考察タイム

「戦隊大失格」怪人教、ピンクキーパーの人生を狂わせた宗教団体!怪人教は過去の物ですが、その影響はいまだに存在しています!

 

 

 

「戦隊大失格」怪人教、ピンクキーパーの人生を狂わせた団体!

出典:春場ねぎ(著)戦隊大失格第11話

 

 

怪人教は昔戦隊大失格の中に存在していた大きな宗教団体で、たくさんの地上人が怪人教の信者になりました。

 

いつもいろいろな方法でドラゴンキーパーを困らせていた怪人教は誰もが無視できないほどの団体でしたが、皮肉なことに怪人教は怪人軍団の幹部に破壊されました。

 

怪人教の信者たちは一生懸命に怪人を守ろうとしたのに、怪人軍団の幹部による怪人教殲滅事件で多くの信者は亡くなりました。

 

今では怪人教は過去の物ですが、怪人教がもたらした影響はまだ残っていますので、今回は怪人教について考察してみたいと思います。

 

 

☆怪人を守る宗教団体

 

怪人教は怪人軍団の幹部たちを神として信仰していた地上人たちが創立した宗教団体です。

 

誰がどんな理由で怪人教を創立したのかは判明されていませんが、怪人教にはたくさんの信者がいました。

 

13年前に浮遊城とともに現れた怪人軍団は世界征服を企んでいる邪悪な組織ですが、その怪人軍団が救世主であると信じている地上人は少なくありません。

 

怪人軍団の幹部たちは確かに抜きん出た能力を持っていますので、地上人が幹部たちのことを神と呼び、神として信仰するのは仕方ないのです。

 

怪人教の多くの信者の中に、薄久保薬師と桜間姉弟の両親がいました。

 

薄久保薬師は特撮版ドラゴンキーパーや怪人軍団が大好きな男なので、怪人教に入ったのは当然なことです。

 

桜間姉弟の両親は怪人ファンではないのですが、あの二人はもともと過激な思想を持っていた地上人で、暴力を振るっていたドラゴンキーパーが嫌いだったのです。

 

ドラゴンキーパーが嫌いな上に、怪人軍団の幹部たちは神に匹敵する力をも持っているから、桜間姉弟の両親は迷うことなく怪人教の信者になりました。

 

 

☆地上人への影響

 

今では怪人教という団体はなくなりましたが、地上人への影響はまだ残っています。

 

怪人教殲滅事件があったから、無関係な地上人たちにとって信者たちは自業自得で、ドラゴンキーパーたちは正義の象徴だと信じられました。

 

地上人は皆ドラゴンキーパーを信じて、愛しているから、竜神戦隊は10年以上も玉座を座り続けていたのです。

 

そして自らファンの命を奪った狂気な怪人軍団の幹部たちは一気に勢いを失って、それぞれ別々の場所で隠れるしかなかったのです。

 

それだけではありません。

 

怪人教がなくなった後、怪人保護協会は創立しましたが、怪人教への偏見が消えていないから、怪人保護協会はいままで何もできなかったのです。

 

戦隊大失格の第63話で、怪人保護協会の一人は幼い翡翠かのんにボコボコにされるほど弱かったのです。

 

怪人軍団の幹部たちにとって怪人教は最大の武器になれるほどの素質がありますが、自ら潰していたせいで、自分が自分の首を絞めた結末になりました。

 

 

「戦隊大失格」怪人教、ピンクキーパーの人生を狂わせた団体!

出典:春場ねぎ(著)戦隊大失格第11話

 

 

☆ピンクキーパーへの影響

 

ヒーローとして長い間活躍していたピンクキーパーは誰もが知っているほどの超有名な人物になりましたが、ピンクキーパーはずっと民衆にある秘密を隠していました。

 

それは桜間世々良ことピンクキーパーの両親が怪人教の信者だったことです。

 

ピンクキーパーの両親はもともと神を信じている人間で、正しい行為にしか興味がない上に、暴力に反対していました。

 

怪人軍団が現れる前でも両親は過激な思想を持っている人間たちだから、ピンクキーパーは弟と違って、両親の言葉に疑問を抱いていました。

 

13年前、怪人軍団が正式に現れた後、両親の思想は更に激しくなり、ドラゴンキーパーへの怒りや憎しみをも覚えました。

 

怪人教の信者になった後、両親は完全に怪人軍団の幹部たちが神だと信じ込んでしまって、家のことを無視したのです。

 

両親が変わったことをあの時のピンクキーパーは知っているから、どんどん二人から距離を取りました。

 

両親は自ら怪人教の信者になったので、ピンクキーパーは何も言わなかったのですが、ある日怪人教殲滅事件が起きました。

 

怪人を守ろうとする両親は怪人軍団の幹部の裏切りを受け、殺された上に、自分の足をも奪っていたから、ピンクキーパーはどうしても怪人たちを許せなかったのです。

 

ドラゴンキーパーの一員になって、ピンクキーパーは怪人軍団と戦ってきましたが、いまだに彼女はどのドラゴンキーパーよりも強烈な怒りを抱いています。

 

☆いかれたペルトロラ

 

怪人教はもともと立派な組織に成長しましたが、怪人軍団のとり「酉」の幹部のペルトロラはいかれて、大きな過ちを犯しました。

 

怪人教の信者たちがペルトロラを神として受け入れた時、ペルトロラは自ら全ての信者を消しました。

 

信者たちは神であるペルトロラに一生ついていきたいと思ったのに、ペルトロラは全員を見捨てました。

 

あの時のペルトロラは間違いなく大きな過ちを犯しましたが、実は、ペルトロラは理念に従っているだけです。

 

ペルトロラは怪人軍団のへび「巳」の幹部と同じく、過激な思想を持っていて、いつも神になることや平和に生きることしか考えていません。

 

神になるのも、平和に生きるのもいいことですが、ペルトロラにとって争いのない世界だけが幸せな世界で、人間がその世界へ行くために死という過程をしなければなりません。

 

人が死ねば幸せな世界へ向かえると思っているから、ペルトロラは無情に怪人教の信者たちの命を奪いました。

 

ペルトロラは自分が間違っていると思っていませんが、これほどいかれているペルトロラを、ピンクキーパーは許しません。

 

 

☆怪人教と薄久保薬師

 

怪人教の信者たちはほとんど亡くなりましたが、奇跡的に薄久保薬師は生き残れました。

 

怪人教は怪人軍団の幹部の裏切りを受けたのに、薄久保薬師は怪人教のことを嫌いになれず、新たに創立した怪人保護協会の一員になりました。

 

怪人保護協会の中に入って、長い間怪人のために動いていた結果、薄久保薬師は怪人保護協会の代表理事になりました。

 

桜間姉弟や薄久保薬師は同じく怪人教の殲滅事件の生き残りですが、それぞれが歩む道は全然違います。

 

両親が殺され、両足をも奪われたピンクキーパーは怪人軍団を滅ぼす道を選び、迷わずに進んでいました。

 

両親が殺され、姉も自分から離れたのに、桜間日々輝はまだ正義という物を信じていて、竜神戦隊を正していこうと思っています。

 

薄久保薬師がどれほどのダメージを受けたのかは判明されていませんが、、薄久保薬師は怪人軍団とともに戦う道を選びました。

 

ピンクキーパー、桜間日々輝や薄久保薬師、この三人の中の誰かが選んだ道が正しいのかはまだ描かれていませんが、彼らは信じられないほどの犠牲や努力を払いました。

 

以上が今回の記事の内容でした、最後までご覧いただき、誠にありがとうございます。