出典:藤本タツキ(著)チェンソーマン第128話
「チェンソーマン第二部」第128話の中で、落下の悪魔は自分の食材を奪い返すために、何度も何度もチェンソーマンと激しい戦いをしました。
三鷹アサや戦争の悪魔を食材として決めた時点で、落下の悪魔や地獄からの客は何があっても、誰が邪魔していても、三鷹アサのことを決して諦めません。
三鷹アサや戦争の悪魔を調理するのは簡単なことですが、チェンソーマンが邪魔してきたせいで、落下の悪魔の調理は完全に狂いました。
落下の悪魔でも、地獄から来た客でも今回の食事を完成させなければならないので、二人は地の果てまでもチェンソーマンから三鷹アサを奪い返します。
それではこれからチェンソーマン第二部の第126話の感想や徹底考察をお届けします。
最新話感想
三鷹アサは嫌な匂いをする女だとナユタはデンジに忠告しましたが、デンジは三鷹アサのことを結構気に入っているので、ナユタの忠告を忘れてしまいました。
ナユタは嫉妬しているから三鷹アサのことが嫌いになったと、デンジはそう思っているからナユタの忠告を忘れましたが、結果から見れば三鷹アサは確かに嫌な匂いがします。
戦争の悪魔の問題がなくても、三鷹アサはデンジの弱点を正確に攻撃できる女性です。
デンジは頭がぶっ飛んでいる男で、ほとんどの常識が彼に通用しないから、悪魔討伐においてほぼ無敵ですが、それでも彼には一つ大きな弱点があります。
デンジの大きな弱点、それは欲望に忠実すぎることです。
デンジは自分の欲望に忠実な男で、欲望がある限り彼は無敵ですが、その欲望が攻撃されれば、デンジの精神や心はダメージを受けます。
三鷹アサは非常に弱い女性で、一人では何もできないのですが、彼女は思ったことを全部はっきり話すタイプの女性です。
ほとんどの攻撃にも耐えられるデンジでも、気になっている女性の本音を聞いてしまったら、精神や心は動揺します。
自分の欲望を隠さずに全部女性に話したデンジは悪いことをしましたが、ノーフィルターで思っていることを全部話した三鷹アサも同じです。
もし三鷹アサが少しでも嘘をつけてくれれば、彼女やチェンソーマンは既に落下の悪魔の能力から突破できたのです。
最新話徹底考察
☆プレッシャーがある食事
落下の悪魔は地獄から来た客のために美味しい料理を用意しますが、その料理を食べるのは楽なことではないのです。
落下の悪魔の料理を食べるのに一つ重要なルールがあり、そのルールを破れば、地獄から来た客でも、落下の悪魔は最恐の敵と化します。
守らなければならないルール、それは落下の悪魔が用意する料理を全部食べることです。
簡単に守れるルールですが、何かのトラブルが入って来た時、難易度は急激に変わります。
今回はチェンソーマンがそのトラブルです。
三鷹アサは死を望んでいる女性だから落下の悪魔が彼女を料理するのは簡単なことですが、チェンソーマンは三鷹アサを助けるために何度も何度も邪魔してきました。
チェンソーマンが三鷹アサを守っている限り、落下の悪魔は三鷹アサを奪い返すのは難しいです。
時間が経てば経つほど、落下の悪魔の調理時間は終わってしまい、地獄から来た客は料理を完食できません。
そしてその時、落下の悪魔は地獄から来た客を殺しに行きます。
そして調理が終わらない限り、三鷹アサを食べようとする悪魔は逆に落下の悪魔に討伐される可能性はあります。
出典:藤本タツキ(著)チェンソーマン第128話
☆戦争の悪魔の気持ち
戦争の悪魔はチェンソーマンのことが大嫌いなのに、三鷹アサは再びチェンソーマンに救われました。
チェンソーマン第二部第104話の時、戦争の悪魔はチェンソーマンに救われたことをすごく悔しがっていました。
最大で最も憎たらしい敵に救われることを、戦争の悪魔は恥だと思っています。
