出典：春場ねぎ（著）戦隊大失格第82話
戦隊大失格の中に登場する怪人保護協会は謎の多い組織で、第７５話の時に初登場をして、怪人のために町中でデモをしていました。
怪人の味方になりたい人間はいないはずですが、怪人保護協会の皆は本気で怪人を守りたいようです。
戦隊大失格第８２話で、怪人保護協会は怪人のために正式に動き出します。
怪人保護協会はいまだに戦闘員Dに関わっていないのですが、戦闘員Dはこれから怪人保護協会の企みに巻き込まれるのでしょう。
そこで今回は戦隊大失格に登場する怪人保護協会について考察してみたいと思います。
☆怪人のために声を出す組織
戦隊大失格の中には人々を怪人軍団から守る組織、竜神戦隊や世界征服を企む組織、怪人軍団が存在していました。
竜神戦隊や怪人軍団はどちらもが巨大な組織で、この二つの組織の長い戦争の中に、三つ目の巨大組織が創設されました。
三つ目の巨大組織の名前は怪人保護協会、竜神戦隊の奴隷になった怪人を守ろうと、解放しようとする組織です。
世界征服を企んでいた怪人軍団は人類の敵でしたが、チート能力を持つドラゴンキーパーとの戦争で多くの幹部が殺されて以来、怪人たちは奴隷のような生活を過ごしました。
今の竜神戦隊の怪人たちへの態度や扱いを目にすれば、怪人たちの味方になりたい気持ちが湧きだします。
怪人保護協会が怪人たちを助けたい、守りたいのはすごくいいことですが、竜神戦隊は簡単に倒せる組織ではありません。
本気で怪人たちを解放したいのなら、竜神戦隊を滅ぼせるほどの緻密な戦略が必要です。
☆怪人保護協会の目的
怪人保護協会は怪人を守りたい、解放したい組織ですが、それが本当かどうかは誰もわかりません。
本当に怪人のために動く組織である可能性があれば、大きな嘘をついている組織である可能性もあります。
怪人保護協会がどのような組織かによって、その目的は全然違います。
怪人保護協会の目的について二つの可能性が考えられます。
もし怪人保護協会が本当に怪人たちの味方なら、一つ目の可能性、それは怪人が人間とともに暮らせる社会を作ることです。
まだ真実に気づいていない民衆はいますが、竜神戦隊の裏を全部知っている人間たちならば、怪人と一緒に暮らせる社会を作りたいと思うのはおかしくありません。
抜きん出た能力を持つ怪人軍団の幹部たちは恐ろしい生き物ですが、戦闘員たちは殺傷力のない生き物です。
戦闘員たちは便利な能力を持った人間のような生き物なので、戦闘員たちが人間とともに暮らせることは全然可能です。
抜きん出た能力を持つ幹部たちを一匹残らず殺した時、怪人保護協会の目的を叶えるチャンスは高いです。
もし怪人保護協会が大きな嘘をついて組織するなら、二つ目の可能性、それはお金や名声を手に入れることです。
竜神戦隊が１０年以上人間のヒーローを担っていた結果、竜神戦隊は全ての業界に影響を与えるほどの組織に成長しました。
竜神戦隊は全ての金や名声を手に入れた組織で、竜神戦隊から奪うために彼らの敵になるしかありません。
実際、怪人保護協会は戦場に出ていないのに、竜神戦隊と対立するだけで完全な組織に成長できました。
出典：春場ねぎ（著）戦隊大失格第75話
☆竜神戦隊との闘争
竜神戦隊は怪人から人類を守る組織、怪人が存在している限り竜神戦隊は戦い続けます。
怪人保護協会がどんな目的を持っていても、怪人の味方になりたいと思った時点で、竜神戦隊やレッドキーパーの敵です。
竜神戦隊やレッドキーパーが存在している限り、怪人たちの惨めな生活は続きます。
怪人保護協会が竜神戦隊から怪人たちを解放できる方法は二つあります。
一つ目の方法、それは生き残っている怪人軍団の幹部たちと協力することです。
ドラゴンキーパーたちが人間を襲わないとしても、あの化け物たちから怪人を守るためのに戦いは避けられません。
神具や神具レプリカを持つドラゴンキーパーたちに勝つために、抜きん出た能力を持つ幹部たちの力が必要です。
ほとんどの幹部は人間の神になりたいだけなので、協力を求めてみる甲斐はあります。
二つ目の方法、それは社会的意味で竜神戦隊をつぶすことです。
怪人軍団幹部のフワリポンが投稿した動画は確かに民衆の心を揺らしています。
竜神戦隊を疑う人間が増えれば増えるほど、怪人保護協会のスローガンを聞いてくれる、信じてくれる人間は増えていきます。
もし怪人保護協会が竜神戦隊のような有名組織に成長できれば、竜神戦隊を社会から抹消することは可能です。
☆怪人軍団に繋がっている可能性
怪人保護協会は謎の多い組織で、裏で怪人軍に繋がっているかどうかが一番大きな疑問です。
先に結論から伝えます、怪人保護協会が裏で怪人軍団に繋がっている可能性は高いです。
