考察タイム

「戦隊大失格」戦保談義、幹部のフワリポンが用意した罠!戦保談義が罠であることに気づかず、赤刎創星はまんまと引っ掛かりました!

 

 

 

「戦隊大失格」戦保談義、幹部のフワリポンが用意した罠!

出典:春場ねぎ(著)戦隊大失格第88話

 

 

竜神戦隊が正しいのか、それとも怪人保護協会が正しいのかを決めるために、この二つの団体は戦保談義を開催しました。

 

戦保談義は平和に始まり、平和に終わりましたが、レッドキーパーは怪人保護協会の代表理事、薄久保薬師との会話でいきなりブチ切れました。

 

己の怒りを抑えられずに暴走してしまったレッドキーパーはまんまと用意された罠へ落ちました。

 

戦保談義を経て、民衆の竜神戦隊への態度は劇的に変わりますので、今回は戦保談義について考察してみたいと思います。

 

 

☆戦保談義の司会

 

戦保談義は竜神戦隊にとっても、怪人保護協会にとっても非常に重要で、司会はレッド部隊の従一位代理、梅沢松竹隊員が務めていました。

 

従一位代理という位階を持っているのは竜神戦隊においてレッド部隊しかないのでしょう。

 

怪人討伐専門のレッド部隊はもともと優秀な隊員がたくさんいましたが、レッドキーパーの赤刎創星のパワハラを受けたとか、怪獣討伐の時に殺されたとかで、人数は一気に減りました。

 

従一位や正二位の隊員を全部無くしたレッド部隊はグリーン部隊以上に人手不足です。

 

隊員が少ない状態で、もし赤刎創星が隊員たちの状況を確認して、彼らと仲良く過ごしているのなら、怪人軍団の幹部たちは竜神戦隊に近づくチャンスがなかったです。

 

ですが、赤刎創星は隊員の異様に気づけるほどの男ではなく、問題にも大きな問題があったから、怪人軍団の幹部たちは竜神戦隊に近づけるチャンスを得ました。

 

おそらく怪獣退治の時に怪人軍団のうま「午」の幹部、フワリポンは既にレッド部隊の生存状況を確認して、擬態する人間を決めました。

 

レッド部隊の中にはもう働ける隊員がいないから、イケメンとは言えない梅沢松竹隊員は活躍することができて、梅沢松竹隊員に擬態をした幹部のフワリポンに最高のチャンスが訪れました。

 

隊員の異様に気づくのは無理だと思われますが、第88話の時、グリーンキーパーは僅かな異様で戦闘員Dの存在に気づきました。

 

☆戦保談義の結果

 

戦保談義が進めば進むほど、民衆の心は竜神戦隊の方へ傾けましたが、その結果は怪人軍団のうま「午」の幹部、フワリポンにとってどうでもいいのです。

 

戦保談義が終わった時に、たとえ民衆が竜神戦隊の味方になったとしても、フワリポンが焦ることはありません。

 

なぜならフワリポンは既にレッドキーパーをはめるために大きな罠を用意しました。

 

民衆は知らないのですが、レッドキーパーの赤刎創星が短気な男だと竜神戦隊の上層部や怪人軍団の幹部たちは知っています。

 

戦保談義の中でも赤刎創星は必ず暴走するとフワリポンは予想できたから、フワリポンは戦保談義に罠を用意することができました。

 

怪人保護協会の代表理事の薄久保薬師が赤刎創星と会話をしたのは偶然に見えますが、たとえ薄久保薬師が声をかけなかったとしても、赤刎創星が暴走するきっかけはいくらでもあります。

 

それにフワリポンは戦保談義の司会を務めていますので、赤刎創星を暴走させるのは簡単なことです。

 

 

 

「戦隊大失格」戦保談義、幹部のフワリポンが用意した罠!

出典:春場ねぎ(著)戦隊大失格第88話

 

 

☆幹部のフワリポンが取る行動

 

レッドキーパーを罠へ落とすことは見事に達成しましたが、怪人軍団のうま「午」の幹部はそれ以外の目的をも持っている可能性はあります。

 

最も短気なドラゴンキーパー、レッドキーパーを狙ったのは正解な判断でした、このチャンスをしっかり捕まえるべきです。

 

もしこのまま何もしなければ、竜神戦隊は挽回策を打ってきます。

 

最高のネタでも竜神戦隊に強烈な一撃を与えられなかったら、今度は逆に怪人軍団幹部のイメージが悪くなります。

 

これから幹部のフワリポンが取る行動について二つの可能性が考えられます。

 

