出典：藤本タツキ（著）チェンソーマン第145話
「チェンソーマン第二部」第145話の中で、日本の最大の組織、公安は圧倒的な勝利を手に入れました。
新生組織のウェポンズの代表、バルエムが突然現れたことに三船フミコやデンジは非常に驚きましたが、それでも問題は一瞬で解決されました。
公安には三船フミコや吉田ヒロフミだけではなく、クァシンやサムライソードなどの強い存在もいるので、邪悪なウェポンズを潰すのは簡単なことでした。
バルエムは自分の計画に自信があったのですが、それでも彼や彼の仲間たちは公安の敵ではなかったです。
クァシンやサムライソードだけではありません、ウェポンズが起こした茶番の中で吉田ヒロフミもすごく活躍しました。
三鷹アサがどれほど成長していたとしても、吉田ヒロフミは一瞬で彼女の腕を切り落としました。
デンジがチェンソーマンをやめられるように公安は必要以上の準備を整えましたので、世界平和チェンソーマン協会やウェポンズが勝つのは不可能です。
それではこれから最新話の感想や徹底考察をお届けいたします。
最新話感想
ヒーローとして活躍している間に、三鷹アサや戦争の悪魔は成長して、多くの悪魔を討伐しました。
積み上げていた功績のおかげで、三鷹アサは超有名人になりましたが、それでも彼女には一つ大きな弱点がありました。
それは武器の準備に時間がかかることです。
たとえ三鷹アサがどれほどの胆力を身に付けたとしても、たとえ戦争の悪魔がどれほど戦いに慣れていても、武器がなければあの二人は何もできません。
三鷹アサや戦争の悪魔の強さは武器によるもので、武器があれば、あの二人は確かに強いです。
ですが、あの二人はそれ以外の特殊能力がないので、武器がなければ戦うことすらできないのです。
武器を作るのは難しいことではないのですが、三鷹アサが作る武器は長く維持できないので、一発や二発程度で武器は崩れます。
そのせいで三鷹アサや戦争の悪魔は戦う度に新しい武器を作らなければなりません。
それが唯一の手段ですが、武器ができるまで三鷹アサや戦争の悪魔は何もできないので、敵に攻撃されるだけです。
武器ができる前に吉田ヒロフミは凄まじい速度で攻めに行ったから、三鷹アサは何もできず腕一本を失いました。
これは強烈な一撃で、三鷹アサが何もしなければこのまま死ぬ可能性は高いです。
最新話徹底考察
☆バルエムが取れる行動
チェンソーマン第二部の最新話の第１４５話の中で、三船フミコを含めて、公安の人間たちはウェポンズの代表、バルエムを捉えました。
デンジが再びチェンソーマンになるように、バルエムは周到な計画を用意しましたが、それでもあっという間に負けてしまいました。
これから公安はバルエムを投獄して、尋問を始めるのでしょう。
圧倒的に不利な状況ですが、それでもバルエムが取れる行動は二つあります。
一つ目の行動、それは公安が捉えている悪魔たちと取引をすることです。
未来の悪魔を始め、公安は捉えた悪魔を収監して、契約し続ける癖があります。
正直、収監されている悪魔たちはそれほど強くないのですが、彼らの力があればバルエムが脱出することは可能です。
悪魔たちはバルエムに力を貸す義理がないのですが、武器の悪魔の一員である以上、悪魔たちはバルエムの指示に従うしかないのです。
それにバルエムには支配の悪魔という後ろ盾がいますので、普通の悪魔が断れるはずがありません。
二つ目の行動、それは正確な座標を飢餓の悪魔に伝えることです。
一人だけならバルエムが公安から脱出するのは確かに難しいですが、バルエムには飢餓の悪魔がついています。
たとえ公安がどれほど飢餓の悪魔を警戒していても、飢餓の悪魔は弱小悪魔を容易に支配できますので、これから飢餓の悪魔が人海戦術を展開すれば、バルエムを奪還するのは簡単です。
出典：藤本タツキ（著）チェンソーマン第145話
☆バルエムの敗北と飢餓の悪魔
ウェポンズの代表、バルエムはかっこよくデンジや三船フミコの前に登場しましたが、あっという間に負けてしまいました。
ソードマンや他の武器の悪魔は制圧されましたので、バルエムは敗北を認めるしかなかったです。
バルエムの敗北でウェポンズは大きなダメージを受けますが、飢餓の悪魔にとってはそうでもありません。
