出典:春場ねぎ(著)戦隊大失格第103話
戦隊大失格の中に登場する山吹茜は位階持ちの隊員、イエロー部隊イエロー部隊の正二位で、彼女は竜神戦隊のいろいろな実験に参加していました。
山吹茜がいろいろな竜神戦隊の実験に参加していたのは竜神エネルギーのためではなく、世界に君臨するためでもありません。
いろいろな実験に参加していた山吹茜は真のヒーローになるためだったのですが、残念ながら彼女は正義のヒーローにはなれませんでした。
ヒーローになれなかったのは山吹茜自身の問題でしたが、その問題に気づいたイエローキーパーはずっと彼女を利用していました。
長い間イエローキーパーに利用されていたせいで、山吹茜は戦隊大失格の第103話の中で精神が壊れてしまいました。
山吹茜は確かに過ちを犯しましたが、彼女が諦めずに最後まで戦えば、怪人勢力との真っ向勝負で彼女が救われる可能性はあります。
そこで今回は山吹茜について考察してみたいと思います。
☆橙代大介との関係
山吹茜は13年前から竜神戦隊に加入した女性なので、彼女は正義の心を抱いていた橙代大介の知り合い、部下でした。
いまでこそ橙代大介は最低最悪の裏切り者になりましたが、13年前の橙代大介は人類の味方で、人間が竜神戦隊に勝てると信じていました。
あの頃の橙代大介は人間の強さを信じ、人間の可能性があれば邪悪な怪人軍団幹部をも倒せると強く思っていたから、橙代大介はいろいろな実験に参加していました。
橙代大介が言ってた人間が怪人に勝つ思想は山吹茜に深い影響を与えて、山吹茜は彼に憧れるようになりました。
橙代大介に憧れているから、山吹茜は竜神戦隊の研究をずっと続けていて、人間の可能性を信じていました。
橙代大介がどうして突然人間を裏切ったのかは判明されていませんが、山吹茜は何も知らされていないまま憧れていた人間に裏切られました。
今の橙代大介は怪人の味方になり、怪人のために怪人化剤や神具VER2・0などを開発しましたが、山吹茜はいまだに橙代大介の思想を信じています。
山吹茜が信じている思想は間違っていないです。
人間は確かに怪人軍団を簡単に潰せますが、それは最上級のチートアイティム、神具のおかげです。
錫切夢子の秘密や神具がなければ、人間の力だけで怪人軍団は倒せません。
ずっとこの現実に気づかなかった山吹茜は13年が経っても目立った戦績がない上に、イエロー部隊の重要隊員にもなれなかったです。
☆真のヒーローになれなかった哀れな少女
山吹茜は子供の頃からずっと正義のヒーローになりたかったのですが、残念ながら彼女はどう頑張っても誰も彼女がいらなかったです。
そして山吹茜の頑張りや研究はいつも誰の役に立たなかったです。
山吹茜は才能のない人間ではありません。
戦隊大失格の第103話の中で山吹茜は物を開発する才能があることが判明しました。
山吹茜は才能のある人間ですが、彼女は皆が何を求めているのかがわからず、皆が欲しくない物を開発していました。
周りにいる人間たちが求める物がわからないから、山吹茜が皆のために役立ったことはありませんでした。
ウサギのためにカラスを追い払うのはいいですが、山吹茜は肝心なウサギをも毒殺しました。
クラスの女子のために悪い男を追い払うのはいいことですが、山吹茜は肝心な女子たちをも巻き込みました。
竜神戦隊の隊員たちのために強力な武器を開発するのはいいことですが、山吹茜の武器は隊員たちの足を引っ張っていました。
山吹茜は他人のために何かをする心を持っていますが、彼女は他人が何を求めているのかを理解できなかったです。
山吹茜はずっと自分の問題に気づいていますが、彼女はその問題をずっと無視していました。
重要な問題をずっと無視していた結果、山吹茜は最後イエローキーパーに利用される結末を迎えました。
出典:春場ねぎ(著)戦隊大失格第103話
☆イエローキーパーに利用されていた哀れな隊員
イエローキーパーは山吹茜の弱点や問題をずっと知っていましたが、彼は直そうとしていなかったです。
