出典:藤本タツキ(著)チェンソーマン第116話
「チェンソーマン第二部」第116話はデンジや三鷹アサのデートが描かれる一話です。
デンジや三鷹アサのデートは元々破綻していたのですが、二人が深く交流をしたおかげで、デートは無事に再開できました。
いまだに皆は水族館から出られないのですが、デンジや三鷹アサが仲直りできたことは何よりです。
水族館の中にある部屋でデンジと交流し冷静になった後、三鷹アサは水族館から出られる秘策を思いつきました。
それではこれからチェンソーマン第二部の116話の感想や徹底考察をお届けします。
最新話感想
永遠の悪魔が襲ってきたせいでデンジや三鷹アサのデートは一旦中止したのですが、最新話の第116話でデートは再開しました。
永遠の悪魔の能力はとても厄介で、メンタルの弱い人間であれば頭がおかしくなります。
永遠の悪魔は防ぐことができない優秀な能力を持っていますが、残念ながらデンジには効果がありません。
デンジは元々物事を深く考えない人間で、永遠の悪魔を一度討伐した経験がありますから、デンジは少しも恐怖を感じていません。
恐怖を感じていないから、デンジは動揺せずに三鷹アサと会話することができて、仲直りができました。
三鷹アサが思いついた策のためとはいえ、デンジは三鷹アサと一緒に水族館でお金を盗みながら満喫していました。
デンジとのデートに三鷹アサはすごく笑っていましたので、三鷹アサが楽しんでいることがわかります。
三鷹アサとデンジがカップルになれるかどうかはわかりませんが、今の二人はもう友達です。
最新話考察
☆デンジがお金を貯める目的
チェンソーマン第二部の最新話の第116話でチェンソーマンことデンジがお金を貯める目的が判明しました。
三鷹アサはデンジがどんな時でもお金を集める行為をすごく嫌だと思っていて、軽蔑しましたが、デンジの目的を知った時、三鷹アサは驚きました。
デンジは自分の私欲のためではなく、生まれ変わった支配の悪魔、ナユタが大学へ行けるようにお金を貯めています。
今のデンジはナユタの面倒を見る必要や余裕がないのですが、それでもデンジはナユタの人生を変えたかったのです。
デンジと同じ過激な人生を過ごしていた三鷹アサはデンジの目的を聞いた後、糞みたいな人生を変えたい気持ちを理解しています。
理解しているから、三鷹アサのデンジを軽蔑する気持ちがなくなりました。
出典:藤本タツキ(著)チェンソーマン第116話
☆デンジへの態度
永遠の悪魔の能力によって水族館から出られないことは最悪なことですが、見方を変えれば水族館から出られないことにもいいこともあります。
水族館から出られない状態で、三鷹アサはデンジとたくさん交流したから、三鷹アサのデンジへの態度は明確にかわりました。
デンジと仲良くなれば彼を武器に変形させることは不可能ですが、三鷹アサはユウコ以外の友達ができました。
ケコピー事件以来、三鷹アサは友達がなくて、学校ではクラスメイトにいじめられる生活を過ごしていました。
これから三鷹アサが普通の友達を作れる可能性は低いのですが、デンジが友達になってくれれば、糞みたいな学校生活はかわります。
そしてデンジは吉田ヒロフミの友達なので、三鷹アサは吉田ヒロフミと仲良くなることもできます。
☆永遠の悪魔への対策
永遠の悪魔は人間を空間に閉じこめる能力を持っていると同時に、心臓を隠すこともできます。
永遠の悪魔がずっと心臓を隠していれば、水族館の中でその心臓を見つけ出すことは不可能と言えます。
水族館は他の場所と違って、永遠の悪魔が隠れられる物が多い上に生き物も非常に多いのです。
水族館の中に隠れている永遠の悪魔を見つけ出せる効率のいい方法があります。
それは水族館を容赦なく壊すことです。
水族館は隠れやすい場所ですが、ホテルなどと違って壊れやすいのです。
これから水族館の中にいる全員が力を合わせて水族館を壊せば、永遠の悪魔は姿を現わすしかありません。
そしてその時、チェンソーマンはすぐに討伐できるでしょう。
☆三鷹アサが思いついた秘策
チェンソーマン第二部の最新話の第116話の中に三鷹アサは水族館から出られる秘策を思い付きました。
詳細を三鷹アサはデンジに伝えていないのですが、水族館の内部を壊す可能性は高いです。
心臓を隠せる永遠の悪魔を見つけ出すことは非常に大変で、多くの時間が必要はあります。
永遠の悪魔を見つければ討伐できますが、デンジや三鷹アサだけで永遠の悪魔を見つけるのは無理と言えます。
そうなればデンジや三鷹アサができることは一つだけあります。
それは水族館の内部を壊すことです。
三鷹アサがうまく水族館を武器化できれば、巨大な武器が作られます。
そしてその武器を水族館に穴を開ければ、全員外へ出ることが可能です。
出典:藤本タツキ(著)チェンソーマン第116話
☆チェンソーマンが姿を現わす可能性
永遠の悪魔を討伐するにはチェンソーマンの力が必要なのですが、三鷹アサが秘策を思い付いた今、デンジがチェンソーマンに変身しなくても水族館から出られる可能性はあります。
チェンソーマンはどの悪魔も怖っている存在で、永遠の悪魔もチェンソーマンを恐れているから姿を現わさなかったのです。
永遠の悪魔の能力で閉じこまれていることにデンジは何も思っていませんが、時間が長引けば長引くほどデンジの生活は難しくなります。
いくら食材があったとしても、水族館から出られることは非常に大事で、三鷹アサの秘策を使うしかありません。
三鷹アサの秘策が成功するかどうかはわかりませんが、たとえ失敗したとしてもチェンソーマンはいますので、永遠の悪魔に負けることはありません。
☆三鷹アサの狙い
三鷹アサの目的はおそらく水族館の一部を武器にして、内部から壊すことですが、彼女は変な行動を取りました。
それはデンジとともにお金を盗んで、水族館を買ったことです。
普通に考えれば高校生が水族館を変えられるわけがないのですが、三鷹アサはそれでも自分に催眠をかけました。
その理由は一つだけで、それは水族館を自分の物だと認識することです。
理性を抑えて、水族館を完全に自分の物だと思い込めば、水族館の一部、もしくは水族館全体を武器にすることは可能です。
三鷹アサの能力は自分の物であれば何でも武器化できますので、水族館を武器化することは可能なはずです。
デンジと共に水族館の中にあるお金を盗んだのは水族館を買うためですが、もう一つの理由が存在していると思います。
それは少しでも罪悪感を増やすことです。
三鷹アサは正しいことと悪いことをちゃんと分けている女性なので、他人のお金で自分の物を買うことに罪悪感はあるはずです。
その罪悪感が強いかどうかはわかりませんが、罪悪感があった時点でマシな武器ができます。
水族館を武器に変形できると言っても強なければ意味はないので、マシな武器が必要です。
以上が今回の記事の内容でした、最後までご覧いただき、誠にありがとうございます。