戦争の悪魔は何があってもチェンソーマンに救われたくないのですが、前回と同じチェンソーマンの力がなければ、三鷹アサはとっくに死んでいたのです。
今回落下の悪魔との戦争で、戦争の悪魔は一つ重要なことを理解できたと思います。
それは三鷹アサが戦闘に向いていないことです。
戦争の悪魔が三鷹アサを諦めることはないと思いますが、三鷹アサは戦いにおいて少しも役が立たないのです。
生きたい欲望がない上に、すぐにでも恐怖を感じてしまうので、彼女がチェンソーマンを討伐できるはずがないのです。
☆勝利の条件
デンジがどれほど戦っていても、落下の悪魔との戦いに終わりが見えません。
落下の悪魔は恐怖の名を持つ悪魔なので、彼女を確実に討伐するのは難しいです。
そしてデンジは戦いながら次の行動を考えるような男ではないので、いつになっても落下の悪魔を攻略する方法を見つけられないのでしょう。
時間が経てば経つほど、チェンソーマンが勝つのが厳しくなりますが、幸いなことに偽チェンソーマンは勝利条件をチェンソーマンに伝えました。
今回の戦いの勝利条件、それは朝まで逃げきることです。
どうして朝まで逃げる必要があるのかは説明されていませんが、とにかく今のチェンソーマンはやるべきことがありました。
三鷹アサを朝まで守り切ることはそれほど難しいことではないので、チェンソーマンや三鷹アサが勝利を手に入れる可能性は高いです。
☆焦り出す虫型悪魔
偽チェンソーマンの助言をくれたおかげで、これからチェンソーマンは何があっても三鷹アサを死守するはずです。
そうなれば、落下の悪魔が料理を始められないことで虫型悪魔はすごく焦るでしょう。
虫型悪魔は地獄から来た悪魔なので、チェンソーマンを恐れていないのですが、落下の悪魔だと話しは変わります。
落下の悪魔は恐怖の名を持つ悪魔で、チェンソーマン以外は誰もが彼女を恐れています。
虫型悪魔は何としても三鷹アサを調理しなければならないので、これからは発狂するようにチェンソーマンに襲い掛かるのでしょう。
ですが、それで三鷹アサを奪えるとは限りません。
チェンソーマンや偽チェンソーマンが協力し、もしくはチェンソーマンが新たな戦力を借りれば、戦況は一気に変わります。
落下の悪魔や虫型悪魔は人類の敵なので、チェンソーマンに力を貸してくれる者は少なくありません。
☆デンジが勝つ方法
勝利への道を見つけましたが、本当に勝利を得られるかどうかは別の話です。
デンジことチェンソーマンが生き延びることは簡単ですが、問題は三鷹アサです。
三鷹アサはコミュニケーション力が非常に低い女性なので、この先もう一度チェンソーマンの心にダメージを与える可能性は高いです。
チェンソーマンがもう一度落下の悪魔の能力に落ちてしまえば、今度こそ脱出できない可能性があります。
勝つためにデンジは有効な方法が必要で、その方法について二つの可能性が考えられます。
一つ目の可能性、それはすぐにナユタの方へ向かうことです。
三鷹アサが何もせずに黙っていれば、朝まで耐えるのは簡単なことなので、今すぐに彼女の思考や行動を支配すべきです。
虫型悪魔や落下の悪魔は必死で襲い掛かりますが、チェンソーマンならば一対二でも勝つ可能性はありますので、三鷹アサが黙っていれば希望は見えてきます。
二つ目の可能性、それは偽チェンソーマンの協力を得ることです。
チェンソーマンは物事を深く考えない男なので、自力でこの状況を突破するのは厳しいです。
ですが、チェンソーマンが偽チェンソーマンと一時的に協力関係を結ぶことができれば、話は変わります。
三鷹アサを守るにしろ、落下の悪魔や虫型悪魔と戦うにしろ、デンジは一人でも戦力が必要です。
以上が今回の記事の内容でした、最後までご覧いただき、誠にありがとうございます。