出典:春場ねぎ(著)戦隊大失格第84話
戦隊大失格の中に登場する組織、竜神戦隊は13年前に忌まわしき実験を始めて、その実験の中に奇妙な生き物が産物として生まれました。
産物について竜神戦隊の上層部たちは既に調べ尽くして、処分しましたが、13年後の現在、怪人軍団幹部のフワリポンは処分されたはずの産物を手に入れました。
うま「午」の幹部、フワリポンは産物を手に入れた後、産物を改良して、新たな生物として量産しました。
ピンクキーパーは産物のことを知らないようだから、産物のことを怪獣として呼んでいます。
実験の産物だった怪獣はフワリポンにだけではなく、竜神戦隊にも深く関わっているので、今回は13年前に行われた忌まわしき実験について考察してみたいと思います。
☆イエロー駐屯地で行われた実験
戦隊大失格の第84話に、イエロー部隊の従一位、錫切夢子は驚きの情報を多く教えてくれました。
13年前、元イエロー部隊の正二位の橙代大介はイエロー駐屯地で行われた極秘実験に参加して、深く関わりました。
極秘実験は破棄されたので、実験の結果はどうなったのかは判明されていませんが、奇妙な生物、怪獣はその時産物として生まれました。
竜神戦隊は怪獣という生き物を調べ尽くして、処分しましたが、それでも意外なことが起きました。
とり「酉」の幹部、ペルトロラはパイロンの巣を襲った時、怪獣や他の実験成果を一緒に盗み出し、その後怪獣をフワリポンに渡しました。
以上は錫切夢子がたてた仮設で、彼女は事実だと思っています。
イエローキーパーはその事実を否定しましたが、錫切夢子がたてた仮設は事実である可能性は高いです。
なぜなら錫切夢子の仮設に納得がいく部分はいくつかあるからです。
☆レッドキーパーのおかしな推理
戦隊大失格の第74話の時、レッドキーパーは怪獣の発生源に必ず怪人軍団の幹部がいると確信しています。
抜きん出た能力を持つ幹部たちなら確かに怪獣を作れますが、あの時のレッドキーパーはまだ怪獣に遭遇していないのです。
まだ怪獣に遭遇していないのに、レッドキーパーは怪獣という生き物を知っていて、怪獣は幹部に繋がっているのだと断言しました。
第74話の時のレッドキーパーの判断はどう考えてもおかしいです。
ですが、もしレッドキーパーが忌まわしき実験に参加していて、怪獣がどのような生き物かを把握したのなら、レッドキーパーの判断に納得できます。
怪獣はもともと竜神戦隊の物なので、竜神戦隊から怪獣を盗み、町中に野放しにできるのは邪悪な怪人軍団の幹部たちしかいません。
もしこの仮説が事実なら、レッドキーパーが怪獣退治を先に進めたのは民衆のためではなく、竜神戦隊の尻拭いをしたかっただけです。
出典:春場ねぎ(著)戦隊大失格第84話
☆レッドキーパーの秘密
レッドキーパーが忌まわしき実験に参加したのなら、レッドキーパーがその実験で何を得たのかが問題です。
戦隊大失格第84話で、錫切夢子は忌まわしき実験の産物やイエロー駐屯地で行われた他の実験をも怪人軍団幹部のペルトロラに盗まれたと考えています。
忌まわしき実験やイエロー駐屯地で行われた他の実験でレッドキーパーが得た物について一つの可能性が考えられます。
それはレッドキーパーが不老を手に入れたことです。
ドラゴンキーパーは民衆の最強のヒーローで、いままで多くの怪人軍団幹部を討伐してきた人物たちですが、ドラゴンキーパーには一つおかしな部分があります。
レッドキーパーの赤刎創星、三代目のブルーキーパーの青嶋庄吾、グリーンキーパーの千歳やピンクキーパーの桜間日世々良は明らかに30代未満の若者ですが、初代のブルーキーパーの青嶋理久人はおじさんです。
イエローキーパーの年齢はまだ不明ですが、同じグループのメンバーの歳がこれほどに離れていることは信じられません。
