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「戦隊大失格」怪人軍団幹部、抜きん出た能力を持つ怪人達!怪人軍団の幹部達が生きている限り、竜神戦隊の戦いは終わりません!

 

 

 

「戦隊大失格」怪人軍団幹部、抜きん出た能力を持つ怪人達!

出典:春場ねぎ(著)戦隊大失格第89話

 

 

戦隊大失格の中に登場する怪人軍団幹部は竜神戦隊の宿敵で、長い戦争の中で多くの幹部が討伐されましたが、いまだに四体の幹部が生き残っています。

 

竜神戦隊のドラゴンキーパーは生き残っている幹部たちの名前、特徴や現在の状況を確認していますが、ドラゴンキーパーは幹部たちを侮っていました。

 

幹部たちはもう姿を現せない、もう悪事を企まないとドラゴンキーパーは勝手に思い込んでしまったから、幹部たちにとどめを刺さなかったのです。

 

抜きん出た能力を持つ幹部たちを侮っていた結果、竜神戦隊は戦保談義で大敗して、一気に地の底まで堕ちてしまいました。

 

見事な逆転劇を人類に見せた後、怪人軍団の幹部たちは真の目的を進めています。

 

そこで今回は怪人軍団の幹部について考察してみたいと思います。

 

 

☆竜神戦隊との因縁

 

13年前に怪人軍団の幹部たちが浮遊城とともに地上に降りた後、幹部たちは竜神戦隊と長い戦争を始めました。

 

非常に長い戦争の中で、再起不能になったドラゴンキーパーは確かにいますが、怪人側は合計8体の幹部が討伐されました。

 

ドラゴンキーパーに討伐された幹部の数は多いのですが、幹部たちは全然弱くないのです。

 

怪人軍団の幹部たちは全員が特殊能力やドラゴンキーパーを翻弄できる戦闘スタイルを持っています。

 

普通に戦えれば幹部たちが負けることはないのですが、ドラゴンキーパーは幹部よりもチートの神具を開発しました。

 

竜神エネルギーで開発した神具は圧倒的なパワーを持つ武器で、怪人軍団幹部でも一発の大技で瞬殺できます。

 

そしてドラゴンキーパーはいつも多対一の戦法で幹部に挑みますので、人数やパワーも足りていない状態で幹部がドラゴンキーパーに勝つのは無理です。

 

 

☆変な夢を持つ怪人たち

 

怪人軍団の幹部たちは抜きん出た能力だけではなく、全員が変な夢を持っています。

 

世界征服を企んでいると同時に、幹部たちは全員が人類の神になることに執着しています。

 

グリーン部隊に討伐された幹部、へび「巳」の幹部のマガディアは神になったつもりで、勝手に若い生徒のために理想郷を作り出しました。

 

理想郷の中で過ごしていた生徒たちは皆が幸せそうに生きていたから、マガディアはある意味で人類のためにいいことをしました。

 

そして逃亡している幹部、とり「酉」のペルトロラはずっと神と自称していて、人類の幸せのために人類を殺しました。

 

相当クレイジーな思想を持っているペルトロラは怪人教の信者を皆殺しにしただけではなく、パイロンの巣の中にいた隊員たちの命も奪いました。

信者や隊員の命を奪ったのは殺戮ではなく、救済のためだったのです。

 

突然に動き出したうま「午」のフワリポンはそれほど過激な思想を持っていませんが、彼は自分が人類を救済する神だと思っています。

抜きん出た能力を持っている幹部たちが人類の神になるのは簡単なことですが、チート級の神具が存在している限り、彼らが夢を実現することはありません。

 

確実に人類の神になるために、怪人軍団の幹部たちは更に強い力が必要です。

 

 

「戦隊大失格」怪人軍団幹部、抜きん出た能力を持つ怪人達!

出典:春場ねぎ(著)戦隊大失格第87話

 

 

☆竜神戦隊の態度

 

怪人軍団のさる「申」、うさぎ「卯」、とり「酉」やうま「午」の幹部がまだ生きていることをドラゴンキーパーは知っています。

 

邪悪な幹部たちが生きているのはすごくやばいことですが、ドラゴンキーパーは幹部たちを徹底的に潰さず、彼らを無視していました。

 

幹部たちは抜きん出た能力を持っていることもドラゴンキーパーは知っていますが、最強の神具を持っているので、ドラゴンキーパーは幹部たちを侮っていました。

 

レッドキーパーから始め、全てのドラゴンキーパーは幹部の討伐をやらずに、竜神戦隊に関するビジネスを展開していました。

 

ドラゴンキーパーたちが力を合わせて、ビジネスを展開していた結果、竜神戦隊は圧倒的な名声や地位を手に入れました。

 

ドラゴンキーパーは全てを手に入れましたが、彼らがビジネスに集中している間に生き残っている幹部たちはこっそり、こっそり行動していました。

 

