出典：藤本タツキ（著）チェンソーマン第144話
「チェンソーマン第二部」第144話の中で、新たなヒーローが登場しました。
いままで人々を悪魔から守っていたヒーローはチェンソーマンだけでしたが、今は別のヒーローが誕生しました。
新たに誕生したヒーローは一人だけではなく、数人いますので、彼らは公安が用意したヒーローチームだと考えられます。
ヒーローチームの中にはあのサムライソードもいますので、これは実力のあるヒーローチームです。
実際、サムライソードは一人だけで再び現れた正義の悪魔を徹底的に潰しました。
公安が雇っているデビルハンターたちは役立たない人間たちですが、このヒーローチームは違います。
このヒーローチームがあれば、公安は確かにチェンソーマンことデンジの力を借りなくても、恐ろしい悪魔たちから人間を守れます。
それではこれから最新話の感想や徹底考察をお届けいたします。
最新話感想
これから始まるノストラダムスの大予言に備えて、公安は新たな武器を用意しました。
その武器の正体はまだ判明されていませんが、公安は既に強くて特殊な悪魔たちを数体集めて、ヒーローチームを結成しました。
ヒーローチームの仕事は非常にシンプルです。
公安や吉田ヒロフミはチェンソーマンのリストラを求めているので、ヒーローチームの仕事はチェンソーマンの代わりに人間を守ることです。
公安は昔から数えられないほどのデビルハンターを雇っていましたが、それでもチェンソーマンのように悪魔を討伐するのは無理でした。
デビルハンターたちはチェンソーマンほどの力を持っていない上に、彼らには恐怖という気持ちがありますので、悪魔討伐においてチェンソーマンより強いデビルハンターは存在しないのです。
ですが、武器の悪魔たちに属している特殊な集団ならば話は変わります。
武器の悪魔たちは恐ろしくて強い存在なので、彼らならばうまく人々を守れます。
そして武器の悪魔たちが公安の代わりに飢餓の悪魔を討つことも可能です。
最新話徹底考察
☆飢餓の悪魔の目的
ノストラダムスの大予言に備えるためとはいえ、飢餓の悪魔や偽チェンソーマンは明らかにおかしな道を歩んでいます。
世界平和チェンソーマン協会を支配している伊勢海ハルカは何の力も持っていない青年だとは言え、飢餓の悪魔や偽チェンソーマンは恐ろしいことを実行するほどの力を持っています。
飢餓の悪魔はノストラダムスの大予言を止めたいと思っているはずですが、彼女は今兵力を集めています。
どんな悪魔でも討伐できるほどの兵力、どんな国をも転覆するほどの兵力を飢餓の悪魔は集めています。
何の戦争のために準備しているのかは判明されていませんが、もしそこに支配の悪魔のナユタの力が加えられれば、飢餓の悪魔は恐ろしい軍隊を作れます。
飢餓の悪魔が兵力を集めている理由について一つの可能性が考えられます。
それは公安の力を消耗することです。
飢餓の悪魔は恐ろしい存在ですが、彼女にとっても公安や吉田ヒロフミは巨大な敵で、潰すために兵力を持たなければなりません。
これほどの兵力を隠していれば、公安は動き出しますが、現場には飢餓の悪魔や偽チェンソーマンの痕跡がないのです。
これから何が起きても、飢餓の悪魔や偽チェンソーマンは別の場所でゆっくり他の策を進められます。
出典：藤本タツキ（著）チェンソーマン第144話
☆飢餓の悪魔が取る行動
人間の世界において、どんな時代でも、どんな国でも武器を隠すのは重罪です。
隠している武器が多ければ多いほど、問われる罪は重くなります。
飢餓の悪魔は悪魔だから、人間の常識が通用しない可能性はありますが、これくらいのことを偽チェンソーマンは知っているはずです。
知っているのに、それでも偽チェンソーマンは飢餓の悪魔や世界平和チェンソーマン協会の行為に目を瞑っていました。
いままで問題はなかったのですが、どうやら公安は飢餓の悪魔の行動を把握しているようで、公安は最適なタイミングで飢餓の悪魔に重い一撃を与えました。
公安の一撃で飢餓の悪魔の計画や用意していた兵力は全部潰されたと言えますので、これから飢餓の悪魔がどんな反撃を用意するのかが気になります。
これから飢餓の悪魔が取る行動について一つの可能性が考えられます。
それは偽チェンソーマンを完全に起動させることです。
用意した兵力がバレて、公安に潰された今、飢餓の悪魔はもう隠す必要はありません。
これから偽チェンソーマンを起動して、世界や人間たちを混乱させれば、飢餓の悪魔は彼女の目的にたどり着けると考えられます。
☆全滅したバルエム小隊
チェンソーマン第二部の最新話の第144話の中で、バルエムが率いるウェポンズの小隊は全滅しました。
バルエムの策は見事なものですが、公安はバカな組織ではなかったです。
バルエムや飢餓の悪魔が戦争に備えていたように、公安もまたいろいろな準備を進めていました。
そして今回公安は彼らが用意した武器を披露して、バルエムに非常に強烈な一撃を与えました。
現時点においてバルエムはソードマンをも失いましたので、これから公安はすぐにバルエムの元へたどり着けます。
これだけでも十分厄介なのですが、バルエムのそばには三船フミコもいますので、バルエムを抑えるのは難しいことではありません。
これからバルエムが取れる対殺について一つの可能性が考えられます。
それは全力で逃げ出すことです。
バルエムがどれほど強くても、公安、吉田ヒロフミ、三船フミコや新しいヒーローチームと戦うのは無理なので、今はすぐに逃げるべきです。
幸い、現場には支配の悪魔のナユタがいますので、ナユタを拉致すれば、デンジにダメージを与えられます。
☆再び現れた正義の悪魔
たとえ討伐されたとしても、悪魔という生き物には死がありません。
人間の世界で殺された後、悪魔は地獄で蘇りますので、正義の悪魔が生きているのは当然のことです。
絶対に消えないとはいえ、蘇った正義の悪魔はどこかに隠れて、平穏な日々を過ごした方がいいのですが、正義の悪魔は再び人間と契約しました。
今回正義の悪魔が契約したのは世界平和チェンソーマン協会の人間で、今回もあっさりと討伐されました。
チェンソーマンの世界には様々な悪魔がいますが、正義の悪魔が人間世界で討伐された回数は三回で、非常に多いです。
何の特殊な力も持っていない正義の悪魔が討伐されるのはすごく当然のことで、長く生きられないことを正義の悪魔自身も気づくはずです。
気づくのに、それでも正義の悪魔は人間たちと契約し続けていました。
正義の悪魔が諦めていなかった理由について一つの可能性が考えられます。
それは飢餓の悪魔に操られていることです。
正義の悪魔は下級悪魔で、飢餓の悪魔が正義の悪魔を操るのは簡単なことです。
正義の悪魔は大した戦力にはなれないのですが、時間稼ぎや兵力集めにおいては最適です。
公安が未来の悪魔などを隠し続けているように、飢餓の悪魔が正義の悪魔を確保すれば、ある程度の兵力を保ています。
以上が今回の記事の内容でした、最後までご覧いただき、誠にありがとうございます。
