能性が高いので、同性の部下を欲しがるために戦闘員XXを作ったとは思えません。
戦闘員XXは唯一の女性戦闘員ですが、彼女はどの男性戦闘員よりも勇敢です。
半分以上の怪人軍団幹部がいきなり神具やドラゴンキーパーに討伐されたとしても、戦闘員XXは幹部たちのために地上へ降りました。
地上は人間が溢れている恐ろしい場所なのに、戦闘員XXは尊敬すべき怪人軍団幹部のために全てを捧げました。
戦闘員XXがどれほど地上で活動したのかはわかりませんが、結果から見れば、戦闘員XXは見事な働きを見せてくれました。
戦闘員XXはパイロンの巣を見つけた上に、ブルーキーパーの青嶋庄吾の討伐に成功して、怪人保護協会の理事の一人として活躍していました。
戦闘員XXはただ怪人軍団幹部のために働きたいだけですが、いくつかの幸運が重なった結果、彼女は最も活躍している戦闘員です。
今の戦闘員XXは怪人保護協会の理事の一人なので、彼女は既に橙代大介から重要な武器をもらった可能性があります。
神具VER２・０や怪人化剤、この二つの武器をもらっていれば戦闘員XX更に活躍できます。
出典：春場ねぎ（著）戦隊大失格第90話
☆怪人軍団幹部のしもべ
戦闘員XXを含めて、全ての戦闘員は抜きん出た能力を持つ怪人軍団幹部のしもべです。
戦闘員は怪人軍団幹部が作った生き物なので、怪人軍団幹部のために全てを捧げるのは当然のことです。
戦闘員Dも同じ運命を迎えるはずでしたが、戦闘員Dは怪人軍団幹部を裏切ったので、今の戦闘員Ｄはフリー状態にいます。
戦闘員は全ての怪人軍団幹部のしもべですが、彼らがついていくべき怪人軍団幹部は決まっていて、幹部を変えることはできないようです。
戦闘員XXが忠誠を誓っているのは怪人軍団のとり「酉」の幹部、ペルトロラです。
戦闘員XXはペルトロラの専属戦闘員だから、天使型幹部やうま「午」のフワリポンが横取りするようなことはありませんでした。
ペルトロラは怪人軍団のへび「巳」のマガディアよりも戦闘員のことを大切にしていますが、それでもペルトロラにとって戦闘員XXはただの道具です。
戦闘員XX自身もペルトロラの想いを知っていますが、それでも戦闘員XXはペルトロラのそばに残りました。
一緒に戦おうと戦闘員Dは戦闘員XXに誘いましたが、それでも戦闘員XXは怪人軍団幹部の守りを欲しがっていました。
戦闘員XXが正しいのか、それとも戦闘員Ｄの方が正しいのかはわかりませんが、戦闘員XXが戦闘員Dのように迷うことはありませんでした。
桜間日々輝のこと以外、戦闘員XXはどんな時でもペルトロラの命令に従っていますので、彼女が迷うはずがありません。
怪人軍団幹部が怪人保護協会と一つになった後、全ての仕事は怪人保護協会が進めていましたので、戦闘員XXは未来や仕事を心配する必要すらありませんでした。
☆人間との未来
怪人軍団の一員なのに、戦闘員XXは竜神戦隊の隊員、桜間日々輝に特殊な感情を抱いています。
桜間日々輝が変人であることを知っているのに、戦闘員XXにとって桜間日々輝は非常に重要な人間で、彼のために戦闘員XXは全てを尽くします。
戦隊大失格の第９０話の中で、人類怪獣化計画から桜間日々輝を守るために戦闘員XXは勝手に彼を閉じ込めました。
そして戦隊大失格の第１０５話の中で、戦闘員XXは桜間日々輝を真っ向勝負から逃がすために勝手に彼を解放しました。
桜間日々輝自身は戦うことを望んでいますが、戦闘員XXはピンクキーパーと同じように、彼を守るために全力を尽くしました。
戦闘員XXと桜間日々輝が結ぶのをピンクキーパーは絶対に許しませんが、実際あの二人が結んでも問題がないのです。
怪人にとっても信じられないことですが、人間と怪人が子供を産むことは可能です。
怪人保護協会の代表理事の薄久保薬師はユリメリダと一緒に薄久保天使という綺麗な女性を産みました。
桜間日々輝はどんな感情を抱いているのかはわかりませんが、二人がお互いのことを好きであれば結んでも問題はありません。
人間と怪人を結ぶのを望んでいる人間は他にもいます。
全ての秘密を把握している錫切夢子も怪人の戦闘員Dに特殊な感情を抱いていました。
☆戦闘員XXの選択
桜間日々輝は戦闘員XXにとっての重要な人物で、戦闘員XXは桜間日々輝と結びたいのですが、それは非常に難しいことです。
なぜなら戦闘員XXは竜神戦隊と怪人勢力の真っ向勝負に深く関わっていたからです。
怪人保護協会の代表理事、薄久保薬師が大怪人デスメシアの姿で暴れている時に桜間日々輝のために何かをするのは問題ないのですが、これから何が起きるのかは誰もがわかりません。
薄久保薬師の大怪人デスメシアの姿まで戦場で暴れていたのに、怪人軍団のとり「酉」の幹部、ペルトロラはいまだに姿を隠しています。
ペルトロラは最も逃亡に向いている能力を持っている上に、ペルトロラは冷酷な幹部でもありますので、彼は生存するために手段を選びません。
桜間日々輝は確かに何の特殊能力や才能を持っていない無色隊員ですが、彼はピンクキーパーの実の弟です。
ピンクキーパーは恐ろしいドラゴンキーパーですが、そんな彼女には一つだけ弱点があります。
それは桜間日々輝への愛が深すぎることです。
これからペルトロラや他の幹部と協力して、桜間日々輝を盾として使えば、ピンクキーパーや他のドラゴンキーパーは何もできなくなります。
桜間日々輝が無事に真っ向勝負から逃げられるなら何の問題もないのですが、時間が経てば経つほど、桜間日々輝が危険に巻き込まれる可能性は高くなります。
そして桜間日々輝が危険に巻き込まれれば、彼のために戦うのか、それとも怪人のために戦うのか、戦闘員XXはこの質問の答えを決めなければなりません。
以上が今回の記事の内容でした、最後までご覧いただき、誠にありがとうございます。