へび「巳」の幹部のマガディアはこの間に理想郷を作り、多くの生徒を別の世界へ誘拐していました。

 

そしてとり「酉」のペルトロラやうま「午」のフワリポンは怪人保護協会に接触して、邪悪な計画を進めていました。

 

 

☆怪人軍団同盟

 

いつ結成したのかは判明されていませんが、生き残っている幹部の中の三体、天使型幹部、とり「酉」のペルトロラやうま「午」のフワリポンが同盟を組みました。

 

ドラゴンキーパーが多対一の戦法で幹部を攻めることは多々ありましたが、怪人軍団の幹部たちは全員が別々の性格や戦闘スタイルを持っているので、幹部たちが力を合わせることは少ないです。

 

そして幹部たちもそれぞれ叶えたい夢があるから、力を合わせる時間もないのです。

 

へび「巳」の幹部のマガディアは自分の目的のために、生徒たちと一緒に理想郷の中に籠っていました。

 

幹部たちは忙しいのですが、竜神戦隊やドラゴンキーパーを確実に倒すために力を合わせるしかなかったのです。

 

天使型幹部、ペルトロラやフワリポンが手を組み、怪人保護協会に接触した後、計画を始めました。

怪人保護協会の理事の一人、薄久保天使が竜神戦隊のパイロンの巣の中に潜伏している間に、ペルトロラはパイロンの巣を襲撃しました。

 

パイロンの巣の襲撃で、ペルトロラは実験装置の回収、戦闘員XXの救出や三代目ブルーキーパーの抹殺をも成し遂げました。

 

実験装置を回収した後、フワリポンは怪獣という生き物を量産し、戦保談義が開かれるように種を仕掛けました。

 

怪獣騒動により民衆の竜神戦隊への愛や信頼が消えて、戦保談義が開かれた時、フワリポンはレッドキーパーを罠へ落としました。

 

すごく長い計画でしたが、レッドキーパーは見事に罠へ落ちて、竜神戦隊は地の底まで堕ちていきました。

 

そして竜神戦隊の影響力が消えた今、天使型幹部、ペルトロラやフワリポンは大怪人デスメシアの復活の準備を始めました。

 

 

☆大怪人デスメシアとの関係

 

怪人軍団の幹部たちが抜きん出た能力や特殊な戦闘スタイルを持っていても、神具やドラゴンキーパーを倒すのは無理です。

 

神具という武器は幹部たちよりもチートの能力を備えていますので、神具が存在している限りドラゴンキーパーは絶対に負けません。

 

そして神具を持っている限り、ドラゴンキーパーは怪獣でも、幹部でも余裕で討伐できます。

 

へび「巳」の幹部のマガディアは敵を混乱させる厄介な能力を持っていましたが、結局神具神降をしたグリーンキーパーに瞬殺されました。

 

幹部たちは神具の恐ろしさをよく知っていますので、ドラゴンキーパーを潰すために、大怪人デスメシアを復活させようとしました。

 

大怪人デスメシアがどのような怪人なのかは判明されていませんが、復活というキーワードから、大怪人デスメシアは怪人軍団の幹部たちの死体で合成した異物だと考えられます。

 

戦隊大失格の第74話の中で、大怪人デスメシアだと考えられる怪人の姿が描かれました。

 

その怪人は非常に巨大で、左肩も右肩も頭のような物がありました。

 

もし第74話の中にいた怪人がデスメシアだとしたら、その巨大な死体を保管できる場所はないので、デスメシアが合成物である可能性は高いです。

 

そしてデスメシアは合成物だからこそ、ラスボスにふさわしい大きさや恐ろしさを持っています。

 

 

「戦隊大失格」怪人軍団幹部、抜きん出た能力を持つ怪人達!

出典:春場ねぎ(著)戦隊大失格第89話

 

 

☆怪人軍団幹部の由来

 

怪人軍団の幹部たちは全員が人類を狙っている悪党だということはわかりましたが、幹部とはどんな生き物なのかは判明されていません。

 

戦隊大失格の中に存在する人間は幹部という物を知っていますが、幹部に関する謎を解明することに興味がないのです。

 

幹部たちが奇妙な能力や浮遊城を持っていることから、地球外生物である可能性は高いですが、誰も調査しようとしなかったのです。

 

怪人軍団幹部の由来について二つの可能性が考えられます。

 

一つ目の可能性、それは地球外生物であることです。

 

怪人軍団幹部だけではありません、戦隊大失格の中にはリュージン君や竜神という謎の生き物が存在しています。

 

幹部でも、竜神でも人知を超えている能力を持っていますので、地球の物だとは考えられません。

 

それに20年前の特撮版ドラゴンキーパーの中にこれほど複雑な設定や戦闘がなかったので、幹部たちは地球外生物だと考えられます。

 

二つ目の可能性、それは人類が変異した姿であることです。

 

幹部たちが地球生物だとは考えられませんが、それでも可能性はあります。

 

