出典:春場ねぎ(著)戦隊大失格第16話
戦闘員Dはいまだに気づいていませんが、ドラゴンキーパーの一人、ピンクキーパーはいつも彼の近くにいます。
ピンク部隊はケア専門の部隊で、戦闘員Dが直接ピンク部隊と接触したことがないから、戦闘員Dはピンクキーパーに興味を抱いていなかったのです。
戦闘員Dにとってピンクキーパーはどうでもいい存在ですが、ピンクキーパーは積極的に戦闘員Dに近づいています、なぜならピンクキーパーは桜間日々輝の実の姉なのです。
ピンクキーパーにとって戦闘員Dはかわいい弟ですが、真実が判明される日はいずれ訪れます。
そこで今回はピンクキーパーについて考察してみたいと思います。
☆唯一の女性ドラゴンキーパー
ピンクキーパーの本名は桜間世々良、桜間日々輝の実の姉であると同時に彼女はピンク部隊の頂点に立っている人物です。
竜神戦隊においてピンクキーパーは唯一の女性ドラゴンキーパーですが、その活躍や人気は男性のドラゴンキーパーにも負けません。
圧倒的な強さ、誇れる美貌や豊満なスタイルを持っているピンクキーパーは男性でも、女性でも異常に人気があります。
レッドキーパーほどの影響力はありませんが、ピンクキーパーのファンは信じられないほど多いです。
桜間日々輝はいつも怪人とともに暮らしたいと思っている変人で、誰も彼に近づきたくないから、桜間日々輝の友達は少なかったのです。
ですが、ピンクキーパーが近くまで来たのを知った途端、誰もが桜間日々輝の友達だと名乗りました。
男性隊員にとってピンクキーパーは憧れの存在です。
ピンクキーパーが姉であることを桜間日々輝は隠すつもりがなかったのですが、戦闘員Dはパイロンの巣に到着した時、すぐにノートパソコンを壊したから知る術をなくしたのです。
☆両脚が使えないドラゴンキーパー
戦闘員Dが桜間世々良をピンクキーパーだと思わなかった理由は一つ、あります。
それは桜間世々良が両脚を使えない女性で、移動する時は車椅子が必要だからです。
戦闘員Dが最初に桜間世々良に出会った時、桜間世々良は車椅子を使っていたので、彼女は重傷で、前線で活躍できない隊員だと戦闘員Dは勝手に思いこんでしまったのです。
そのため、戦闘員Dはどんな状況にいてもピンクキーパーの力を借りようと思わなかったです。
変身しなければ、桜間世々良は確かに動けないのですが、ピンクキーパーに変身した途端、足は使える状態にかわります。
戦隊大失格の中にある竜神の力は偉大な物で、素質のある者に力の一部を与えることができます。
桜間世々良は素質があったから、竜神の力を借りることができて、変身した時は鍛えていた脚の力を完全に発揮することもできます。
戦闘のためでなくても、変身すれば桜間 世々良は足を使えますので、会議に参加することやテレビCMの撮影をすることも可能です。
出典:春場ねぎ(著)戦隊大失格第45話
☆ペルトロラを憎むドラゴンキーパー
ピンクキーパーは怪人軍団の幹部のペルトロラを死ぬほど憎んでいるドラゴンキーパーです。
ペルトロラは怪人軍団の幹部だから憎んでいるわけではありません、ペルトロラを恨んでいる理由は他にあります。
ペルトロラはピンクキーパーの両親を殺して、彼女の足をつぶした犯人なのです。
地上人の神になりたかったペルトロラはいつも宣教活動を行っていました。
ちょうどピンクキーパーの両親は思想が激しい者で、ペルトロラが神であることを簡単に信じてしまったのです。
そしてある日ペルトロラは信者達の命を奪い、事故で幼かったピンクキーパーの足をつぶしました。
その日はピンクキーパーにとって最悪な日で、幸い初代のブルーキーパーが到着したからペルトロラを撃退しました。
それ以来、ピンクキーパーはペルトロラに復讐できるように準備をしていました。
☆ピンクキーパーの実力
ピンク部隊は最前線で戦うような部隊ではないので、ピンクキーパーがいままで戦った回数は一回しかありません。
それは第45話の時で、ピンクキーパーはペルトロラを宇宙まで蹴り飛ばしました。
その戦いにピンクキーパーは全力を出さなかったのですが、ピンク神具の力を使いました。
ピンク神具にまだ判明されていない部分は多いのですが、おそらく両脚が使えるようになると同時に体の強化を受けることができます。
ピンクキーパーと戦った回数は少ないのですが、別の領域で彼女はいつも凄まじい成績を得ています。
ピンクキーパーのインスタグラムのフォロワーは一千万を超えています。
戦闘員Dの上司であるグリーンキーパーはたったの三千人です。
レッドキーパーほどの強さを持っていなくても、これほどの人気や支持を得ていれば、ピンクキーパーは誰から見ても最強の女ヒーローです。
☆桜間日々輝との関係
民衆には知られていませんが、このことに気づいている隊員は多くいます。
実は、男性の憧れであるピンクキーパーは重度のブラコンなのです。
ピンクキーパーは基本的にどんな時でも自分の弟のことしか考えていない女性で、弟に会うたびにピンクキーパーはすごく、すごく興奮します。
ピンクキーパーは弟の写真を集める習慣もあるのですが、おかしなことに、ピンクキーパーはいまだに弟の正体を見破っていません。
戦闘員Dの擬態能力は優秀な物ですが、性格、知識やしゃべり方などをまねすることができないので、すぐに違和感に気づいた隊員は実際にいました。
桜間日々輝の性格が急激に変わったのに、桜間 世々良は怪しむどころか、今の弟のことをすごく気に入っています。
戦闘員Dと話す度に、桜間 世々良の顔はいつも赤くなりますので、演技をしている可能性は低いです。
戦闘員Dはすごく単純な男ですが、行動力は非常に高いです。
桜間 世々良だけではありません、誰もがどんな時でも命を懸けて戦える今の桜間日々輝を気に入っています。
☆戦闘員Dを討伐する可能性
今の桜間日々輝が怪人軍団の戦闘員である事実を知った時、桜間 世々良は間違いなく非常に怒るでしょう。
戦闘員Dをすぐに殺したいほど怒っていると同時に、ピンクキーパーの心はおそらくすごく動揺します。
弟が憎き戦闘員であることはピンクキーパーにとって許せない事実ですが、今の弟の方が魅力的に感じていることも事実です。
もしピンクキーパーが元の弟に満足しているのなら、今頃弟が別人であることに気づくはずです。
ですが、ピンクキーパーは気づかずに、逆に惚れてしまいました。
普通に考えれば姉が弟と結ばれることは当然できないことですが、戦闘員Dの擬態能力があれば、ピンクキーパーの恋は果たせます。
桜間 世々良が少しでも戦闘員Dのことを認めれば、彼女はいつでも弟の顔を見られる上に、結ぶことも可能です。
真実を知った時、桜間 世々良はすごく怒りますが、実際に戦闘員Dに手を出す可能性は低いです。
以上が今回の記事の内容でした、最後までご覧いただき、誠にありがとうございます。