一つ目の可能性、それは他のドラゴンキーパーを煽ることです。

 

レッドキーパーが罠に落ちた今、他のドラゴンキーパーは焦り始めています。

 

他のドラゴンキーパーたちが焦っている瞬間を利用して、更に多くの竜神戦隊の闇を暴けば、全員が暴走する可能性は高いです。

 

二つ目の可能性、それは弱者のフリをすることです。

 

レッドキーパーの赤刎創星が薄久保薬師の右腕をつぶしたのは事実で、赤刎創星が梅沢松竹隊員を睨んでいたのも事実です。

 

これからフワリポンや薄久保薬師が弱者のフリをして、うまい演技で民衆の同情をもらえれば、竜神戦隊は完全な悪になります。

 

 

☆薄久保薬師が知っている可能性

 

怪人軍団のうま「午」の幹部のフワリポンが今回の戦保談義を利用したのを怪人保護協会の代表理事、薄久保薬師が知っているかどうかはすごく気になります。

 

薄久保薬師自身が右腕を出したことやフワリポンが行動を取ったタイミングが良すぎたことから、薄久保薬師は知っている可能性は高いです。

 

腕一本をレッドキーパーにつぶされましたが、そのかわりにフワリポンチャンネルを見ている皆は本物の竜神戦隊を知ることができました。

 

竜神戦隊の残虐性を民衆に見せれば、民衆はすぐに竜神戦隊の闇に気づきます。

 

薄久保薬師は怪人軍団のために行動する覚悟がありますので、腕一本を失っても本望でしょう。

 

ただ、右腕を失っても問題はないのです。

 

怪人保護協会はすごい科学技術を持っていると同時に、抜きん出た力を持つ怪人軍団の幹部たちとも手を組んだので、新しい腕、もしくはメカ腕を作ることは問題ないはずです。

 

 

☆竜神戦隊が取れる挽回策

 

これからすぐに挽回策を取らなければ、竜神戦隊のイメージは壊滅状態になります。

 

正義のヒーローであるイメージがなくなれば、竜神戦隊は存在意味がないのです。

 

竜神戦隊がすぐに取れる挽回策について二つの可能性が考えられます。

 

一つ目の可能性、それはレッドキーパーを追い出すことです。

 

竜神戦隊にとっても、ドラゴンキーパーにとっても、レッドキーパーの赤刎創星は危険因子です。

 

赤刎創星がいる限り、竜神戦隊の悪いイメージは消えないので、今のうちに彼を追い出すべきです。

 

赤刎創星を追い出した後、ピンクキーパーに指揮を取らせてもらえれば、イメージは徐々に良くなっていきます。

 

二つ目の可能性、それはすぐに怪人軍団をつぶすことです。

 

怪人軍団のうま「午」の幹部のフワリポンや他の幹部たちが生きている限り、竜神戦隊の弱点は握られているままです。

 

戦闘員たちも知っていますが、神具や神具レプリカがあればすぐに戦闘員をつぶせますので、戦闘員は無視しても大丈夫です。

 

これから平穏な金儲け生活が戻れるように、ドラゴンキーパーたちはすぐに神具を使って、今度こそ邪魔な幹部たちを一匹残らず討伐すべきです。

 

 

☆フワリポンチャンネル

 

怪人軍団のとり「酉」の幹部、ペルトロラやへび「巳」のマガディアよりも、うま「午」のフワリポンの方が頭はいいです。

 

各々の目的を達成するために、ペルトロラやマガディアはそれぞれ別々の計画を進めましたが、どの計画も効率が悪いし、いい結果は出なかったです。

 

ですが、フワリポンの計画は効率が良くて、いい結果が出ています。

 

怪獣騒ぎで竜神戦隊が忙しくなると同時に、フワリポンはチャンネルを作って、動画投稿を始めました。

 

怪人軍団の幹部が動画投稿することは誰にとっても信じられないのですが、フワリポンは短い間にいい成果を出しました。

 

ライブで同接2万人を達成した上に、フワリポンは民衆からフワ君という呼び名をもらったのです。

 

抜きん出た能力を持つフワリポンでも動画投稿は難しいのですが、フワリポンはどの幹部よりも民衆の心を得ました。

 

フワリポンは地上人のやり方で地上人と対等な関係を構築できたから、フワリポンチャンネルは最大の武器になりました。

 

ドラゴンキーパーたちが暴走した姿をフワリポンチャンネルで皆に見せられれば、竜神戦隊をつぶせる可能性は非常に、非常に高いです。

 

以上が今回の記事の内容でした、最後までご覧いただき、誠にありがとうございます。