12年前に行われた忌まわしき実験はすごく特殊な物で、竜神戦隊や怪人軍団に大きな影響を与えていました。

 

怪獣の誕生、幹部の進化やレッドキーパーの不死も忌まわしき実験に関係しているので、忌まわしき実験で人間が変異したとしてもおかしくありません。

 

実際、戦隊大失格第90話の中で、多くの人間が急に怪獣に変化したこともありました。

 

☆幹部の更なる進化

 

怪人軍団の幹部たちは既に抜きん出た能力を持っていますが、彼らには生物的進化することが可能です。

 

幹部たちが生物的進化をすれば、使える特殊能力が増えるだけではなく、姿や体型なども全部かわります。

 

今でこそとり「酉」のペルトロラは鶏に見えますが、これはペルトロラが進化した後の姿です。

 

元々のペルトロラは大きな木の外見をしていて、全然鶏に似ていないのです。

 

確実に進化を遂げたのはペルトロラだけですが、天使型幹部も進化した後の姿である可能性は高いです。

 

天使型幹部は高い戦闘能力だけではなく、ペルトロラのようにレーザーを発射できる能力や空間を移動できる能力をも持っています。

 

これほどの能力を持っている天使型幹部はまだ進化を遂げていないと考えにくいので、天使型幹部も進化を遂げた一員だと考えられます。

 

それに天使型幹部の姿はレッドキーパーやグリーンキーパーも見たことがないので、天使型幹部の外見は既に激しく変わった可能性が高いです。

 

竜神戦隊のドラゴンキーパーたちが幹部の命を取らなかったとは言え、幹部の情報をある程度ドラゴンキーパーは把握しています。

 

そのため、幹部が激しく変わっていない限り、ドラゴンキーパーは一瞬で幹部の正体や対処法がわかります。

 

幹部たちがどうして生物的進化できるのかは判明されていませんが、彼らの進化は竜神戦隊の実験に関係していることは間違いないのでしょう。

 

社会の頂点に君臨し続けるために竜神戦隊は竜神エネルギーを長い間研究していましたが、幹部にも有利な実験も竜神戦隊は行っていました。

 

 

☆怪人教と怪人保護協会

 

怪人軍団の幹部たちは世界征服を企んでいる悪党なので、ほとんどの人間は幹部たちのことが嫌いなのですが、怪人が大好きな人間や怪人を崇拝している人間もいました。

 

特撮版ドラゴンキーパーが20年前に放映された後、多くの人間はドラゴンキーパーを好きになりましたが、中には悪役の怪人を好きになった人間もいました。

 

現怪人保護協会の代表理事、薄久保薬師は特撮版ドラゴンキーパーを見た後に怪人が大好きになった一人です。

 

好き嫌いは人それぞれなので、怪人を好きになったことは指摘できませんが、幹部は人類を裏切る生き物なのです。

 

悪党である怪人軍団幹部は抜きん出た能力を持っていますので、弱き人間から見れば、幹部たちは神に近い存在です。

 

幹部たちは神に近い存在だから、怪人ファンが怪人教を作り上げた後、多くの人間は幹部を神と崇拝し始めました。

 

怪人教という組織は怪人のためにいろいろしてくれましたが、結局幹部たちに見捨てられました。

 

怪人教殲滅事件を経て、しばらくの間怪人ファンは急激に減りましたが、それでも怪人のファンはまだいます。

 

怪人のファンたちはもう一度集まって、今度は怪人保護協会というのを立ち上げました。

 

怪人のファンは人類や怪人と暮らせる世界を作りたいと主張していますが、結局怪人のために怪人保護協会は人類を裏切りました。

 

そして怪人保護協会を信じていた人間は怪人教の時よりも酷い結末を迎えました。

 

 

☆幹部と戦闘員の関係

 

抜きん出た能力を持っていても、怪人軍団幹部は元々12体しかないので、世界征服を進めながら竜神戦隊を撃退するのはとても難しいです。

 

無事に世界征服を達成できるように、幹部たちは戦闘員、通称ダスターという生き物を量産しました。

 

どうして幹部が戦闘員という名称を知っているかどうかは判明されていませんが、その理由は特撮版ドラゴンキーパーに繋がっている可能性は高いです。

 

特撮版ドラゴンキーパーの中には既に戦闘員という存在がいましたので、幹部たちがそれを見て、戦闘員を量産した可能性はあります。

 

戦闘員は不死の力を持っていても、所詮人類が考えた特殊な存在だから、怪人軍団の幹部たちは戦闘員のことを捨て駒だとしか思っていません。

 

幹部たちにとって戦闘員は下級な存在で、出した指示に全部従わなければならないのです。

 

ほとんどの戦闘員は幹部たちの命令に喜んで従いますが、その中に戦闘員Dというイレギュラーが反逆しました。

 

以上が今回の記事の内容でした、最後までご覧いただき、誠にありがとうございます。