直すどころか、イエローキーパーはずっと隊員である山吹茜を利用していました。
竜神戦隊を裏から支配しているイエローキーパーは非常に頭がいい人間です。
イエローキーパーは自分が悪であることを知っている上に、ずっと竜神戦隊のためにいろいろなことを仕掛けていました。
それだけではありません、イエローキーパーは重要な隊員たちのことを把握しています。
山吹茜だけではありません、イエローキーパーは錫切夢子のことをもずっと把握していました。
山吹茜は気づかなかったのですが、イエローキーパーはずっと彼女に真実を伝えず、ずっと彼女にいい夢を見させていました。
イエローキーパーがずっと山吹茜に夢を見させていたから、彼女は竜神戦隊やイエロー部隊を裏切らず、ずっと人間のために頑張って働いていました。
本来イエローキーパーと山吹茜の関係は崩らないのですが、イエローキーパーは怪人勢力との真っ向勝負の中で誰もが驚くような行動をとりました。
イエローキーパーは怪人保護協会の理事の一人、右京楓を討伐するために、イエロー部隊の正三位、茶畑渚を勝手に犠牲にしました。
このことで山吹茜はイエローキーパーの悪に気づき、イエローキーパーを殺そうとしましたが、イエローキーパーはついに彼女に真実を伝えました。
本当の自分を知った山吹茜は正義から離れず、最後の最後にイエローキーパーを守るために自分を犠牲にしました。
☆錫切夢子と真逆な人間
山吹茜はイエロー部隊の従一位の錫切夢子と真逆な性格を持っています。
山吹茜はヒーローという物に憧れを持っていて、ずっと正義のヒーローになりたかったのですが、錫切夢子はそのような考えを持っていなかったです。
錫切夢子はヒーローという物に幻想を抱かず、ずっと現実を直視していました。
山吹茜が幻想を抱いているのはそれほど悪いことではないのですが、そのせいで山吹茜は現実や本当の自分を見えなくなりました。
イエローキーパーは問題のある男なのに、山吹茜は最後まで気が付かなかったです。
錫切夢子はずっと現実を直視しているから、彼女は打倒ドラゴンキーパーやレッドキーパーのためにいろいろな計画を立てていました。
今の錫切夢子は神具を持っている一人、グリーンキーパーと共闘関係を結ぶようになっています。
錫切夢子の計画はまだ成功していませんが、彼女はいまでも一歩一歩進めています。
山吹茜は過ちを犯しましたが、彼女は錫切夢子の秘密、神具、竜神エネルギーを知っているので、彼女は錫切夢子や戦闘員Dのために役立ちます。
もし山吹茜は特撮ドラゴンキーパー、特撮ドラゴンキーパーの悲願や忌まわしき実験のことを知っていれば、彼女の力で戦闘員Dを成長させることも可能です。
☆山吹茜が取れる最後の決定
山吹茜はずっとイエローキーパーに利用されていましたが、彼女に人生を変えられるチャンスが訪れました。
もし山吹茜が戦う意志を持っているのなら、もし山吹茜がイエローキーパーを討ち取りたいとまだ思っているのなら、これから彼女は戦闘員Dと手を組むべきです。
山吹茜は13年前から竜神戦隊に加入した一員なので、竜神戦隊や怪人において豊富な知識を持っていますが、今の彼女が必要な物は味方です。
一緒に怪人軍団を倒す味方ではなく、山吹茜が必要なのはともに竜神戦隊やドラゴンキーパーを倒す味方です。
竜神戦隊が長い間世界を牛耳っていた結果、今の山吹茜の味方になってくれる人間は三人います。
戦闘員D、錫切夢子とグリーンキーパーです。
錫切夢子とグリーンキーパーは当然大きな戦力になりますが、あの二人は今頃すごく忙しい上に、あの二人には山吹茜の力がいらないのです。
今山吹茜の近くにいる上に、山吹茜の力が必要なのは戦闘員Dだけです。
戦闘員Dはただの戦闘員ですが、山吹茜の知恵や発明品などがあれば、すぐに成長できる可能性は高いです。
山吹茜は才能のある人間なので、怪人軍団へび「巳」のマガディアのいる幻想の世界の中でも戦闘員Dの役に立てます。
以上が今回の記事の内容でした、最後までご覧いただき、誠にありがとうございます。