怪人軍団に繋がっていなければ、怪人のために竜神戦隊の敵になる必要はありません。
怪人保護協会は怪人軍団に繋がっていますが、普通の戦闘員か、それとも幹部に繋がっているかが全然違います。
繋がっているのがただの戦闘員の場合、怪人保護協会は怪人軍団の傀儡、もしくは手下ではありません。
戦闘員は恐ろしい能力や身体能力を持っていない生き物で、彼らのために働くことは考えられません。
ですが、繋がっているのが怪人軍団の幹部の場合、怪人保護協会は傀儡、もしくは手下である可能性はあります。
旧幹部でも、戦隊大失格の第８１話、８２話に現れた新幹部でも、全員は抜きん出た能力を持っているので、人間が彼らのために働くのは仕方ないことです。
実際、若葉京助隊員や人間の我藤嶺は自ら怪人軍団の幹部の協力者になりました。
☆特殊能力を持っている可能性
怪人に繋がってるかどうかの他に、怪人保護協会は特殊能力を持っているのかも気になる部分です。
怪人保護協会は異常な勇気を持っている組織です。
竜神戦隊のドラゴンキーパーたちがチート級の能力を持っているのを誰もが知っていることですが、怪人保護協会は恐れずに、竜神戦隊の敵になりました。
ドラゴンキーパーたちは一般人に手を出さないとはいえ、怪人を守ろうとする怪人保護協会がいつドラゴンキーパーたちの報復を受けてもおかしくありません。
怪人保護協会がドラゴンキーパーを恐れていないことから、中のメンバーは特殊能力を持っていると考えられます。
怪人軍団の幹部、神具、神具レプリカや竜神の力など、戦隊大失格の中にはいくつかの特殊能力を持っています。
ドラゴンキーパーと幹部たちの長い戦争の間に地球に新たな特殊能力が生まれたことはおかしくありません。
出典：春場ねぎ（著）戦隊大失格第82話
☆怪人保護協会のメンバー
戦隊大失格の第８２話に、怪人保護協会の理事たちは会議のために全員が集まりました。
集まった怪人保護協会の理事たちの顔を見れば、驚きの事実を見つけます。
それは怪人保護協会を率いている理事たちはただの一般人ではなく、全員が立派な仕事を持つ者たちだということです。
右京楓や左山十字理事は記者、立花音呼理事は天ノ川中央動物園の飼育員、薄久保天使天使は竜神戦隊の隊員です。
そして第８２話の時に一緒に理事の席に座った少女はおそらく怪人軍団の戦闘員、戦闘員XXです。
怪人保護協会のメンバーたちを見れば、彼らが本気で何かを成し遂げたいことがわかります。
最終目的を達成するために、各領域にいる者たちは今、力を合わせています。
☆薄久保天使との関係
グリーン部隊の従一位、翡翠かのんは世話上手の薄久保天使を同じ部隊に入隊させたのは正解だと思っていましたが、薄久保天使は味方ではありません。
薄久保天使はグリーン部隊の隊員であると同時に、怪人保護協会の理事でもあります。
いつ怪人保護協会の理事になったのかは判明されていませんが、戦隊大失格の第８２話の時の薄久保天使はまるで別人でした。
いつもの薄久保天使はドジで、天然で、笑うのが好きな女性でした。
ですが、第８２話の時、薄久保天使は冷静で、自信に溢れている女性でした。
そして薄久保天使は状況を分析し、皆に「私達も始めよう」と伝えました。
これほど圧力のある薄久保天使は見たことがなかったのです。
どうして薄久保天使が怪人保護協会の理事になったのかは判明されていませんが、薄久保薬師に関係している可能性はあります。
☆理事、薄久保薬師
戦隊大失格第７４話の時にドラゴンキーパーのオープニングを歌っていた美男子はただの一般人ではありません。
その美男子の名前は薄久保薬師、怪人保護協会の理事の一人です。
薄久保薬師は戦隊大失格第８２話の時に、怪人保護協会総会を仕切りました。
同じ姓を持っていることから、薄久保薬師は薄久保天使の親戚である可能性が高いです。
普通に考えれば、薄久保薬師は薄久保天使の兄か弟ですが、薄久保薬師は一般的な目を持っている男です。
薄久保天使は長く登場しているキャラクターで、彼女のように変わっている両目を持つ者は他にいません。
もし薄久保薬師は薄久保天使の実の兄か弟なら、似ている目を持っているはずです。
ですが、薄久保薬師の目は一般的な目なので、ただの親戚である可能性の方が高いです。
若い男子で怪人保護協会総会を仕切ったことから、薄久保薬師は重要な仕事を務めていることがわかります。
薄久保薬師について知っている情報は多くありません。
普通に考えれば、薄久保薬師は最強の戦力、もしくは一番の頭脳を持っている男である可能性はあります。
以上が今回の記事の内容でした、最後までご覧いただき、誠にありがとうございます。