バルエムはこれから公安により投獄されますが、飢餓の悪魔はこの敗北で多くのメリットがあります。
バルエムの失敗で飢餓の悪魔が得た大きなメリットは二つあります。
一つ目のメリット、それは公安の隠し玉を知ったことです。
飢餓の悪魔にとって公安は最大の敵で、公安を潰すためにまず公安のことを知らなければなりません。
飢餓の悪魔が正義の悪魔や戦争の悪魔を投入し続けても、公安は隠し玉を見せないのですが、バルエムやウェポンズの問題に公安は隠し玉を使うしかありません。
なぜならバルエムやウェポンズは一般人にとっては脅威だからです。
クァシンやサムライソードは確かに強い敵ですが、情報があれば、飢餓の悪魔が彼らを倒すのは可能です。
二つ目のメリット、それは公安の内部を知ることです。
バルエムは確かに公安の手に落ちましたが、考え方を変えれば、飢餓の悪魔はバルエムを通して公安の内部を攻められます。
飢餓の悪魔は先代の支配の悪魔、マキマよりもやばい悪魔なので、いかれていることを考えているのはほぼ間違いないのです。
☆三鷹アサが取る行動
チェンソーマン第二部の最新話の第１４５話の中で、新たなヒーロー、三鷹アサの右腕は斬られました。
飢餓の悪魔の誘いで三鷹アサはクソのような生活と別れて、人々を救うヒーローになりましたが、そのせいで三鷹アサは公安の敵になりました。
今の日本において公安は最も実力のある組織なので、公安に狙われてしまったら、三鷹アサは絶対に逃げられないのです。
右腕が斬られてしまった今、三鷹アサが取れる行動は二つあります。
一つ目の行動、それはすぐに飢餓の悪魔に連絡することです。
飢餓の悪魔にとって三鷹アサや戦争の悪魔は非常に重要な駒で、この二人を失うわけにはいかないのです。
三鷹アサが加入する前でも飢餓の悪魔は時々一瞬で三鷹アサのそばに現れてたので、あの状況でも三鷹アサを救うことは可能です。
飢餓の悪魔がすぐに現れて、緊急手当てを進めれば、三鷹アサは助かります。
二つ目の行動、それは降参することです。
公安の手に落ちるのは恐ろしいことですが、正直三鷹アサは最後まで戦う義理がないのです。
たとえ最後まで戦ったとしても、三鷹アサには何のメリットもないので、すぐに降参した方がいいのです。
三鷹アサは吉田ヒロフミの友だちなので、三鷹アサが降参すれば、吉田ヒロフミがこれ以上攻撃することはありません。
☆正義の悪魔と飢餓の悪魔
チェンソーマンの世界にはたくさんの悪魔が存在していて、謎に包まれている悪魔も非常に多いのですが、正義の悪魔はどの悪魔よりも謎が深いです。
チェンソーマン第二部のストーリーが始まってから、正義の悪魔が討伐された回数は非常に多いのですが、それでも次々に現れています。
悪魔は絶対に死なないとしても、正義の悪魔が復活した時間が短い上に、複数体の正義の悪魔が同時に存在しています。
これは非常におかしなことで、考えられる可能性は一つあります。
それは正義の悪魔が飢餓の悪魔に飼われていて、飢餓の悪魔のために多くの分身を作ったことです。
おそらくいままでの正義の悪魔は全部が分身で、本物はどこかに隠れています。
正義の悪魔にはどんな能力があるのかはわかりませんが、飢餓の悪魔により正義の悪魔はどんどん強くなっています。
何度も正義の悪魔を投入したことから、正義の悪魔が何度も三鷹アサの問題に突っ込んでいたことから、飢餓の悪魔の目的は正義の悪魔を進化させることだと考えられます。
正義の悪魔は討伐されるたびにどんどん強くなっていて、最後の（虫状態）はとんでもなく強かったです。
正義の悪魔がどんどん強くなっているのは信じられないことですが、正義の悪魔が次々に討伐されていく間に、飢餓の悪魔は皆の正義の心を煽っていました。
世界平和チェンソーマン協会が成立し、チェンソーマンをヒーローとして消費し続けていた結果、皆が持つ正義の心はとても大きかったです。
そしてこの理由で正義の悪魔はどんどん進化していて、進化するたびに新たな能力を得ていると考えられます。
公安の手により正義の悪魔は討伐されましたが、本体が本当にどこかに隠れているのなら、これからも再び進化を果たします。
以上が今回の記事の内容でした、最後までご覧いただき、誠にありがとうございます。