ですが、もしレッドキーパーが不老の技術を手に入れて、ずっと若さを保っているのなら、ドラゴンキーパーたちの歳の差に納得がいきます。
不老技術が存在することは信じがたいですが、レッドキーパーの赤刎創星は少なくとも十年以上最前線で活躍していた男で、これほどの若さを保てるわけがありません。
☆ペルトロラの進化
ペルトロラはパイロンの巣である実験を盗んだから、新しい能力を身につけたことがわかりました。
もちろんそれは錫切夢子がたてた仮説ですが、もしそれが本当なら、ペルトロラがどんな能力を身に付けたのかが問題です。
ペルトロラが盗んだ実験で手に入れた能力が分身能力である可能性は高いです。
ペルトロラはパイロンの巣ですごく成長しましたが、昔桜間日姉弟を襲った時、分身能力を使わなかったです。
昔のペルトロラは人間を催眠する能力だけを使っていました。
分身能力はペルトロラの特殊能力だと思われますが、もしレッドキーパーの不死の秘密が分身能力なら、不可解な部分が解かされます。
戦隊大失格第74話の時、グリーンキーパーは翡翠かのんにレッドキーパーを殺せないと伝えました。
戦隊大失格第83話の時、戦闘員Dはレッドキーパーを殺したのに、レッドキーパーは日曜決戦に登場しました。
レッドキーパーを殺せない、レッドキーパーがまだ生きているのはレッドキーパーが分身を持っているからです。
つまりレッドキーパーはペルトロラと同じく、分身が存在する限り、どれほど殺しても意味がありません。
そして殺しても、殺しても、新しい分身ができてます。
分身能力は無敵に見える能力ですが、どうやらこの能力には弱点が存在している模様です。
☆怪人軍団幹部たちの協力プレイ
ドラゴンキーパーたちが利益のために働いている間に、怪人軍団の幹部たちは見事な協力プレイを見せました。
全ての事実や過去を知っているのはドラゴンキーパーたちだけではありません、怪人軍団の幹部たちも知っています。
ドラゴンキーパーとの戦争で多くの幹部が討伐されて、今は四体しか生き残っていませんが、協力し合えれば巨大な脅威になります。
最初はとり「酉」の幹部、ペルトロラがパイロンの巣を襲って、重要な実験や怪獣を盗み出しました。
そしてペルトロラは盗み出した怪獣をうま「午」の幹部、フワリポンに渡し、怪獣を改良や量産させました。
最後は竜神戦隊の実験を使って、天使型幹部を強化し、成長させました。
幹部たちの協力プレイは終わったかどうかは判明されていませんが、それでも幹部たちは見事に反撃しました。
☆真実を知る怪人保護協会
竜神戦隊は忌まわしき実験のことやバレてはいけない過去を必死で消したかったのですが、それでも全ての事実は第三勢力に知られています。
優秀な人材が多く集まっている怪人保護協会は竜神戦隊のことをほとんど知っています。
怪人保護協会の中には多くの理事が存在していて、その中の一人が元イエロー部隊の正二位、橙代大介です。
橙代大介はただの隊員ではありません、昔の彼はイエロー駐屯地で行われた忌まわしき実験にも参加して、深く関わりました。
これほどに重要だった橙代大介は当然竜神戦隊の過去や闇を知っています。
戦隊大失格第84話の時、錫切夢子はイエローキーパーと取引をしようとしました。
会話の内容から橙代大介はドラゴンキーパーたちを確実に殺せる方法を把握したようです。
もしレッドキーパーの不死の秘密が分身能力に関係しているのなら、橙代大介は既に攻略法を見つけたことはありえます。
攻略法だけではありません、橙代大介が神具や神具レプリカの秘密をも知っているのなら、怪人保護協会は怪人軍団の幹部たちに負けないほどの脅威になります。
以上が今回の記事の内容でした、最後までご覧いただき、誠にありがとうございます。