出典:藤本タツキ(著)チェンソーマン第136話
「チェンソーマン第二部」第136話の中で、デンジはすごく普通の高校生活を過ごしていました。
波瀾万丈な人生を過ごしていたデンジがこれほどつまらない、退屈な高校生活を過ごすのは久しぶりです。
デンジは幼い頃からずっとデビルハンターの一員として悪魔を狩り続けていて、高校生になったから彼はいつも悪魔の事件に巻き込まれていたので、デンジの生活に普通という物はいなかったです。
デンジがチェンソーマンとして悪魔を討伐し続けていたのは世界がチェンソーマンを求めていたからでしたが、今は誰もが彼の力を求めていないので、デンジはリストラされました。
三鷹アサが新たなヒーローとして活躍する今、デンジの力は更に必要なくなりましたので、これからデンジは毎日退屈な生活を過ごします。
それではこれから最新話の感想や徹底考察をお届けいたします。
最新話感想
吉田ヒロフミはチェンソーマンというヒーローの強さを誰よりも知っていますが、彼は誰よりもチェンソーマンのリストラを強く願っています。
吉田ヒロフミは高校生であると同時に、日本公安の人間でもありますので、彼の意志は公安の意志でもあります。
吉田ヒロフミや公安がずっとデンジをリストラにしたかった理由について二つの可能性が考えられます。
一つ目の可能性、それはデンジを解放することです。
デンジことチェンソーマンの力があったから公安はいろいろな悪魔を討伐できたのは事実ですが、公安はずっとチェンソーマンを頼っていたのも事実です。
公安はずっと強い悪魔をチェンソーマンに丸投げした上に、支配の悪魔のナユタをも彼に託したので、申し訳ないと思った公安がデンジに普通の生活を過ごさせることは可能です。
二つ目の可能性、それはチェンソーの悪魔を回収することです。
デンジが持っているチェンソーの悪魔の力はチート級の物で、それを回収できれば、公安は新たな戦士を用意できます。
デンジはいい人間ですが、彼は組織が扱いにくい人間でもありますので、デンジからチェンソーの悪魔の力を回収できれば、公安は別の人選を選べます。
最新話徹底考察
☆デンジの新たな生活
公安、世界平和チェンソーマン協会や日本の圧力により、これからデンジは普通の生活を過ごします。
デンジが本当に普通の女性と結べるかどうかはわかりませんが、このまま彼が負けたと認めれば、彼の人生は狂ってしまいます。
デンジは幼い頃から悪魔討伐の人生を始めていたので、彼はもう普通の生活に適応できないのです。
デンジがチェンソーの悪魔の力を最大限に発揮できたのは彼がいかれている頭を持っているからなので、いかれている限りデンジが悪魔に負けることはありません。
ですが、いかれている頭を持っている限り、デンジは永遠に普通に戻れません。
公安や世界平和チェンソーマン協会はデンジを解放したかったのですが、これでデンジの人生は完全に狂ってしまいます。
デンジは他人と交流できるコミュニケーション力がなければ、いい大学へ行けるほどの頭脳や頼れる大人の知り合いもいません。
チェンソーの悪魔の力があればデンジの人生は成り立ちましたが、それがなければ、デンジはもう何もできません。
出典:藤本タツキ(著)チェンソーマン第136話
☆チェンソーマンがいらない世界
チェンソーマンはずっと人のために戦っていましたが、それでも世界は彼を捨てようとしていました。
落下の悪魔事件の時、デンジはできるだけのことを尽くしましたが、それでも誰もが彼を普通に戻させたかったです。
デンジには悪いのですが、彼を普通に戻させるのは正解です。
デンジは確かにチェンソーマンとして悪魔を討伐し続けていましたが、彼は頭が狂っている上に、どんな組織にも属していません。
その上、デンジは他人と話し合うことができないので、世界にとってデンジは非常に制御しづらい人間です。
デンジは本物のヒーローに向いていないのですが、彼は唯一絶望しない、恐怖を感じない人間です。
悪魔という生き物が存在する限り、無力な人間が絶望や恐怖を感じるのは当然なことです。
ですが、頭がいかれているデンジは絶対に絶望や恐怖を感じないのです。
これはデンジの唯一のいいところで、デンジの悪魔討伐の最大の武器です。
三鷹アサを新たなヒーローにすることは間違っていませんが、三鷹アサは絶望や恐怖に立ち向かえる人間ではありません。
本当に恐ろしい悪魔が現れる時、チェンソーマンの力はどうしても必要です。
☆何かに気づくナユタ
支配の悪魔のナユタがこれから嫌な気配に気づく可能性は高いです。
日本公安の吉田ヒロフミのせいで、新たな女性が急にデンジに接近しました。
その女性は単に接近するだけではなく、実際にデンジに手を出しました。
デンジとナユタは恋愛感情ではないのですが、ナユタにとってデンジは彼女の所有物です。
所有物のデンジが奪われるのをナユタが我慢するはずがありません。
ナユタがデンジを奪い返すのは正解なので、彼女はデンジを解放しなければならないのです。
なぜならこれからデンジが淫らな生活に染まっていれば、彼は完全にチェンソーの悪魔の力を手放します。
デンジがチェンソーの悪魔の力を手放せば何も残らないので、ナユタはデンジを救わなければなりません。
☆デンジに迫った女性の正体
チェンソーマン第二部の最新話の第136話の中で、謎の女性がデンジに近づき、デンジに手を出しました。
デンジは悪魔討伐にすごく強いのですが、彼は女性への免疫力が全くないのです。
デンジには悪いのですが、普通の女性がデンジに惚れるはずがないので、その女性は普通の人間ではない可能性は高いです。
女性の正体について二つの可能性が考えられます。
一つ目の可能性、それは公安が用意した生贄です。
彼女はデンジが最も求めている物で、彼女ができればデンジは何でもします。
デンジをチェンソーの悪魔の力を手放せたいのなら、彼のために女性を用意することが最も効率的です。
これから女性の誘惑により、デンジが素直にチェンソーの悪魔の力を手放す可能性は高いです。
二つ目の可能性、それは飢餓の悪魔が用意した人間です。
日本公安だけではありません、飢餓の悪魔もデンジを人間に戻したいと思っています。
デンジが彼女を求めていることは誰もが知っていることなので、飢餓の悪魔は彼のために女性を用意した可能性はあります。
その女性は三鷹アサに似ていれば、飢餓の悪魔にも似ています。
顔は三鷹アサで、耳の部分は飢餓の悪魔にすごく似ています。
飢餓の悪魔は一回吉田ヒロフミといろいろ会話したので、その時にデンジの願いを知ったと考えられます。
以上が今回の記事の内容でした、最後までご覧いただき、誠にありがとうございます。